今回は、スペシネフのテストショットを見ながらのあれこれです。
根/森さん、Xbox360版オラタン配信スタート、おめでとうございます!
森/サンキュー!根本君はもうプレイした?
根/実は僕ハード持ってなくて、オラタンのために360買っちゃいました。まだ、パッケージソフトは一つも買ってません。
森/ほんとにオラタンだけなのね。まさにバーチャロンファンの鏡だね!
根/ありがとうございます!今回は360版オラタン配信記念ということで、スペシネフのテストショット公開です。
森/記念に公開っていうか、既に各模型誌さんで掲載してもらってるけど…
根/………まあまあ、僕らのスペシネフについて色々語りましょうよ!
森/はあ。じゃあとりあえず全体から見ますか。今回のスペシネフはOT・ライデン、OMG・テムジンとエスカレートしていった色分け分割がちょっと落ち着いた感じかな?
根/そうですね。でも、なんとなく分割を省略したわけではなくて、スペシネフでは、キット自体の強度を犠牲にする分割は敢えてしてないんですよ。
森/基本的にスペシネフはパーツとして「塊」の部分が少ないからね。
根/そうなんですよ。足首のアーマーなんかは板状の装甲ですけど、そういう薄いパーツって無理して分割すると勘合(パーツ同士をはめ合わせ固定する部分)のスペースが取れなくて、プラモデルの部品として破綻しちゃうんですよね。
森/たしかにね。申し訳ないけど過去のコトブキヤキットで、色分割はされてて素組みの満足感は高いんだけど、ポーズ付けとかでパーツを掴むと外れたり、ね…。
根/スイマセン…たしかに稀にそんなものもあったり…。
森/別に悪く言ってるわけじゃなくて、それは色分割に重きを置いたコンセプトのキットだったわけでしょ。スペシネフはそっちに行かなかったってことで良いんじゃない?
根/はい!でも、「塗装しなくてもほぼCG(設定)イメージ」っていうシリーズ全体のコンセプトからは逸脱しないようにはしましたけど。
森/その代わり、ってわけじゃないんだろうけど、機体の白いラインはばっちり色分け分割されてるしな(笑)
根/はい!そこは外せないポイントですから!!
森/その他この状態でアピールしたい部分とかある?
根/色分割云々ではないんですが、肩(脇)の関節はポイントですね。一旦引き出して、さらにここまであげることができます。
森/へぇ~!…ってオレは原型監修の時から知ってたけどね。ギミックとしては原型や完成品でも触れてたかもしれないけど実際「プラモデルの間接」になると、ホントに「へぇ~」って思うよ!
根/ですよね!あとは「アイフリーサー」の変形ですか。
森/「アイフリーサー」は伸縮する部分を付け替えて、「サイズ(鎌)」と「ランチャー」になるわけだね。
根/そうです。ここも先に言った「無理をしない」的ギミックですかね。あと、ハイエンドCGを追ってくと、完全変形は物理的に無理だったような気が…。
森/うん、ムリ無理。そういうモノだから差し替えでOKってしたんだけど、もうちょっと頑張ればなんとかなったかなぁ…?成型品見ながらだと色々考えられるんだけど……やっぱこれはムリか(笑)
根/根/…すいません、ここまで進んだ段階でそんなドラステックな変更はどのみち無理です(ガクブル)でも割と成型品になると原型の時の苦労を忘れて、「もっとこうしたい」とかなりますよね。僕が言っちゃマズイですけど。
森/ああ、たしかに根本君からよく「原型の時に言えよ!」的な鋭い視線を注がれることが…。
根/そんなことないですよ。まあ、若干思いますけど。
森/思ってんじゃん!そこはさ~「良くなるためにやれることは可能な限りやる」というオレ達の共有認識だろ!
根/そうですね。「やれることは可能な限り」ですので、僕はまた360版オラタンを…
森/おいっ!(テストショット版アイフリーサーでツッコミ)
根/はうっ!…
ということで、再度、血のにじむ思いでスペシネフは進行してますので、360版オラタンでテンションを上げながら、6月の発売をお待ち下さ~い!!
- Newer: 「バイパーII・ハイエンドCGについて」
- Older: 「バイパーII・原型を見て」