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OMG・テムジン Archive

「第49回 全日本模型ホビーショー アフターレビュー」

今回は野内より第49回 全日本模型ホビーショーのご報告です。

第49回 全日本模型ホビーショー。ご来場の皆様有難うございました。

今回の壽屋ブースはこのような感じです。

こちらが電脳戦機バーチャロン・コーナーです。前回の公約通り全機体を展示させて…す、すみません。
ライデンIIはレイアウト的に置く場所がありませんでした。ライデンを2体置くと一気に今回のメインの影が薄くなってしまって…。

その今回のメイン、12月発売の「RVR-14 フェイ・イェン・ザ・ナイト(DNA-SIDE)」です!今回展示の彩色原型は今までレジンキャストだった発光部分をクリアパーツに差し替えた完全版です!
近日中に秋葉原のKOTOBUKIYAショールームにて展示予定ですので今回見逃した方も是非ご覧下さい。

こちらはテストショット素組です。
ぺたんと座った姿がなんとも可愛らしい。
キットは付属のデカール、そして紅色と○ッキー、…もとい黒色をご用意いただければ、簡便に設定のカラーリングを再現できる仕様になっております。
塗装にかかる手間も他の機体よりかなり楽ですので、全塗装に挑戦していただくにも適した機体ではないでしょうか。

その今回の影のメイン、「MBV-04-10/80sp テン・エイティ スペシャル」です!

見よこの勇姿!のパーフェクト・ポーズです。
10/80spと言うと、全一10/80sp使いにRTRWを撃たれまくり、近接食らいまくり、最後にグライディング・ラムでドルドレイを真っ二つにされた思ひ出(悪夢)が甦ります。
旧式改良強化要努力機体…努力すれば強くなるにしても限度があるだろうと!!…おっと、つい熱くなってしまいました。模型の話に戻ります。
今回のホビーショーでは受注対象外品ということで、後ろの方で控えめな展示となっておりましたが、これもまた10/80spらしくて良いのではないかと(苦笑)
キットはOMG・テムジンの広い可動を受け継ぎ、外装は10/80用として完全再現した内容となっております。
詳細な仕様については本ブログと各模型誌で順次紹介していきますのでご期待下さい。

 

余談ですが今回もセガ・森様にご来場していただきましたが、歓談中にまた親子連れが、子/「テンエイティがあるよ~」と言っているじゃないですか!なにこの英才教育!?本当にありがとうございます。

次のイベント予定は来年2月のワンダーフェスティバルと結構先になりますので出せるだけ出してみましたがいかがだったでしょうか?
前述の通り彩色原型等は秋葉原ラジオ会館2F「KOTOBUKIYAショールーム」でも展示予定ですので秋葉原にいらっしゃった折には是非お寄り下さい。

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「第49回 全日本模型ホビーショー」

今回は野内より明日から一般開催日のホビーショーについてです。


明日からは今年最後のプラモデルの一大イベント「第49回 全日本模型ホビーショー」が幕張メッセにて開催されます。
コトブキヤブース全体についてはこちらを見て頂くとして、電脳戦機バーチャロンについてはなんとHBV-502-H8 ライデン(DNA SIDE)から最新作MBV-04-10/80sp テン・エイ ティスペシャルまで「全部」展示予定です!


(鋭意準備中の光景。様々なデコマス(彩色原型の事です)の山)

もちろん全てコトブキヤが彩色したものですので、皆様がお買い上げのキットに掲載していた完成品見本そのものが展示されます。塗装の参考に見ていただけると有難いです。


もちろん絶賛予約受付中のフェイ・イェン・ザ・ナイトは彩色原型とテストショットが展示されます。
皆様のご来場お待ちしております!!

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「OMG・テムジン製作ワンポイント」

今回は、森氏の「OMG・テムジン超絶素組み」に対抗して、根本が製作ワンポイントを展開するそうですが…。

根/ダッシュ!ジャンプ&キャンセル!!で、もっかいジャンプからS.L.Cダ~イブ!!

