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「募集締め切りのお知らせ」

森さん作・10/80sp対応ビームブレードパーツ」プレゼントの募集は締め切らせていただきました。

当選者の発表は、近日中に当ブログにて行わせていただきます。
たくさんのご応募、ありがとうございました!

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「ビームブレードの行方は…?」

皆様、ここのところ更新が滞っておりすいませんでした。と言うわけで、さて、どんな決定がなされたのでしょうか…?



野/前回、10/80spのビームブレードをプレゼントしようか、どうしようか悩んでらしてから一ヶ月ぶりの更新ですけど、ず~っと悩んでたんですか?

森/そんな訳あるか!本業務が修羅場に突入して非常事態だったんだよ…。やっとひと段落したけどね。その間、そっちはどうだったのさ?

野/こちらも、なんだかんだでバタバタしてまして…。でプレゼント企画はどうするんですか?

森/うん、せっかくだからやろうかと思ってね。

野/若干”旬”を逃した感はありますが…。

森/まぁね~。でも、それでも欲しい!って位の人の元に行った方がいいでしょ?

野/そうですね。で、応募要項などはどのように?

森/細部はまだ考え中だけど、希望者は画像を添付したメールをこちらに送ってもらう形にしようかと。

野/画像…?何の画像ですか?

森/自分の、この10/80spに装備させたい!って分かるような形にしたくてね。

野/それは完成品の画像ってことですか?

森/いや、プラモを組むペースは人それぞれだから、完成品には限らない方がいいかと思うんだよ。

野/では、少なくとも手元に10/80spがある、って証明になるような画像ってことですね。

森/そうそう、疑うわけじゃないけど、見てる人にも気持ちよく「応募~お渡し」の流れが分かってもらえる方がいいからね。

野/なるほど。では準備しますので、まだまだお忙しいとは思いますが要項が決まったら知らせて下さい!

森/あいよ、よろしく~♪
 
というわけで、「森さん作・10/80sp対応ビームブレードパーツ」プレゼント企画始動です。応募要項は追ってお知らせしますので、皆様お楽しみに!

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「来た道、進む道」

森さん、今回はちょっと悩んじゃってます。

野/「歯ブラシ」は意外と反響がありましたね。

森/そうだねぇ、半分面白ネタのつもりだったんだけど、さっそくチャレンジしてくれてる人もいるみたいで嬉しいね。

野/自分も目から鱗でしたよ。…普段から売り場で歯ブラシとかガン見してるんですか?

森/人を歯ブラシフェチみたいに言わないでくれ(笑) でも、ああいう素材感のあるものって、何かに使えないかな~って気にならない?

野/模型店では各種素材とかは気にしますが…それ以外では特に気にしてないですねぇ。

森/そうか~、面白そうな物や使えそうな物、いっぱいあるのになぁ。そもそも昔は、ポリパテだってシリコン型での複製だって、模型以外のところからモデラーの先輩達が見つけて模型製作に応用してきた歴史があるわけだからね。そういう応用力とかも模型制作には大事だと思うのよ。

野/そうですね、プラモデル商品自体は極力手軽に、という方向に進化してますが、そこから少し踏み出したところにはまだまだ工夫できる、面白い世界が広がってるんですねぇ。

森/まぁ、そういうことが言いたかったわけだよ。で、前回相談した件なんだけどね。

野/ああ、はいはい。あの件ですね。

森/そうそう。でもねぇ、ちょっと思い直した方がいいかなぁ、って気もしてきてね。

野/どうしたんですか?やっぱり自分にくれる気になったんですか?

