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2008-08

セガ AM3研 森 康浩氏よりコメントを頂きました!

森 康浩[Mori Yasuhiro]
株式会社セガ 第三AM研究開発部所属[元プロモデラー(ゾディ・アック級)]
「電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム」よりバーチャロン・シリーズの製作に参加し、ゲーム本編製作のかたわらハイエンドCGのモデリングを担当。
バーチャロン・プラモデル開発においては執拗な監修を行い「ツッコミのヤス」として開発担当を泣かせる。 



ラインナップ第一弾に『HBV-502-H8 ライデン(通称OT・ライデン)』が来る!
というのは個人的に実に象徴的な出来事なのです。
原型師からバーチャロンの続編を作るにあたりセガAM3研に転職、そして担当はテムジンと並ぶ主役級キャラのライデン!

いきなりの大役に恐れおののきながら、死力を尽くしてゲーム用のモデリング&モーションを作り上げました。
そしてパブリシティ用のハイエンドCGモデルの製作において、CGを”模型(立体物)”として表現できる手法を死ぬほど考え抜いた末、確立出来たのもまたOT・ライデンでした。
(この辺の件は”テムジン 747J モデリングサポートCG集 「Detail -TEMJIN747 J-」”に詳しく書いてあります。持ってない人は復刊を希望してみよう♪)

そんな自分にとってエポックな位置にいるOT・ライデンが、この世に生まれ10年経った後にこうしてプラモデル化されるとは…
しかも出来上がってきた原型は、完璧なまでに自分がCGでモデリングしたそのまんま。
自分が作って無いのにサーフェイサー色 の原型が目の前にある、というのは感動を通り越して少々不気味ですらあります(笑)

この秘密はおいおい明らかになると思いますが、そうなると出来るだけの事はしてあげたい!
と思うのが人情ってもんです。
こっちもモデラーあがりですので、「ここ、軸位置を0.5ミリずらせばもっと曲がるんじゃない?」
「エッジがダレてるから、できるだけシャープに!…いや、エッジ出したあと600番のペーパーで2舐めした位に!!」

等々、プラモデルとしての完成度を上げるべく、コトブキヤさんからすれば迷惑なほど詳細&しつこい監修が行われています。

挙句の果てには8月3日に行われたワンダーフェスティバ ルの原型展示では自ら肩部レーザーを換装する実演まで行う事になってしまいました(笑)
それでは、その時の様子を連続写真でお楽しみ下さい!

もうなんだか良く分かりませんが、こちらもテンション上がってます!
皆さんも是非ついてきて下さいね!!

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VOプラモデルシリーズ開始にあたり企画担当の根本からコメントです!

根本靖大[Nemoto Yasuhiro]
株式会社寿屋 企画部企画課 所属[元バイパー系原型製作担当]
メカ系の原型製作者からプラモデル開発を経て現在は「電脳戦機バーチャロン」プラモデルシリーズ企画担当



みなさま初めまして、VO(バーチャロン)プラモデルシリーズ企画担当の根本と申します。今回、シリーズ開始にあたりコメントさせて頂きます!

今を去ること10数年前のコトブキヤは、割と精力的にメカ(ロボ)もののガレージキットを発売していたのでした。(今もメカはがんばってます!)
そんなガレージキット全盛期時代、あのカトキハジメ氏デザインのバーチャロイドがフィールドを動きまわる「電脳戦機バーチャロン」は当時の業界に強烈なインパクトを与え、コトブキヤも当然の成り行きとしてその波にのっかっちゃうのでした。

その当時、駆け出しの原型師(たしか当時はアルバイト!)だった僕は、1/100テムジン(当然OMG!)のお手伝いなどを経て、1/100バイパーIIの原型を担当することになり、超ノリノリでした!

バイパーII

さらに勢い余って、趣味でバイパーI アルファ、ベータを作ってWFで販売したり(なんと業者抜き!)
模型雑誌に記事を書いたりして、僕自身も完全にブームにのっかっちゃいました!(当時のガレージキット業界&模型雑誌のフィールドでは、はっきり言って「バーチャロンブーム」だったのです!)