森/おい…。

根/あ~、あいかわらずヤガランテは小さくならないと倒せないや…。

森/おいっ!

根/あ、森さんどうしたんですか?

森/「どうしたんですか?」じゃないよ!何やってんの?今回はOMG・テムジン製作ワンポイントだろ!

根/そうなんですけど。参考に、この前の森さんの「組んでみて…」を見直しましたけど、やりすぎですな、兄さん!

森/誰が兄さんだよ!あれはね、素組みでも「工作する楽しみ」ってやつを提案したわけ。ほら、マトモに作ると「エアブラシ」だ!「サーフェーサー」だ!って大騒ぎになるでしょ。

根/いや、別に大騒ぎじゃないですよ。普通ですよ、それくらい。

森/きっさま~っ!(元)原型師の感覚で物を言うなぁ~!!

根/ひぃ~、すいません!!まあ、いわゆる「モデラー」じゃない方は「塗装」はハードルですよね(ドキドキ)

森/…分かればよろしい。色々工夫すれば、塗装ができなくても模型の楽しさは広げられるよ、と。

根/わかりました。それを踏まえつついってみましょう。森さん的に「ここを解説してくれ」っていうのあります?

森/じゃ早速だけど一つ。OT・ライデンのときにクリアパーツの裏側にアルミシール貼るってのをやったじゃない?いわゆる眼の部分って非常に貼りにくいと思うんだけど。パーツ細かいし。

根/あ、それは僕も同感です。器用な方は眼の部分のクリアパーツの内側に丁寧にアルミシールは貼ってもらえればいいんですが、僕や森さんみたいな不器用な人たち(←元原型師)は、筆で銀を塗っちゃたほうが断然ラクです!

森/なんか、「逃げ」っぽいけど…いいのか?

根/厳密には反射が微妙に違いますけど、面積的にも小さいし、よほど雑に塗らなければ問題ないです!じつは「OT・ライデンを塗装しよう!」のシャドウライデンも眼の裏は「銀」筆塗りですよ。

森/微妙にはみ出しても、綿棒+うすめ液で拭けば良いってわけだな!(←拭き取り好き)

根/そうです!カッターの先でカリカリっと削っちゃっても良いですしね!(←削り好き)

森/なんか、「貼りにくい」の解決にはまったくなってない気がするが…。まぁ、自分のレベルに応じて臨機応変にね、ってことだな。

根/はい!筆塗りでも気にならないし。意外といい感じです。

森/じゃあ次は…核心に迫るけど、今回OMG・テムジンって黒い凹部分がパーツ分割の色分けで、前腕とか後ハメできないよねー?

根/お、ついにきましたね、それ。確かにその通りなんですけど。そこはズバリ「マスキング」です!

森/直球だなあ。とりあえず手順を説明しておくれ。

根/まずですね。中に入る「黒」パーツはつや消し黒で塗ってしまいます。

森/で?

根/で、外装の「白」も塗ってしまい、通常通り組み立てます。

森/ほうほう、組む前に白を塗っちゃうんだ。で、外装の合わせ目の処理は?無視?

根/ですからぁ~、ズバリ「マスキング」って言ったじゃないですか?ここからがコツで、黒い部分を覆い隠すわけですが、「白」と「黒」の境目ジャストにテープを貼るのは大変だし面倒なので、テープが外装の「白」にのっかってもOKな感じでラフに貼ります。

森/あ~、それから合わせ目を消して、その部分を中心に「サフ」→「白」とやり直すわけね。

根/そうです!合わせ目消しの作業が必要な部分だけはきっちりマスキングしてやって、あとの部分はラフでもOKです。マスキングテープをはがすと、やり直しの「白」と、さっき若干テープがはみ出た部分で色が繋がるって寸法です!