森/違ぇよ!野内君にあげるくらいなら、誰か10/80spを買って組んでくれるユーザーさんにあげちゃおうか、と思ったんだけどね。

野/はい、そういうお話でしたね。そういう希望者を募れるか、っていう。

森/でも、自分で作る楽しさを提示しておいて、結局それが他人からもらえるようにしちゃうのって、どうなのかな~と思ってね。

野/まぁ、それもそうですね。欲しいなら自分で作る、こうすれば作れるよ、って提示したわけですから。

森/という訳で、「ビームブレードプレゼント企画」は無しにしようかと…

野/でも、「思い通りに作れて満足したし、10/80spは普通の立ちポーズで飾るから、実際もう自分には必要ない。しまい込まれるんだったら、もらって喜んでくれる人の元に行った方がビームブレードも幸せだろう」って話でもありましたよね。

森/まぁ、ね。…でも、せっかく「作ろう!」って思ってくれてる人のやる気を削ぐかもしれんからなぁ。それもどうかと思うのよ。

野/森さんが自発的に作られたものですから、森さんがどうしたいか次第ですが…ちょっと気になってるんですけど、せっかく苦労して作ったものを人にあげちゃうという事に関して抵抗感は無いんですか?

森/う~ん、物によりけりだけど、ビームブレードに関しては「自分の発想を実際に作って検証する」って目的が主だったから、作った時点で満足してるんだよ。昔からそうなんだけど、そのへん頓着があまりないタイプと言えるかもしれんね。プラモ本体は飾っておく、っていう目的があるからあげないけど。

野/なるほど。でしたら個人的には良いんじゃないかと思うんですけどね、どのみちもらえるのは一名様限りですし。それに、もらった人がこれを見て、森さんの仰る応用力みたいな物を感じて、今後の模型制作に生かしてもらえるかもしれませんし。

森/ならいいんだけど…。う~ん、スマン。もうちょっと考えさせてくれ。

野/はい、構いませんよ。一応、希望者募集の準備はしておきますんで、決まったら言って下さい。

森/…もしプレゼントにするにしても、君は応募しちゃダメなんだからな。

野/わ、わかってますよ~!そんな…自分が応募するわけないじゃないですか!い、いやだなぁ、自分はユーザー様の為を思って、決まったらすぐに対応できるように前もって準備しておこうと思ったわけですよ!

森/ならいいが。

野/ははははは…

と、いうわけで「森さん作・10/80sp対応ビームブレードパーツ」のプレゼント企画については、森さんがどうするか決めた時点であらためて告知をさせていただきます。

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「ビームブレードを作ったよ!」

前回から引っ張った10/80spのビームブレードの秘密が、今明かされる!!(←大げさ)

野/で、前回からの続きとなりますが、このビームブレードはどうやって作ったんですか?

森/正解は……次回の更新で!

野/…いい加減にして下さい。

森/す、すいません…。じゃあ改めて、正解は…これだ!!

野/歯ブラシ、ですよね…?

森/歯ブラシ以外に見えるのかよ?

野/いえ、歯ブラシにしか見えませんけど…また、なんで歯ブラシを…?

森/最初はオレも前回野内君が言ったみたいに色々な方法を考えたんだけどね。でも、複製は技術や材料も特殊だし、アクリル板って硬いけどその分もろいから作業中割れたり折れたりしたら、それこそ心が折れそうだからどうしよっかな~、と思ってね。それに厚いアクリル板だって普通は入手は難しいし、それをだいたいの剣の形に整形するのだって一苦労じゃん?

野/だからって歯ブラシですか…ノッポさんじゃないんですから…

森/き、貴様!ノッポさんをバカにするなッ!!モノを作りで大切なのは柔軟な発想、そしてなにより作業を楽しむことだと教えてくれたノッポさんを!…そんなノッポさんをバカにする貴様は…貴様なんかゴン太君だ!!

野/フゴッ!フゴフゴ、フゴ~…じゃなくて。すいませんバカにしたつもりはなかったのですが…。

森/いや、スマン、オレもついつい熱くなってしまったよ…。というわけで、なんかいい物ないかな~と考えてて、思いついたのが歯ブラシの柄というわけだよ。

野/確かに、クリアー成型されてますしね。それ以外の利点はなんでしょうか?