で、時は流れて2007年。原型製作者からプラモデル開発者を経て、(原型製作者末期には、しつこくワンコインのバイパーII原型を担当したりしましたが)

商品企画の担当となり、ある夏の日「バーチャロンのプラモデルを商品化しよう!!」と思い立ち、拙い企画書を書いたのでした。

その企画書を持ってセガさんにアタックをかけました。
当時、攻略本(当然OMG!)やムックなどで拝見していたDr.ワタリや、僕が作った(バイパーII)原型を監修された方に10数年越しで、初めてお会いしたり…(ちゃんと打ち合わせもしました)

それから約1年やっと皆さんにお知らせできる状況になりました!! 
(社外秘だった時期の長かったこと・・・)

みなさん!あとはもう発売を待つだけです!
(本当は発売まで、まだ色々やることが山のようにありますが…)

社内でも「良くできてる」とか「これ売れそう」とかではなく「はやくこれ欲しい!」と言われているOTライデン!!
皆さん、もうしばらくおまちくださいませ。

ちなみに第2弾も、ちゃくちゃくと準備中(まだ秘密)ですので、応援宜しくお願いします!

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VOプロデューサーDr.ワタリよりコメントを頂きました!

コトブキヤ バーチャロンプラモデルシリーズWEBサイト開設記念!!
VO(バーチャロン)プロデューサーDr.ワタリよりコメントを頂きました!

「コトブキヤさんから、バーチャロンのプラモ化企画がきてます」
最初は冗談かと思いました。
なぜって、あのコトブキヤさん、ですよ?

実は、私にとってコトブキヤさんはある種、特別な存在なのです。
それは、HALO3「マスターチーフ」の立体化に精力的であるからとか、プラモのボックスアートがクラシックで郷愁を誘うからとか、そういうもっともらしい(?)理由ではなく…ここからいきなりローカルネタ暴発で申し訳ないのですが、実をいうと私の実家の最寄り駅が立川だったんです。
駅の北口を出てすぐ、左手に進むと、古色蒼然とした味わいの「立川第一デパート」が見えます。
ここは地下の食品売り場がなかなかのものなんですが、まあそれはそれとして、3階には、ガキんちょの頃から模型作りの時にはお世話になりっぱなしだったコトブキヤさんのお店があったわけです。


在りし日の…

まったくもう、何度あそこに通ったことでしょう!小銭を握りしめて階段を3階まで駆け上がり、コトブキヤさんの前までくると左にまがって素通り、裏のゲーセンでニン○ャ・ウォリ○ーズとかグ○ディ○スⅡとかに貢ぎまくってました!!
 …というのは本当の話ですが今回は関係ないので割愛するとして、私がミリタリー&艦艇以外で初めてゲットしたアイテム、速水版ウルトラ怪獣のガレキもコトブキヤさんでの買い物だったし、バキュームフォームのモスラ幼虫なんて、今のお若い方々には意味不明かもなブツも、ほくほくしながら家に持ち帰らせていただいたものです。あ、でも、どちらもコトブキヤさんのオリジナル・アイテムじゃないですね!(→スミマセン、他意なしデス)

オラタン ライデン サフ原型

さて、そんなコトブキヤさんからバーチャロンのキットが、しかもオラタン版ライデンを第1弾にもってくる攻撃的ラインアップでガンガンやっていくというお話が、あれよあれよという間に現実になってしまったわけです!これはもうなんていうんでしょう、因果は巡る…とはちょっと違うけれど、ひとまずなにか因縁めいたものを感じてしまう私を、模型の神様、お許しください!

さあ皆さん、悪いことは申しません、オラタン・ライデン、お一人様10個は買いましょう!買えば買うほど良いことが起きる、何かが起きる、あんなことやこんなことが現実になってしまうかもしれない!
そんな期待が本気で本気になるかも、なビッグ・アイテムの登場です!!

気分はパーフェクト!

コトブキヤさん、ありがとー!!!

 

Dr.ワタリ(株式会社セガ 「電脳戦機バーチャロン」プロデューサー 亙 重郎)

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