森/でもそれだと「白」の塗料どうしで、テープの段差が出るんじゃ…。

根/多少は出ますけど、エナメルシンナーをつけた綿棒でこすってやるとかなり馴染むんで、殆ど問題なくなります!

森/へぇ~、エナメルシンナーなんだ。コンパウンドじゃだめなの?

根/いいですけど、OMG・テムジンの場合「塗り分け部」=「隙間」ですから、コンパウンドが隙間に入るとえらく面倒なんで。エナメルシンナー綿棒は、結構使えますよ!

森/ふ~ん、なるほど。マスキングはするけど、神経を使ういわゆる「塗り分けライン」はキットの分割を活かしてラクしちゃう、ってワザだね。これで塗装派の皆さんも安心かな。…あれ?今回はこれだけ?

根/あとは、1月6日(火)掲載「OT・ライデン・本体無塗装お手軽フィニッシュ!!」も併せてご覧ください。

森/そうだね。アンダーゲート処理とか、無塗装クリアコートとかは共通だからね。

根/ですね。じゃあ今回のを参考にそろそろ森さんも塗装作例をひとつ。

森/ていうか、もう最近このオチばっかりだね。

根/でもでも~森さんが作ってくれないからですよう!

森/わかったよ!2Pカラーが商品化されたら作例やるよ!ジ○好きだし♪

根/え、塗装するなら今からでも出来るんじゃないですか、2Pカラー?

森/う…、そ、そういう身も蓋もない正論を冷静に言うなぁ!!その場のノリとか、勢いとか、そういう目に見えないのをもっと大切にだなッ…こう、見るんじゃない感じるんだ的な?フォースを使えとか?

根/森さん、もう意味が分かりません…(泣)

ということで、突然あっちの世界にイッてしまった森氏。作例は気長に待ちましょう~(笑)皆さんお楽しみに~

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「OMG・テムジン カラーバリエーション談義」

今回は、発売されたOMG・テムジンをネタに塗装バリエーション作例・妄想編です。

根/森さん、今回はOMG・テムジンのカラーバリエーション作例について妄想も交えて語りましょう。

森/まあ、塗装や改造のネタ探しだな。

根/そうです。そういえばライデンのころから言ってる、森さんの「ガサガサ艶消しジャーマングレー」はどうなったんですか?

森/キミもしつこいねー!ていうか、それはバリエーションじゃないし。

根/まあ、そうなんですけど。見たいじゃないですか!プロの腕ってやつを。

森/…そのうちにな。そうじゃなくて今回はバリエ機の紹介だろ!(怒って誤魔化す)

根/(に、逃げた…)では、軽いところから。2Pカラーですね。

森/これはもうおなじみだね。

根/この2Pカラーの「赤」っていうのは、やっぱり○ンダムに対するジ●なんですかね。

森/いくらなんでもそんな単純ではないだろ!。まあ、キャラクターのイメージを損なわず、しかも対(つい)になる配色ってやつだよね。

根/この2Pカラーって青い部分が「赤」になっただけに思われがちですが、じつは「白」部分も1Pカラーの暖色系から、寒色系に変更されてるんですよね。

森/そう、これもさっき言った「対」ってことだよね。

根/なるほど。次は、「3Pカラー」…ではなくて「練習機」です。

森/「練習機」ね。まあ、「青」「赤」とくれば「黄色」なんじゃないの。

根/さっきの「単純」になってしまいますが、いいんですか?!僕はずっとバイファ〇が元ネタだと思ってましたが。「練習機」で「黄色」だし。

森/それは…どうなんだろ。よくわからんな。

根/では独断で〇イファムが元ネタってことで決定です。では次、OMRの「シャドウ」ですが。

森/お、ここからは毛色が変わってくるね。「シャドウ」はよく見てもらうとわかるけど配色パターンが相当変則的なんだよね。

根/あ、ほんとだ。ノーマル1Pカラーだといわゆる「メカ色」の部分に「オレンジ」が配置されたりしてますね。

森/そう、だからコトブキヤが「シャドウ」を商品化しようとしても単純な成型色替えではやれないという…な、な!

