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開発秘話 Archive

「フェイ・イェン・ザ・ナイトについて、今回も開発担当が色々語ります!」

今回は前回バイパーIIに引き続きコトブキヤ・開発担当青木に開発者視点からのフェイ・イェン・ザ・ナイトについて聞いてみました!

Q1:原型を受け取ったときに思ったこと(開発者として・個人的に)
A:第一印象はロボなのに身体や足のラインなど女の子的な部分が多く、素直にかわいいの一言でした。

Q2:製造分割(パーツ分割)時、特に気をつけた点は?
A:分割では全体のサイズも小さく、関節の強度が心配だった為、手足の分割は出来るだけシンプルに分け、特徴的な頭とスカート部分は、なるべく設定の配色に合わせる様に心がけました。

Q3:製造分割時、大変だった点は?
A:今回頭を悩ませたのは、スカートとテイル・フランジャーの分割でした。
正面に見えるピンク色の部分ですが、デザインでは1パーツになっていますが、さすがに金型で再現する事は出来ず、再現する為に、5パーツに分け組み合わせる事で再現しました。
フランジャーに関しては、展開時に内側に見えるイルミネーション部分は分割必須の箇所だったのですがパーツが薄く、分割に難がありそうな部分でしたが、図面上でパーツの厚みを増す等微調整し、クリアパーツにする事が出来ました。
   
Q4:製造分割的な見所を教えて!
A:今回はサイズも小さく、いつものような設定にあわせた分割をするのが難しかった為、キャラクターのイメージを損わないよう配色になるように心がけました。
例を挙げると、カカトの黄色い楕円形のパーツがあります、これは周りの白い部分と一体パーツにする事は可能でしたが、それをしてしまうと、下半身に黄色い部分が無くなってしまい、組み立てた時に全体的な配色のバランスが悪くなってしまうので、アクセントを入れる意味もあり、あえて分けています。

Q5:テストショット修正中に気をつけた点、大変だった点は?
A:分割の話でも触れていた、スカート、テイル・フランジャー周りの勘合には手を焼きました。
スカートは組み合わせる部品が多く、各パーツで影響しあい、隙間が出来たりしていたので、原因を見つけるのも一苦労でした。
テイル・フランジャーも展開パーツには多数のパーツが組み合わさる部分なので、従来の接続方法ではうまく勘合が作れず、結局クリアパーツにピンを付ける方式に変更しました。

Q6:これから商品を手にする皆さんに何か一言!
A:最近巷で流行のロボ娘ですが、その走りとも言えるこのフェイ・イェン、ゲーム中のヒップアタックや、いつの間にか定番になってしまった女の子座りなど、ロボ娘の魅了を十分に引き出せるキットとなっています。
ぜひ手元に置いていただき、愛でてあげていただければと思っています。

今回も上記以外でも色々苦労をかけさせました・・・。開発の苦労と愛の篭った一品、是非お手にとって見てください!!

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「フェイ・イェン・ザ・ナイト発売直前!パッケージが届いたよ」

今回はコトブキヤ・野内より、「1/100 RVR-14 フェイ・イェン・ザ・ナイト(DNA SIDE)」パッケージについてです。

ついにフェイ・イェン・ザ・ナイトのパッケージ・サンプルがやってきました。

今回もセガ・森康浩氏の描き下ろしハイエンドCGが目印です。
う~ん、素晴らしい。
コトブキヤ制作の人間からも「この箱絵は今までのコトブキヤプラキットの中でも一番の出来ですよ」と絶賛していました。
(そんな事初めて言われたので吃驚しました。いかにも動き出しそうなカットがツボにきたようです。)

側面の口絵も別レンダリングのCGを描いていただきました。
今回はフェイ・イェンの・・・のようなひかえめな箱の厚みです。
これなら複数個レジに持っていっても安心です!(笑)

側面二面

機体説明とゲーム説明。ゲーム内画像はセガ様に何枚か撮っていただき、コトブキヤサイドで選定しています。
○○といえばコレだよね!が多すぎて毎回選定に苦労します。

反対側は完成品写真とアップカット、素組み画像です。
こちらも製品としてのウリをアピールするカットを考えます。
今回はお座りギミック搭載!、テイル・フランジャー再現!なので選定は楽でした。