森/まずは入手のしやすさ、価格の安さだね。本当に色々な種類が売ってるけど自分が今回使ったのは「ハッ○ドラッグ」のプライベート商品で80円位だったかな?形も色も丁度良かったよ。これと同じじゃなくても、柄の部分がまっすぐで、ランチャーの銃身を包み込める厚みがあれば良いんだから、他にも良いのはありそうだね。あとは力をかけても折れないように、粘りのある素材を使ってることが多いから、クリアー素材としては丈夫で作業中折れたりする心配が少ないだろう、ってことも期待してね。

野/クリアーパーツは折れたりすると、どうにもなりませんからねぇ。プラモデル商品に使っているクリアー素材もその辺には気を使いますし。で、この歯ブラシの柄を削るんですよね?

森/そうそう、もうひたすら削るのみ。じゃあ、ここからは写真を見てもらおうかね~。

野/3は自作の道具ですね?

森/原型師の頃からず~っと貼り替えながら使ってる”板やすり”だね。これでエポパテだろうがポリパテだろうがプラ板だろうがバリバリ削ったもんだよ。

野/金やすりは使わないんですか?

森/使ってもいいけど、コントロールのしやすさという点では、個人的には板やすりの方がしっくりくるんだよなぁ。ダメになったら貼り替えればいいから手軽だし。削る時の注意点としては、やすりはただ早く動かすんじゃなくて、しっかり力を伝えるように意識すること。特に今回みたいに粘りのある樹脂は摩擦熱で溶けて削り辛いから、じっくりやることだね。じゃあ次は銃身をはめ込む部分の加工を見ていこうか。

野/これはちょっと難易度高目ですかね?

森/そうだねぇ、でも結局こういう形にしないと10/80のランチャーの場合しっくり来ないと思うんだよねぇ。銃口からいきなり生えるのってカッコ悪いでしょ?

野/確かに。注意点なんかありますか?

森/手作業でも丁寧にやればどうにかなるし、ゆるくなってもある程度は後で調整できるから、あんまりキッチリとはめ込みの精度を出すことに傾注しなくても大丈夫だよ、と。それより、なるべく削った表面を綺麗に保つことを意識した方がいいかな。本当は銃口の形に合わせて内部底面に山を作れればベストなんだけど、さすがに掘り込みだけではオレは無理だったわ。んじゃ次の工程は、剣としての形を出していくところね。

野/だいぶ剣の形になりましたねぇ。太さを調整する時にせっかく削り出した山(エッヂ)を一旦潰してしまうのはなぜなんでしょうか?二度手間のような気がするんですが…?

森/確かに、一発で欲しい形状を出せるなら斜面を削り込んでいって細くしていっても良いんだけど、良い感じの側面形、断面形に持っていくのに様子をみながら徐々に追い込むなら、このやり方の方が失敗が少ないし精度が出るんだよ。今回は削りすぎても盛れないからね。

野/なるほど。19の画像で、黒い縞を書いてますがあれは何の為ですか?

森/クリアー素材はどこまで削ったか分かりにくいからね。この工程では輪郭を形成する外側のエッヂには手を付けたく無いわけだから、余計なところまで削らないように目印として書いたんだよ。そこを全部削ったら削りすぎってことだからね。

野/全体を黒く塗ってはいけないのですか?

森/いけなくはないけど、全体を塗ると今度は黒とクリアーのコントラストが強くて、かえって調子が狂うから、あえて縞にしてあるのだよ。

野/なるほど~。なんかプロっぽいですね。

森/もう15年以上もまともに造型してないけど、テクニックは忘れないもんだな、と思ったよ。で、この工程を繰り返して理想的な形を出していく訳だけど、この段階ではエッヂは追い込まずに太めに残した方がいいね。

野/それはなぜですか?

森/これから表面を平滑にすべく仕上げていくわけだけど、その過程で微妙なうねりなんかも均していくから、この時点でエッヂを追い込みすぎるとうねりを均した時に逆にエッヂが歪んだりすることもあるからね。エッヂの調整は表面のうねりを均すのと同時にやるのが吉だろう。というわけで、そろそろ最終工程へ。

野/27でクリアーを塗ってますが?

