コトブキヤでは、バーチャロンシリーズに至るまで、様々なタイトルからプラモデルとして商品化してきました。
「スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS」シリーズは、コトブキヤ・プラモデルがスタート切ったタイトルです。
今回は、なんと「スーパーロボット大戦」シリーズのチーフプロデューサー、株式会社バンプレソフト・寺田貴信氏に企画担当・根本が強くお願いしまして、コメントを頂きました!
皆様、始めまして。
株式会社バンプレソフトで「スーパーロボット大戦」シリーズのチーフプロデューサーを務めております寺田貴信と申します。
「あんた、バーチャロン関係者じゃないでしょ?」
「コメント書く所を間違っているんじゃないの?」
「第3次スーパーロボット大戦αに何故ライデンを出さなかった!?」
……などという御意見が出てくるとは思いますが、「バーチャロン」と私が手掛けております「スーパーロボット大戦」には色々と縁がありまして。
まず、「バーチャロン」のキャラクターデザイナーであるカトキハジメ氏には、「スーパーロボット大戦」の方でもオリジナルメカのデザインを何体か担当していただいています。
そして、「OMG」が世に出た頃、ジャンルは違えどロボット物ということで、ゲームの方もプレイしておりまして。市場調査などと称し、仕事中にサターン版の「OMG」とツインスティックを買いに行ったのも、今となっては懐かしい思い出です。
ドリームキャスト版の「OT」もこれまたツインスティックごと購入し、弊社の開発チーム内で対戦をやっていましたが、スタッフから「あんたのテムジンは弱すぎる」などと言われてヘコんだのも、これまた懐かしい思い出です。
次に、2005年に発売されましたプレイステーション2用ソフト「第3次スーパーロボット大戦α」には、「マーズ」や「OT」から3体のバーチャロイドがゲスト出演という形で登場しております。
また、それがきっかけとなって、Dr.ワタリこと亙重郎氏とお付き合いが始まり、今でもたまに飲みに行ったりしています。
そして、壽屋様からは「スーパーロボット大戦OG」に登場するオリジナルロボットのプラスチックキットが30体近く発売されており、壽屋様とのお付き合いも長いです。
というわけで、今回のOT・ライデン発売によって、壽屋様発のプラスチックキットといういうステージ上(?)で「バーチャロン」と「スーパーロボット大戦」が再び共演することになったなぁ……と勝手に思っている次第でして。
壽屋様とは今も新製品の開発で一緒にお仕事をさせてもらっていますが、担当の根本氏から「今度、バーチャロンのキットを出すことになったんですよ」という話を聞いた時、「これは凄い物になるだろうな」と思いました。
そして、先日OT・ライデンのサンプルをいただいたのですが、感想を一言で言うと「みっしり」。いや、色々な意味で物凄い密度ですね。この年末年始で何とか素組みをする時間を捻出しようと思っております(他にも超デカい鎧武者を組むという宿題がありまして…)。
何はともあれ、一ユーザーとして、これからの展開に期待しております。
もし、10/80が出たら、3個買います。自腹で。
株式会社バンプレソフト スーパーロボット大戦チーフプロデューサー
寺田 貴信
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