箱の中身です。
夢が詰まっております。はい。

ランナー一覧。
思ったより多いです。特にクリアパーツのランナーが大きいですね。テイル・フランジャーの複雑さが分かります。

デカールです。
肩のラインや腹部の黄色ラインがデカールでも再現可能です。

インストです。こちらも描き下ろしのハイエンドCGです。
中のCGも描き下ろしですがこちらはお買い上げの上ご覧ください。

ついに悲願のプラモデル化がされたフェイ・イェン・ザ・ナイト。是非手に入れてください!

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「10/80sp・商品化への道~完成見本・塗装編~」

監修は楽しみでもあり、真剣勝負の場でもあるのです…。

森/と、言う訳で原型が出来たら次の工程は、金型製作と完成見本用の塗装品製作の2ラインに分かれるわけだけど。

野/はい、原型は工場へ送って、完成見本は原型の複製品を塗ります。要するにレジンキャスト製のガレージキットみたいな物ですね。

森/個人的にはレジンの方が馴染みが深くて、懐かしくもあり…。あのキシレン臭、サフの甘い匂い。なにもかも懐かしい…。

野/森さん?大丈夫ですか?

森/あ?ああ、うん大丈夫だ。で、今日は何の話をするんだっけ?

野/原型が出来たので、次の工程ですよ。金型か塗装か。

森/じゃあ、今回は塗装の方にしようかね。まぁ、10/80spがどんな色か、っていうのは過去の資料を見れば一目瞭然なわけだけど、10/80spに限らず、このシリーズでは毎回色指定をきっちりやってるわけですよ。

野/はい、デザイン用のカラーチップやハイエンドCGモデルのレンダリング画像を紙へ出力したものを頂いてます。

森/そうそう、カラーチップもそのものズバリな色があるわけじゃないから、「この色とこの色の中間で」とか「この色の彩度を少し落とした感じで」とかね。実際に来てもらって、顔を合わせて相談や指示をさせてもらってるよね。

野/そうですね、実際に紙やチップを見ながら説明して頂いているので分かりやすいです。

森/そうなんだよ。この紙やチップっていう現実に有るものに置き換えるのが、実は凄く大事でね。今のご時勢、メールで画像を送ってやりとりすれば楽なのに、と思うかもしれないけど、パソコンのモニターって、意外と色の設定がまちまちで、自分のモニターで見えてる色が他のモニターでも同じに見えるか、って言うところに確実性が無いんだよ。だからわざわざ出力したりして、確実な「物体」を基準としてやりとりしてるんだよね。あと、ネット社会になり、顔を合わせなくてもなんとなく物事を進められるようになって、その中で置き去りにされつつある「実際合ってコミュニケーションする」ということの重要性も訴えたいんだよ!

野/こ、こんなプラモの紹介ブログで、そんな深いテーマを!?

森/すまん、それはちょっとウソだ。言ってみたかっただけだ。

野/すいません、分かりにくいです、それ。…で、話を戻して、そうまでして色を決めても、まだ決定稿ではないんですよね。塗装品監修でリテイクも出ますし。

森/ごめんね~。やっぱり、15cmくらいの立体物になった時の「色の映え方」っていうのもあるからさぁ。「う~ん、悩んだ末の指定だったけど、やっぱり濃すぎたか…」とか「この色、意外と立って来ないなぁ」とかね。

野/CGでのRGBをそのまま塗料にしてもダメな時もありますよね。ですから前にも言ってましたけど、そういう修正を経てプラモデル用に色をコンバートしていくって事ですね!

森/そう前向きに捉えてもらえるとありがたいわ。というわけで、塗りあがった完成見本がこちら。

野/お互いにしっかり考えて、きっちり工程を経て、手間をかけたんですが、いかんせん地味ですね…。

森/まぁそう言うな…この地味なところが「味」なんだから。

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「フェイ・イェン・ザ・ナイト パッケージアートについて」

あなたもセガの森氏と戦ったかもしれませんよ…?