森/内側は磨きにくいからね。時間も無かったし、だいたい凸凹が無くなったらクリアーを塗って光沢を再生することにしたんだよ。で、銃身へのはめ込みが緩くなっちゃっても、ここでクリアーを重ね塗りすることで調整することもできるよ。

野/これ、表面の方もクリアー塗装で光沢を出しても良いですね。

森/そうそう、今回は磨きで光沢を出したけど、#800の後でクリアーかけてもいいね。さらにクリアーブルーとかでグラデーションかけたり、蛍光顔料を使ってみたりいろんな表現をしてもカッコいいだろうね。

野/という訳で完成ですね!

森/今回は気軽に試してみてくれ、とは言えない感じになっちゃって申し訳ないな~、と思ってるんだけどね。でも無ければ作る、っていうのはモデラーとしての本能みたいなもので、思いついたら試さずにはいられないんだわ。まぁこれを見て「模型ってなんでも作れて面白いな」と思ってもらえればいいかな、って感じで。自分も上手く作れて満足したし。あー、気が済んだ(笑)

野/いいですね~、これ。…森さん、作って気が済んだんだったら自分に下さいよ!

森/嫌だよ!自分で作りな~♪…あ、そうか…野内君や。

野/はい、なんでしょう?

森/(あのな………)

野/(……ほほう)

森/たまにはそんなのも良いんじゃない?

野/了解しました!

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「テンエイティ スペシャルを組んでみて」

恒例のセガの森氏による、テンエイティ スペシャル(10/80sp)の組み立てレポートです!

野/今回もお忙しいところ、ありがとうございます!

森/かわいい10/80spの為だからね、頑張ったよ!って言っても、いつもの部分塗装の簡単仕上げだけどね。

森/それにしても、まさかOMG・テムジンのパーツが丸ごと入ってるとは思わなかったけどな(笑)

野/それには色々事情もありまして…・

森/いや、別に困ることじゃないからいいんだけどね。おかげでこんな遊びもできちゃうし。

野/これはお約束ですね(笑)

森/完成後に手軽に組み替えられるのは頭と武器だけだけど、本気でやったらもっと面白いミキシングができそうだな。今回OMG・テムジンと並べてみて気がついたんだけど、10/80spって開口部が少なくなってるし、追加装甲みたいなパーツもついてるから、安いテムジンというだけじゃなくて、少し重装甲にも見えるんだな。

野/なるほど、その発想は無かったですけど、確かにそういう部分もありますね。…で、キットの方はいかがでしたでしょうか?

森/基本的にはOMG・テムジンと同じだから取り立てて新しい要素はないんだよね~。ま、そのおかげで今回組むのは楽で良かったんだけど(笑)あと、やっぱり10/80spにもバイパーIIみたく近接用のビームブレードを付けたかったねぇ。

野/そうですね。考えはしたんですが、バイパーIIはランチャーの銃口部分に単純に差し込む形で済んだんですけど、10/80spの場合は銃身を覆うような形になりますからね。クリアーパーツを左右貼り合せるのもカッコ悪いですし、かといってブレードの為だけに専用のスライド金型を作るのはコスト的に難しかったものですから…残念ながら断念という事になりました。

森/そうだねぇ、金型を作るってやっぱり大変な事なんだよな。…その理屈で言うと、今回の10/80sp用外装丸々新規金型っていうのは結構無理しちゃったんじゃないか?

野/そのへんは前回、開発担当の菅野が語っているようにOMG・テムジンの設計の時点で”ある程度”織り込んでましたんで、OMG・テムジンの金型の余白スペースに10/80spの型を彫ることによって負担軽減はされています。それでも新規パーツは、そこに収まらないほど多かったんですけどね(笑)

森/”ある程度=できる範囲”ってことだろうから、それを越えると今度はOMG・テムジンにかかるコストが無駄に増えちゃうからねぇ。まだ10/80spの商品化がどうなるかわかってなかった時点ではベストを尽くしたと考えようか。