根/ていうか、誰もやるとはいってませんが…。

森/まあ、いいじゃない。今回は「妄想編」なんでしょ。

根/そうですけど。あんまり勝手なこと言わないでください。皆さんが勘違いしちゃうじゃないですか!あとは「白虹騎士団」です。

森/これは?商品化?どうなの、どうなの?

根/だから、全然未定ですってば!(怒)でもこの「白虹」ってカッコイイですよね。「白虹」って各テムジンにありますけど、OMG・テムジンはこのシンプルさで一番好きかもです!

森/はあ。そんなに好きなら根本君、作っちゃえば良いじゃん。OMG・テムジンでも「塗装編」やるんでしょ?

根/いや、僕も最近多忙で…。あとマーキングがあるじゃないですか?大変そうだなーって…(弱腰)

森/たしかにこの2つは、マーキングがあるからちょっとハードルが高いよな。
それぞれのキット商品化は難しいかもしれんけど、コトブキヤから「デカールセット」とかは出せないの?

根/あ、いいですね!「シャドウ」と「白虹」で1セットとか?

森/いいねえ。「デカールセット」が発売されたら、さすがにオレも作例やるよ!

根/ほんとですか!?

森/いや、言ってみただけ…テヘッ♪

根/「テヘッ♪」って…。

ということで、森氏はなかなかプロの腕を見せてくれなさそうですが、
皆さんは今回の記事など参考に色々なOMG・テムジンに挑戦してくださいね!
ちなみに「デカールセット」も未定です(根本としてはぜひやりたいアイテムです)

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「OMG・テムジン壽屋企画者対談」

今回はセガ森氏は多忙とのことでお休みですので、お手軽なところで、身内ゲストを交えてOMG・テムジンについて色々語ります。

根/テムジンも発売になりましたので、製品版を見ながら色々語ろうと思いますが、森さんが多忙のことなので、身近なとこから相方を連れてきました。

淡路/あ、ど~も(ドキドキ)

根/え~と、僕と同じくコトブキヤでプラモデルの企画担当をしている淡路です。じゃ、自己紹介をお願いします。

淡/コトブキヤ・プラモデル企画担当、淡路です。主なところでは「アーマード・コア」や「ゾイド」などを担当してます!!あと、「ナデシコ」とか「ホイホイさん」とか、あれやこれや・・・。

根/いろいろ担当してますね。そういえばゲームの方の「バーチャロン」はやってました?

淡/そうですね。僕はOMGよりもオラタンのほうが直球世代なんですよ。じつは結構若いんです!

根/なるほど!そんな淡路くんに今回は、同じプラモ担当として、OMG・テムジンの感想を聞いてみようかと。

淡/はい。バーチャロンに関しては、となりの席で根本さんがいろいろやってるのを見てましたが僕は全くノータッチですんで、1ユーザーとして感想を言っていこうかなと。

根/実際に組んでくれました?

淡/はい、会社にサンプルがあったんでゲットしましたよ。

根/ゲット?…それはゲットではなくて…盗…

淡/ちゃんと言いましたよ!!

根/まあまあ。で、どうでした?

淡/このブログでも何回か出てますけど、色分割がすごいですよね。組むのは面白かったですけど。

根/ウチのキットは割と色分割こだわりまくりですけど、OMG・テムジンはかなりのレベルかなと。

淡/そうですよね。もう組み上げると「重い」っていう感じがします(笑)

根/まあ、実際、完成させると見た目の割に重くなるんですよ(笑)ほかには?

淡/あとは、僕の担当商品ではあまりやってないアンダーゲートとかは「おおっ!」と思いましたね。

根/たしかに。アンダーゲートはバーチャロン以前は殆どやってなかったですね。

淡/あとは、タグの記号の部分とか。抜いてあるじゃなですか~いいですよね。

根/そこか~!本体のほうで気になった部分とかある?