 少しは慣れてきたとはいえ、パッケージアートの製作は毎度頭を悩ませます。商品のパッケージとしてふさわしい絵とはどんなものか…メカであり、とびきりカワイイ14才の女の子であり、剣士でもあるというフェイ・イェン・ザ・ナイト。
まずは頭の中であーでもないこーでもないとイメージをこねくりまわします。イメージをある程度固めたら実際にCGモデルにポーズをとらせてみるのですが、「これはどっちかというとエンジェランのイメージだなぁ…」と思ったりして、収まりのいいポーズが出来てもあっさりボツにしたりして、ちっとも完成形が見えてきません(泣)
と言う訳で、より強固にイメージを固める為に普段使わないフェイでランクマッチに赴いて、あっさり返り討ちにあったり、その強さを再確認したり、敵として対峙する時も「キミはどんなコなんだい?」と愛機アファBで近接戦を挑んで、ヒップアタックを喰らってみたり…でも、あれでとどめを刺されると何だか幸せな気持ちになるから不思議(笑)
そんな風に遊んで…もとい研究して、様々なフェイ・イェン・ザ・ナイトと出合ってイメージを固める事ができました。
対戦して下さったみなさん、ありがとうございます!役に立つなぁ、360版オラタンは(笑)

「やっぱりフェイは元気でなきゃ!」、媚びるのではなく、作ろうのでもなく、何気ない動きの中の一瞬一瞬が自然と輝きを放つような若々しさ。次にどんな行動をとるのか予測不可能。そんな(自分にとっては難しい)テーマを元に今回の絵を作ろうと決めました。
ランクマで出会った、とびきり元気なフェイ。こちらの近接主体の戦いに乗ってくれて、くるくると踊るように近接を打ち合ったかと思えば、遠くから、また近くから迷い無くハートビームを飛ばしてきます。そんな自由奔放なフェイを思い出しながらポーズをつけていきます。今回は、いかにもな決めポーズにしたくなかったので、それもまた自分でハードルを上げてますが、そんなこんなで出来上がったのが今回の絵です。

駆け寄って来ているようにも、ブレーキをかけた時のようにも、これから攻撃にうつるようにも、逃げ出す直前にも見えるような、重心がはっきりしない絵となりましたが、自分では気に入っています。ポイントは足の裏を見せたところです。なんだか、どうしても見せなきゃいけない気がしたのです。あとは意外と胸があるのも密かに強調したいポイントです(笑)
「とん♪」とステップを踏んだ音が聞こえたなら大成功。なにものにも囚われない軽やかさを感じてもらえたら嬉しいです。

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フェイ・イェン・ザ・ナイト(の製品)の秘密…?

フェイ・イェン・ザ・ナイトの最終ショットを見て唸る野内です。う~ん。

野/う~む…

森/スカートを外したフェイを見て、何を唸っておるのかね…?まったく、野内君も紳士だなぁ(笑)

野/あっ!こ、これは違うんですよ!!最終テストショットが来たので製品チェックですよ!!

森/はいはい、わかってますよ、っと(笑)

野/本当ですよ~(泣)

森/で、どうなの、もう万全?

野/はい、成型品の方はこれで大丈夫です、バッチリです!

森/そりゃ良かった。じゃあ、さっきは何を唸ってたのさ?

野/はい、今回のプラモデル化にあたって森さんがスカートの接続部を新たに設定してくださいましたよね?

森/うん、それは前に語った通りだね。

野/スカートとテイル・フランジャーはフレームで接続されててリング状になってるわけですが。

森/そうそう、プラモデルの構造として強度を保ちつつ、スッキリとかわいくまとめてみたつもり。

野/で、スカートはお尻の上あたりで胴体にボールジョイントで接続されるわけですよ。

森/今回、お尻もかなり修正して、かわいく「キュッ」とした感じにしたから、その辺も要チェックだ!(笑)修正前はどうせよく見えない部分だったし、CGモデラーとしての腕も未熟だったからすごい漠然とした形だったんだけど、今回は気合を入れたよー!!

野/いや、お尻の話はどうでもいいんですよ。

森/なんだ、君は「胸派」か?まーね、若いうちはそうかもね~(笑)

野/じゃなくて!