野/そう思っていただければありがたいです。

森/だから、限られたスペースを有効に使う為にOMG・テムジンと共通のパーツは最大限流用するってことで、今回みたいな商品仕様になってるのか。

野/はい、たとえランナーのほとんどが10/80spには使わない余剰パーツとなっても、トータルのコストで考えるとそっちの方が有利なんですね。

森/で、結果的にテムジンのパーツが丸々入ってて、なんかお得感が出ちゃったわけね。

野/これでお値段据え置きですから、本当にお得なんですよ!森さんが前に言っていた「10/80カラーのテムジン」にも組めますし(笑)

森/いや~、あれは単なるネタだったんだけどな~。で、ビームブレードの話に戻るんだけど、ゲーム中(設定でも)は近接性能は一線級の10/80spだからやっぱりビームブレードを付けてあげたいな~と思ってね。

野/え?ま、まさか…

森/自作してみました♪

野/こ、これはどうやって作ったんですか?透明プラ板貼り合せ?いや違いますね、原型を作ってクリアーレジンで複製ですか?

森/そんなめんどくさいことはしないよ~。

野/じゃあアクリル板の削り出しとか?

森/惜しい!

野/アクリル板の貼り合せ?

森/離れた!

野/じゃあ、アクリルを溶かして流し込んだ!!

森/無理だろ、それは(笑)

野/あーもう、分かりません!

森/正解は……次回の更新で!

野/えー!ここまで引っ張っといてそれは無いんじゃないですか~!?

森/まだ画像の準備が出来ておらんのだ…本業も忙しくてな…

野/…じゃあしょうがないですね。では近々お願いします!楽しみにしてます!

と言うわけで、今回はここまでです!みなさんも次回をお楽しみに~!

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「フェイ・イェン・ザ・ナイトを組んでみて」

無事に完成した森さんのフェイ・イェン・ザ・ナイトです。前回奥様が言っていた「アレ」とは一体…?

野/今回も製作お疲れ様でした、森さん!

森/いやぁ、前回に間に合わなくてゴメンよ。

野/いえいえ、プライベートな時間を使っていただいてますからね、作ってもらえるだけでもありがたいですよ。

森/まぁね、無理すると続かなくなっちゃうからね、色々と。

野/で、いかがでしたでしょうか?フェイ・イェン・ザ・ナイトは?

森/うん、とにかくパーツが小さいから、関節とか挟み込みになってる部分も多いけど、パチ組み+部分塗装する分にはすんなり組めたよ。塗装する人はマスキングで対応してくれ!まぁ、プラモってそういうもんだし。

野/そうですね、設計の方でも部品の小ささと、塗装まで含めた組みやすさのバランスをどこでとるか大変だったみたいです。

森/そうだろうね~。でも剣のハートの勘合とかスカートや開いた状態のテイルフランジャーの分割、勘合とか、だいぶ信頼性が上がってきてるよね。

野/ありがとうございます!しかしまだまだ甘いところもありますので、今後も向上できるよう頑張ります!

森/おお、よろしくたのむよ♪

野/で、恒例のワンポイント改造講座は今回もあるんですか?

森/今回は改造、って感じじゃなくてカスタマイズ、かな?

野/カスタマイズ、ですか?

森/まぁ、こいつを見てくれ。

野/ご!ごふッッ…!!(吐血)も、森さん、これは一体!?

森/ふふふ、名づけて「フェイ・イェン・ザ・ピンクパンサー」だッ!!

野/ピ、ピンクパンサー?何ですか!?新設定ですか!!?

森/いや、今、適当に考えただけ。

野/確かに、スカートとか外してシッポつけただけですね、これ(笑)・・・しかし、このシッポは…モールですか?