淡/肩の黄色いアーマーの可動とか、ひざ関節のフレームとか細かいギミックが色々あって楽しいですね。大きく外観が変わるようなものではないんですけど、マニア心をくすぐるというかちょっとニンマリな感じです。

根/なるほどね~。アンダーゲートや抜きタグはバーチャロンシリーズで試験的に取り入れてみたんだけど、特別な仕様ではないので他の商品にもフィードバックされていくと思います。

淡/僕の担当商品にも採用していきたいですね。とはいっても割と開発担当にお任せしちゃってるんで。

根/いやいや、そこは企画のほうからいろいろリクエストしていかないと!

淡/そうですよね。っていうか根本さんは拘りすぎな気が…。特にバーチャロンは。

根/そんなこと…あるけど(笑)まあまあ。こんなところでそろそろしめようと思うけど、最後に、今後のイチ押し商品とかあります?森さんもいないんで宣伝していっていいですよ!

淡/ホントですか?じゃあ、僕の担当でコトブキヤ初のオリジナルメカシリーズ「FRAMEARMS」がスタートしますんでよろしくお願いします!公式HPも開設されたのでこちらから遊びに来てください!

よろしくお願いしま~す!

ということで。今回はコトブキヤ・他シリーズの企画担当に来てもらいました。今後も様々な方を巻き込みつつ展開していきますので、お楽しみに~!!

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「OMG・テムジンを組んでみて…」

またまた勢い良くOMG・テムジンを組み上げてしまった森氏!さてさて、どんな感想を抱いたのでしょうか…?

根/今回は○ッキーじゃ無いんですね…。

森/OT・ライデンの時さんざん根本君にバカにされたからね~。

根/え!バ、バカにしたつもりは無いんですが…。

森/まぁいいや。それにちゃんと○ッキーで塗ったところもあるから安心なさい。

根/は、はぁ。ところで、いかがでしたでしょうか?OMG・テムジンの製品版は…?

森/うん、OT・ライデンと違って箱の大きさやパーツ数の多さ、っていう分かりやすいショックは無いんだけど組み始めるとキット内容の狂いっぷりや面白さがジワジワ来るね。で完成すると凄い充実感っていうか満足感があって、やっぱり「面白い♪」キットだったよ。

根/そうなんですよね!コトブキヤ社内でも、組み上がったのを見て初めて「おおっ!!」と思った、って人も多かったですね。

森/うん、やっぱり色分け分割のせいもあるけど、パーツとパーツの組み合わせで部品に『深さ』が出るのがいいのかもね。徐々にだけどパーツ精度も上がってきてるのも感じたし、ぜひ組んでみて皆さんにも感じて欲しいね~。写真じゃ伝わらなかったりするからね。

根/はい!…そういえば、前回「改造してみちゃおっかな~」とおっしゃってましたけど、どこか改造されたんですか?(…ドキドキ)

森/まず例によって、脚をハの字に開きやすくする為に画像の黒い部分を削ってみた。これは好みの問題で改造ってほどのことじゃないね。

森/あと組み上げてて、こうしたら面白いかな?って思ったんで、ヒザ周りをちょっとね。具体的にはヒザアーマーをスネから独立させてヒザ関節の方にくっつくように改造してみたよ。詳しくは画像を見ながらね。

根/あッ、本当だ!パーツの構成が変わってますね!!…こ、これはキットに対するダメ出しなんでしょうか…?(汗)

森/いや、ただ面白いかな~、って思って(笑)ハイエンドCGではキットと同じくヒザアーマーはスネに固定されてるから、キットの状態で全然OK。けど、これはオレが買った物なんだからオレの好きなように作ってみただけ。…ほら、ハセガワの747・テムジンもこんな感じになってるからOMG・テムジンでもやってみたらどうかな~、ってね。

根/なるほど~、自由に作れば良いってことですね!…あれ?これ右足の方はキットのままですか?