森/じゃあ何だよ!!

野/このスカート接続穴の位置ですが…

森/この穴が何か?

野/これはこういうことですか?

森/あー、要するにこういうこと?

野/ぐ、ぐはぁ…!!そ、そういうことです…(吐血)

森/来年は寅年だし、ちょうどいいじゃん?

野/これは意図してこういう構造にしたんでしょうか?

森/意図してた、って言った方がカッコいいかな?(笑)

野/森さんがカッコいいかどうかはともかく、こういう楽しみ方もできるよ、しやすいよ、ということですね。

森/可愛ければなんでもいいのだわ(笑)そのための下地はあるから、あとは各人で腕をふるってくれたまえ♪

野/そのままでも十分かわいいのですが…

森/それを言ったら今回の話が成立しなくなっちゃうだろ(笑)

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10/80sp・商品化への道~原型完成編~

前回からの続きです。10/80spの原型に秘められた謎とは…?

野/で、森さん!一体どこが違うんですか!?

森/なんだ、覚えてたのか…。

野/当たり前ですよ!もう、気になっておちおちオラタンもプレイしてられませんでしたよ!

森/それはウソだろう(笑)

野/すいません、それはウソです。で、そろそろ教えてもらいたんですが、前回の画像は何が違うってことなんでしょうか?

森/これはね、第一回目の監修時の原型なんだよ。頭と武器はハイエンドCGモデルからリバースコンバートしてもらったけど、その他部分はOMG・テムジンから改造して作られてててね。

野/あ、そうなんですか。自分はてっきり頭と武器も手作業でこちらで原型を起こしたのかと。

森/他の機体の立体出力データにこっそり混ぜといた(笑)

野/ああ…なんか、こう、隙間隙間を狙ってる感じですねぇ…(苦笑)

森/一瞬の隙をつくのも、また10/80spっぽくていいんじゃない?で、頭と武器以外は手作業で、普通に原型を作ってもらったわけだよ。コトブキヤさんの原型部門だったら、この程度の工作はデザイン再現度的には全く心配ないからね。

野/ありがとうございます!…で、ちっとも肝心の話にならないんですが…?

森/まぁ、そうあわてなさんな。それで、まずはこの状態で監修したんだけど、なんか印象が違うなぁ、と思ってね。

野/でも頭と武器はリバコンで、その他部分はテムジンとはディティールが違うくらいなんで、原理的にはハイエンドCGと同じはずですよね?

森/そのはずなんだけど、なんか10/80spにしてはカッコよすぎる、っていうか強すぎる気がしてな。よくよく考えたら、頭と武器以外にも一箇所、決定的かつ地味~にテムジンと違ってる部分があったことを思い出したんだよ!

野/え!どこですか!?自分も3DCGモデラーとして、10/80spとテムジンは相当よく見てたと思うんですが、どこにそんな重大な違いが!?

森/知りたい?

野/はい!

森/どうしよっかな~(笑)

野/…いい加減にしてください…

森/す、スイマセン…(この子、意外とやる時はやるタイプなのかも…)それはねぇ、肩。肩アーマーの長さなんだわ。実は10/80spの方が若干短いんだよ。

野/うわぁ!本当に微妙な差ですねぇ。これ、再現することに意味はあるんでしょうか…?(笑)

森/オレもそう思ったんだけど、実際原型見てて、なんか違うなぁ、と思っちゃったし、そもそもハイエンドCGモデルの時点でそうしたってことは、テムジンと10/80spの差、目に見えるデザイン的な差だけじゃなくて、キャラクターの差を演出する為には絶対必要なことなんだな、ということで修正することにしたわけだよ。で、修正後の画像がこちら。(ポーズがイマイチなのは監修用画像ってことでご勘弁を)

野/なるほど、確かにちょっと弱い、というか全体的に控えめな印象になりましたね。修正前なら、肩アーマー上面はテムジンと共通パーツで済んだんですけど…こうしてまたテムジンとの共通パーツが減ったんですね(笑)でも10/80spとしては完璧になったということで、個人的には嬉しいです!!…あの、腰のフロントアーマーというか、そこもグレーになってますが?

