あけましておめでとうございます!コトブキヤ・バーチャロン企画担当の根本です。
皆さん年末年始はライデン製作で過ごしましたか?
今回は、さすがに○ッキー塗りはなんだけど、「全パーツきちんと塗って仕上げるにも時間的&装備的&技術的にツライなあ~」という皆さんに、 せっかく根本が無茶して「超絶色分け分割」を強行したキットですので、それを活かしまして「本体無塗装お手軽フィニッシュ」を紹介しようと思います。
1:透明パーツ
Pランナーの各部品はカラーガイドでは裏面にシルバー塗装になっていますが、糊つきのアルミシートを貼り付けてみましょう! 貼り付けた後、モールドがなじむように裏から綿棒などで(やさしく)こすりつけます。 アルミシートとの密着度も高まって一石二鳥!!
この後、一旦表に戻して、パーツそのものの外周をガイドにして余分なアルミシートを切り離します。 で、このまま取り付ければキレイなセンサーが完成します! 最後の画像はアルミシートなしの時との比較です。
2:アンダーゲート処理
OT・ライデンではコトブキヤキットにしては珍しく、アンダーゲートを各部に採用しています。
意図的に「素組み時に目立つポイント」を狙ってアンダーゲートにしてますので、キレイに処理できれば、塗装無しでもかなり良い感じに仕上がります。
コツとしては、ゲート部分を若干余裕をもたせ切り離し、当て板(プラ板などでもOK)に紙ヤスリをつけて丁寧に削っていきます。 ヤスリは400番くらいから始めて、600番、1000番と番目を順に細かくしていくと、無塗装でもかなりキレイに仕上がります。
通常のゲート部分もコツは同じです。 OT・ライデンは、パーツ数が多いのでちょっと大変ですが、がんばってみてください。
3:クリアーコート
デカールを貼ったあとで、十分乾燥させた後、クリア(ツヤ有り)を缶スプレーにてコートします。
バーチャロイドはグロス(ツヤ有り)仕上げがデフォルトのとの事なのでクリアのコートをしてみましょう! クリアコートは2:で磨いた部分を馴染ませる効果もあります。
また、パーツには成型時に出てしまう跡(ウェルドといいます)があります。 気になる方はパーツの表面も2:にあるように400番~1000番で磨いた後でクリアコートするとよりキレイな仕上りになります!(写真の物は磨いてみました)
ただし、一度に多量に吹き付けると、プラそのものやデカールを溶かす危険がありますので、数回に分けて慎重に。 缶スプレーに自信の無い方はそのまま4:へ行ったほうがベターです。
4:凹部分の黒塗装
ここについては、○ッキーとの差をつけるために筆塗りを敢行!
とは言っても、エナメルのツヤ消し黒をぺたぺた塗るだけなので、テクは必要としません。 後でふき取るのでハミ出しても気にしないでOK。 ツヤ消し黒を塗った後、エナメルシンナーを含ませた綿棒でハミ出した部分をふき取ります。
また、多少手間にはなりますがシンナーで薄めたツヤ消し黒をモールドの凹部に流し込むと更に立体感が出る仕上がりになります。
とりあえず(一部分ですが)完成です。 素組みとの比較写真も載せてみました。
といった感じで、ポイントをまとめてみました。
今回は時間の都合上、ライデン全体の製作まで至りませんでしたが(すいません!)上記の作業で、各色を塗装しなくともキレイな仕上がりのライデンが手に入ってしまいます。
また、塗装して製作される方にも適用できるポイントだと思いますので、是非、試してみてください!!
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