森/うん!一個作ったら気が済んじゃった(笑)

根/な、なんてフリーダムな…。

森/ひょっとして真似したいって人がいるかも知れないから、工作手順も紹介しようかね。

森/画像を順に見てくれればどうやったかは大体分かると思うけど、ポイントはいきなりバラバラにせずにキットの組み付けを生かして位置決め出来るように段取りしたってことかな?真っ直ぐ切るとかきちんと直角に接着するっていうスキルと同じくらい、段取りをするってことは模型制作において精度を上げたり、作業時間の短縮にとって大切なことなんだよね。

根/確かにそうですよね~。僕も原型師時代を思い出しますよ!

森/あと、ヒザアーマーをヒザ関節に固定する為の台座になる『コの字』のパーツはランナータグで作ったよ。幅も丁度いいしこれなら塗装もしなくていいからね♪

根/…なんだかお話をうかがってると、プロなんだか素人なんだか分からなくなってきますね…。

森/失礼な!オレは皆さんにも手軽に試してもらえるように、色々工夫してるんだよ!!

根/あ、その件ですが、前回、森さんの奥様もおっしゃってましたけど、そういう方向性でのナビゲートは大変ありがたいんですがそろそろモデラーとしてのフルパワーをですね…

森/ギクッ!あー、その話に繋がるんだ~。アレか、君と嫁とで共同戦線か?

根/そういうわけじゃありませんけど~、やっぱり見たいじゃないですか!

森/うん、自分もOT・ライデン、OMG・テムジンと組んでみて模型へのモチベーションが上がってきてるしねぇ。やっぱパチ組みでも実際手を動かすと、慣らし運転ができたって感じで、無理なく模型製作を生活サイクルに組み入れられるような気がしてきたよ!

根/お!いい傾向ですね~。コトブキヤのキットが『眠れる獅子』を起こしちゃった!って感じですか!?

森/いや、まだ寝ぼけてる(笑)あと獅子より猫がいいにゃー♪

根/…猫でも熊でもいいんで、早く起きて下さい~!!(泣)

いつになったら起きてくれるんでしょう…?(笑)皆さんはOMG・テムジンをお気軽にでも、じっくりとでも、自由に組んで楽しんで下さいニャー!!

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「OMG・テムジン組んじゃったよ!!」

OMG・テムジン購入後、根本と呑みに行ってしまった森氏!どうにか電車が動いてるうちに帰宅したようです(笑)

森/うい~、ただいま~♪もり兄さんが来ましたよ~♪♪

嫁/おかえり~。あー、ご機嫌だねぇ(笑)根本さんに迷惑かけなかった?

森/だいじょーび、だいじょーび~♪

嫁/はいはい、今日はもう寝なされ。

~~~そして翌日~~~

森/あー、昨日は楽しかったなぁ。さてさて、今回もサクッと組んでみようかねぇ。まずはパーツ洗浄ね。

森/今回は洗面所でイケるな。愛用の豚毛のボディブラシでやさしくゴシゴシとね。豚毛のブラシはお肌に優しいので、敏感肌でお悩みの方にも安心してお使いいただけます。(←どうでもいい豆知識)

~~~組み立て開始にあたり~~~

森/作業中のBGMはOMGのサントラかな~。やっぱ『InTheBlueSky』は神曲だよね~…GetReady!!カーキフ~ラ~イ~♪っと。(←違う)
そして今回はちゃんとつや消し黒も買ってきたからね!これでもう『○ッキー師匠』なんて呼ばせないよ!!(←誰が呼んでいるのか)

森/…むう、なんか黒で塗らなきゃいけないところ少ないな…。せっかく買ってきたのになんか悔しい!…よし、黒で成型されてるところも黒で塗っちゃえ!!(←本末転倒)