森/あー、そうそう。そこもねぇ、テムジンでは黒いスリットが入るけど10/80spでは埋まってるんだよね。まぁ、これくらいは放っておいても許してもらえるかな?最悪、接着してスリットを埋める為の細い棒だけでもランナーの隅っこに入れられるかな?とか言ってたら、ランナー配置を工夫してくれて、新規パーツにできることになったんだよ。

野/本当に、地味に地味に差がありますねぇ(笑)

森/そういう地味な部分の積み重ねで10/80spの地味なキャラクター性を表現してるんだよ。

野/でも、自分、10/80spにボコボコにやられましたよ…。

森/それは中の人の性能だよ(笑)

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10/80sp・商品化への道~仕様確定編~

今回はテン・エイティ スペシャルの原型製作前夜のお話です…。

野/テン・エイティ スペシャル(10/80sp)は既に塗装済み完成品が公開されてるわけですが。

森/そうだね~。でもまぁ、ここではそんなことはお構いなしで、今回は原型について語ろうかね。

野/はい。で、自分は原型製作時には、まだ担当ではなかったので詳しく知らないんですが、どういった経緯で今回の商品仕様は決まったんでしょうか?

森/最初はね~、実は結構もめたんだよ(笑)

野/え?そうなんですか!?何があったんですか?

森/うん、まぁもう皆わかってると思うけど、OMG・テムジンと10/80spって実は結構違うじゃない?

野/はい、完全に外装で同じなのは足首とウエスト周りと背中のVコンバータ周り位ですよね。

森/そうなんだよね。でも、その他部分で違いと言っても、スネや前腕とかは穴が塞がってるだけだったりとか、微々たる差しかない部分もあるわけよ。

野/はい、なんとももどかしいというか、なんと言うか…。

森/そんなわけだから、どこまでを流用して、どこからを新規パーツにするかで、結構考えてねぇ。例えば、スネパーツは穴をふさぐような部品をつけることで良しとするか?とか、微妙な差は気になる人に改造してもらうことにしちゃうか?とかね。

野/ははぁ、なるほど。モデラーとしてはそれでも十分、というか、一定以上のスキルを持ったモデラーだったらどうにかなっちゃう部分はスルーするってことですよね。

森/そうそう。これがね、純粋に模型好き、かつ10/80sp好きな人向けの商品だったら、そういう選択肢もあったかも知れないんだけどね。あ、あと最初は、10/80spじゃなくてただの「10/80」として考えてたからね。

野/あ、そうなんですか!?でも、どちらにしても、それでは需要という意味ではちょっと商品化は厳しいですよねぇ…。

森/そうなんだよ、そもそも10/80の人気とかさっぱり読めなかったからねぇ。

野/自分は好きですよ!

森/オレだって大好きだよ!!…って、そういうことじゃ無くて(笑)で、どうにかならないかな~と思いつつしばらく保留にしてたら360版オラタンが出たじゃない?そこで、それが後押しになって、この勢いなら10/80spとして商品化できるかも!ってことで、モデラー以外にも向けた仕様として、組んだだけでも設定カラーを再現できるっていうコンセプトに従った形で商品化が決定したわけだよ。

野/なるほど~、まさにどさくさ紛れ、いえ、勢いに乗っかった形での商品化となったわけですね!オラタンファンの自分としても願ったりかなったりですよ!

森/というわけで、仕様が確定したんで作られた原型がこちら。

野/サーフェイサーが吹かれてグレーの部分が新規パーツになる部分ですよね。

森/と、思うでしょ?でもちょっと違うんだわ。

野/え、そうなんですか?どこが…?

森/それはまた追々ね。まだ発売までには時間があるからさ。

野/勿体つけてないで教えて下さいよ~。いいじゃないですか減るもんじゃなし(笑)

森/減るんだよ!このブログでやるネタが!!

野/じゃあ今は自分だけにコッソリ教えて下さいよ!どこですか?何が違うんですか!?

森/しつこい!

野/まぁまぁ、そう言わずに…

森/!!

という訳で、森さんは教えてくれなかったので、その秘密は次回に持ち越しです。気になるなぁ…。

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