森/そうそう、100円ショップに行った時、嫁が「これシッポに使ったら可愛いんじゃない?」って提案してくれてな。オレもその瞬間吐血(笑)その発想はなかったわ~、ってね。

野/確かに、これは模型側からは出ない発想ですが、アクションフギュアとしては全然「あり」ですね!奥様にまでご協力いただきまして、まことにありがとうございます!どうぞよろしくお伝え下さいませ。

森/丁寧にどーも。で、シッポの取り付けについては画像を見てもらおうかね。全然大したことはしてないんだけど。

森/普通に組むとスカート基部用の軸が一個余るから、それに穴を開けて接着しただけ。

野/この軸は成型色変更の時、間違って余分に作っちゃったものですが、それをあえて残したのにはこういう意味があったんですね。

森/ま、怪我の功名ってやつで。こうやって取り付ければ、シッポでぶら下がることもできるよ(笑)

野/それじゃ猿ですよ(笑)でも、モールだと色々表情がつけられていいですね、フワフワしてて可愛いですし。

森/ま、皆さんも自分が良いと思う素材で作ってみてくれたまへ。じゃあここからはウチのフェイ子のグラビアコーナーってことで(笑)

野/なんかこう…上手く言えませんが、「良い」ですね。

森/うん、なんかね、写真撮ってて楽しいんだ、これが(笑)ちょっと手を入れたり、部分的に色を塗っただけも充実感が跳ね上がるから、皆さんもぜひチャレンジして欲しいな、と。

野/さて、このブログも今回が年内最後の更新となりますが、森さん、今年一年本当にお世話になりました!

森/野内君も一年お疲れ様でした。もう一年か、はやいねぇ。

野/はい、第一弾OT・ライデンが出て一年でもありますが、この一年でOT・ライデン、OMG・テムジン、スペシネフ、ライデンII、バイパーII、フェイ・イェン・ザ・ナイトと、6つも商品が出ましたね。

森/そっか…って、一年に6つって冷静に考えると多いな!…どうりで常に忙しいわけだよ(笑)

野/来年も何卒よろしくお願いいたします。

森/まぁ、死なない程度に頑張るよ(笑)こちらこそよろしく!と、いうわけで…

野/皆様、本年もコトブキヤ バーチャロンプラモデルシリーズをご愛顧いただき、まことにありがとうございました。来年も、より一層の情熱をもって開発に取り組んでいく所存でございますので、皆様におかれましても変わらぬご支援をいただけますよう、よろしくお願いいたします。

それでは皆さん、良いお年を~!!

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「フェイ・イェン・ザ・ナイト組んじゃったよ」

立川より帰宅した森氏です。ちゃんと打ち合わせもしましたのでご安心下さい(笑)

森/ただいま~、っと♪

嫁/あー、今回もご機嫌だねぇ(笑)結局、忘年会になっちゃった?

森/だいじょうびだいじょうび~。ちゃんと仕事の話をしてから呑んだから~☆

嫁/はいはい、んじゃもうお風呂入って寝なされ。

森/にゃ~、フェイと一緒に入る~。

嫁/そんな状態だと部品無くしたり壊したりしちゃうでしょ。今日は一人で入りなさい。

森/は~い~。

~~~清めの儀式~~~

森/確かに酔っ払った状態だと色々危険だったかもな…。さて、恒例のパーツ洗浄ね。洗浄は洗濯用石けんでも台所用洗剤でもボディソープでも、中性洗剤ならなんでもOKだ。でも最近流行のオレンジオイル入りは、もしかしたらプラの表面を侵すかもしれないから注意が必要かもね。自分は習慣で全部最初にランナーごと洗っちゃうけど、もちろん組みながら洗ってもOK。極論、部分塗装&デカールだったら塗るところ&貼るところだけその都度、塗料のうすめ液で拭いてやるだけでも問題は無いと思うよ。…さて、水をきって床に並べて一晩陰干しね。

森/いつも思うけど、こうやってると港町の干物屋の店先みたいだな。それにしても、今回はパーツが少ない!ライデンの1/4位かな?とても同シリーズとは思えんな…(笑)

