1月13日(火)掲載の、ライデン塗装編の続きでございます。
なんだかんだで、「OT・ライデン(シャドウカラー)」を作ることになった根本ですが…。
森/そーいや前回「OT・ライデンの練習機カラー(白×黄)は無い」って言っちゃったけど、実は存在してたよ~。
根/え、そうなんですか? 森さん、無いって言ってたじゃないですか!
森/いや~、すっかり忘れてた(笑)試験型って設定で、ドリームキャスト版OTの隠し機体として存在してたよ。ほら。
根/あー、なんとなく見覚えがあるような…。
森/ところでどう? シャドウライデンは進んでる?
根/はい、シャドウカラーってことで、参考用にハセガワさんの「テムジン747J」を手に入れましたよ。 説明書のカラーレシピも使わせてもらおうかなと。 共同戦線ですしね!
森/いきなり楽しようとしてるね! でもまあ、整合性からいってもアリか。
根/はい!とりあえず、肩パーツ使って3色置いてみました。 配色は「ライデン512E2」も参考に…。
森/ふ~ん、まあいいんじゃないの? なんとなく全体の予想はついたよ、オレは。 じゃ、さっそく製作開始!!
根/そうですね。 先ずは「合わせ目消し」から手をつけようかなと。
森/OT・ライデンの分割は、オレも色々言って合わせ目がくる位置とか結構工夫してあるけど、それでも「合わせ目消し」をやる部分はあるよね。
根/そうなんですよ。 アドバイスも取り入れながら、できる限り合わせ目が目立たない様に設計したんですけど、それでも最低限ここ(下画像)は「合わせ目消し」が必要ですね。
森/へぇ~。 こんなもんで良いんだ。 さすがバラバラ分割!
根/まあ、細かく見ていくともっとあると思いますが、本体関係はこんなところですね。 ちなみに上の画像でバズーカや関節パーツ、バイナリーロータスは省略してます。
森/そ~いえばさ、胴体の両脇ブロックは「後ハメ」にしておいた方がいいよね?
根/さすが元原型師、鋭いですね。 ここは強度設計上、ボディ前後のパーツで両脇ブロックをはさんでいるんですが、「合わせ目消し」や塗装を考えると「後ハメ」にしたほうが良いですね。 その他にも肘関節や、股間下のバーニアなんかは… あれってバーニアなんですか?
森/…知らない…。
根/…ま、まあいいです。 とにかくそれらは、はさみ込みになるので、「後ハメ」加工にしたほうがいいですね。
森/なるほどね。 で、合わせ目なんだけど、元原型師の根本君はどうやってる? オレは最近まともにプラモ作ってないんだけど…(笑)
根/もっとプラモ作りましょうよ…(泣)合わせ目ですけど僕は、組んでる状態でおもむろに瞬着(瞬間接着剤)を流し込みまして、固まったあとで当て板に貼ったヤスリでガシガシと!
森/豪快だね~。 あとさ~ヤスってると「ヒケ」が出てくるでしょ。 そこはどうしてる?
根/え~と、一応説明すると「ヒケ」というのはですね、パーツに全体に対して樹脂(プラ)の厚みが多い部分があると、その部分だけ収縮が大きくなり他の部分に比べて凹みが目立つという…。
森/あ~も~わかったから、表面処理はどうすんだよ!?
根/スイマセン、一応説明を… で、表面をヤスると「ヒケ」の部分のみ、ヤスリが当たらないわけで、凹みが分かりやすく出てきますが…。
森/凹みがあるんだったら、パテで埋めれば?
根/それでもいいんですけど、それだと作業が大変になってしまうので、凹みに合わせて、周りを削っちゃいます。
森/ちょっ! それは大雑把すぎないか!?
根/大丈夫ですよ! 部品の形が変わってしまわない範囲だったら問題なしです。
森/まあ、そりゃそうか。 それに作ってるのは根本君なんだから根本君なりのやり方で作れば良しだしな。 で、これを全体にやるわけだ。
根/理想はそうですけど、今回は時間がないんで目立つ部分のみでごまかします!
森/身も蓋もないなぁ(笑)
そんなこんなで、表面処理を進めていきますが、次回はその他加工について色々やる予定です。 乞うご期待!
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