森/…写真だとよくわからんかな…。一応右側のパーツが塗った方なんだけど…。まぁ、ツヤ消しになったから自己満足♪

~~~たまには真面目なことも~~~

森/色分け分割に定評のあるコトブキヤのプラモデルなんで、「パチ組み+スミ入れ、スミ流し」で組んでる人も多いかと思いますが、VRの場合、もう一歩進んで「スミ塗り」とでも言いましょうか、一段落ちた溝部分なんかを黒でくっきりと塗ると、グッと引き締まった印象になるんでぜひお試しいただきたい!

森/溝からはみ出したりした部分は、スミ入れの拭き取りと同様「薄め液+綿棒」で拭くわけですが、ここでワンポイントアドバイス!どうせ後から拭くからといって適当に塗ってはみ出しが多過ぎると、拭き取りに時間と神経を使うことになって、かえって面倒くさいことになりがちです。かといって、絶対はみ出さないように塗るような心構えをしていたのでは集中力が持ちません。ですから程ほどに丁寧に塗って、程ほどに拭き取れば済むくらいのバランスを心がけると、楽しく作業を続けられると思います。あと、些細なことですが意外と重要なことが一つ。安い綿棒には要注意です。消耗品ですから安いに越したことはないのですが中には模型用に向いていない質の物もあり、薄め液をつけるとすぐほどけてボワボワと膨らんでしまい作業に支障をきたすことがあります。個人の印象では、薬局で売っているものなら安くても比較的安心できるようです。安売りの時にでもまとめて買い込んで、汚れたら小まめに取替えることが快適な拭き取りライフへの近道ですよ。(←なにそれ?)

~~~快適に拭き取りながら組み立ては続きます~~~

森/ふふふ、ちょっと改造してみちゃおっかな~♪…あー、やっぱ模型は楽しいね!久しく忘れてたけど、やっぱ模型が大好きだ!!さて、黒以外の細かいところも塗っとこうかね。足の裏のグレーは色分け分割されてないんだよな。う~ん、どうせよく見えないところだが…まぁ、とりあえず塗っとくか。例によって色味がちょっと違うけどガ○ダム○ーカーのグレーを小皿に出して筆でチョチョいとね。Vコンバータのサターンだが…これ、黒いとこ色分け分割しとけば面白かったかな?ここの黒は…つや消しは嫌だなぁ。…そうだ!こんな時こそ○ッキーの出番じゃん!!(←結局使う)

森/う~ん、いいツヤ♪なんか、○ッキーの黒って独特の色味があって、結構VRに向いてるのかも!?今度エアブラシで吹いてみるか…?(←落ち着け)

~~~完成間近ですが~~~

森/デカールを貼って、と。そうそう、OT・ライデンの時にも感じたけどプラに直接デカール貼ると、ちょっとはがれやすいんだよね~。で、そんな時にはこれ!

森/木工用接着剤を水で溶いたものを使えば定着力アップ!専用の商品もあるけどパチ組みだったらこれでも十分。根本君には「古の技術ですね(笑)」とか言われたけど、それ専用の道具でなくても身の回りには模型に使える物がたくさんあるということを、若いモデラー諸氏には知って頂きたい。そのようなことをお伝えすることをもって、ご挨拶に代えさせていただきたいと思います。

嫁/それ何の挨拶?

森/え、いや、なんか流れ的になんとなく…。さて、これで完成!

嫁/お、ポーズも決まるね~。今回も黒い所塗っただけ?

森/うん、基本的には。その他にちょっと小技も使ってるけどね。

嫁/それでこの充実度って凄いね~。で、次はいよいよ全部塗装するの?

森/あー、そうなると色々大変だからなぁ。こう、自分の役回りとしては手軽に充実度アップって言うか、そういう方向でナビゲートするっていう方向でどうでしょうか…?

嫁/それは読者さんと根本さんに聞いてみたら~?私は見たいけどね!久しぶりにプロとしてのフルパワーも(笑)

森/君、ハードル上げるなぁ…。

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