~~~組む前に~~~

森/今回、黒とクリアーパーツ裏のシルバー以外に必要なのは…脚の赤と靴の濃いピンク位か?あ、剣は色分けされてないから黄色とピンクがちょこっとだけ要るな。

森/まぁ、めんどくさかったら塗らなくてもいいし、なんなら剣は持たせなくてもいいか!”実剣「愚者の慈愛」はオプション装備である”って設定もあるしね。(←だからと言って、それはどうか)

~~~色を作りましょう~~~

森/さて、まず始めに必要な色をあらかじめ混色しておくか。説明書ではいろんな色で指定してるけど、めんどくさいから白と赤と黄色と…隠し味に青があればいいや。今回、少量混色カラー保存には100円ショップで買ったポリプロピレン(PP)製クリーム小分け用ケースを使ってみるぜ!中蓋もついてるから短期間(1~2週間)なら気密性も期待出来そうだ。形状的に安定が悪いから両面テープで塗装皿に固定して、と。

森/お、なんか良い感じ♪塗料皿だと一日で干上がっちゃうし、塗料ビンだと少量混ぜ辛いし、使ったあと洗うのも面倒なんだよね~。あと、今回もラッカー系筆塗りだけど、ちょっと塗料に一工夫してみよう。塗料の乾燥が早いラッカー系塗料を筆塗りすると、塗ってる最中に筆先が乾燥しちゃってイライラしたり、塗っても凄いムラになったりして「上手くいかない!!」と投げ出したくなることもあろうかと思います。そこで今回は乾燥速度を遅らせるべくリターダーを混ぜることとしました。しかしリターダーを混ぜると物凄いツヤが出てしまいそれはそれで不自然なので、フラットベースも少量混ぜました。これだけで特別なテクニック無しでも今までより綺麗に、快適に筆塗りが出来るようになります。ちなみにアクリル(水性)系やエナメル系の方が筆塗りには向いていますが塗膜強度とのトレードオフという関係もありますので、各人、自分に合ったやり方を研究してみて下さい。

森/筆塗りは、塗料の選び方、塗料の薄め方、筆の選び方、筆の運び方など様々な要素が関わる為、実は上手く塗るのは模型制作的には上級テクニックに分類されます。この手のテクニックは文章で伝えるのが難しく、そのHow Toを始めるとそれだけで膨大な文章量が必要になるので、詳しく知りたい方は他のサイトや本で調べてみてください。あと、どうせ部分塗装なので、ある程度のムラやアラは気にしないというのも完成への近道です。(←身も蓋もない)

~~~塗りながら組みます~~~

森/フェイは部品が細かいな…ランナーから切り離すと持つところが無くなっちゃうからランナー状態でざっと塗っておこう。ゲート部分は切り離してからリタッチすれば簡単だしな。

森/脚の濃い赤は、はみ出しを気にせずに凹部を塗って、あとから拭き取ればOK。

森/肩のピンクも、せっかく剣用に色を作ったからデカール付いてるけど塗装で仕上げちゃおう。

森/フェイの脚と肩の凹部はモールドの壁面も色が付いてるのが正しいから、ベタっと塗ってパーツ表面のはみ出し部を単純に拭き取ればOKだ!…お、袖口のところはメカ色だったな。ここは面積も小さいから適当なグレーでささっとね。あと、肩アーマーの裏は黒で塗っとくとメリハリが利いて引き締まるね。靴の濃いピンクはピンクと濃い赤を適当に混ぜればいいや。

森/その他組み立ての注意点は前々回に野内君が語ってくれてるから参考にしてくれ!…しかしそれだけではアレなので、今回もちょっとしたアイディアを・・・。それは次回のお楽しみって事で悪しからず♪

~~~あれれ…~~~

森/サクサク組めてるけど…今年はこの時期、忘年会やクリスマスでイベントが集中しちゃって時間が足りないぞ…。まぁ、しょうがない、今回はここまででタイムアップだな。完成編は次回!(←え…!?)

嫁/そろそろ一休みしてケーキ食べる?

森/そだね、背中もゴリゴリして痛いし。

嫁/頑張ったけど間に合わなかったねぇ。

森/まぁ今週は、なんやかんやで忙しかったからね。土日で完成~撮影って感じだね~。

嫁/そっか。で、「アレ」は使えそう?

森/うん、バッチリだわ。結構な破壊力が期待できそうだよ(笑)

嫁/それは楽しみだねぇ♪

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