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「スペシネフ パッケージについて」

スペシネフのパッケージアートを大公開!今回からちょっと変わったところがあるようですが…

根/今回は森さん作のパッケージアートですね!

森/諸般の事情で有井君が担当できなくなっちゃったんで、必然的に自分が作ったんだけど、いやぁ大変だったわ~、マジで。

根/お疲れ様でした!どのあたりに苦労されたんでしょう?

森/まずはスペシネフのデザイン上の特徴である背部ウィングと長いランチャーがね~。パッケージアートは商品の顔とも言える部分だから、なるべく全体が枠内に収まって、しかもどんな形か分かりやすいポーズ、アングルで、更にあまり大きな余白が出来ないように、そのうえキャラクター性も表現したい…って考えたんだけどこれがもう収まらなくてね、ようやくどうにか出来た!!と思ったらOMG・テムジンと全く同じポーズとアングルになってて、それはなんか安易で嫌だったからボツにしたりしてな…。

根/あー、長いランチャーを無理なく画面に収めようと思うとそうなるんですね~。

森/と、いうわけで少しのはみ出しは許容するということにして、今回のパッケージアートになったわけだが、今まではモデリング専門で、こういう「絵作り」は全くしてこなかったし、今回はぶっつけ本番で時間的にも厳しかったから、正直言って「絵」としての仕上がりには自信ない…。

根/確かに、ぱっと見は今までと同じ感じですけど微妙に表現が違ってますよね。でも大丈夫ですよ、全然カッコいいじゃないですか!!

森/ありがとう。…当然の事ながら有井君が「10年以上かけて作り上げた表現+持って生まれたセンス」がそんなに簡単に真似できるわけはないし、だからこそ評価されてるんだと思うんだよね。正直、「真似て作った絵」に価値があるのか?それで満足してもらえるのか?っていう疑念はあるんだけど、今までを上回るカッコいい表現なんか短期間で思いつくわけは無いし、シリーズ物としてスペシネフからガラッとテイストを変えるわけにはいかないし、それに意識的に変えたんじゃなくて、「同じものを作れないから変えました(変わっちゃいました)」っていうのは逃げだと思うんで、まずは真似がきちんとできるように今後も頑張ろうと。

根/なるほど~、色々考えて、悩まれているんですねぇ…。

森/でもね、前にも話したけど一連のハイエンドCGは有井君とオレが二人で作ってきたものだからね。それはモデリングもそうだし、レンダリング(絵作り)もそう。モデルや絵について遠慮なく意見をぶつけ合ってきたから、彼の考えや表現したいことは、自分が一番理解できてると思う。だからね、今は泣きたいくらい不安だけれど、逃げずにしっかりやっていこうと思うよ。

根/自分も微力ながらお手伝いしますよ!…でもまた有井さんにもやってもらえるといいですよね。

森/オレもそれは願って止まないけど、人それぞれの事情があるからねぇ…。

根/またやってもらう為にも、このシリーズを息の長いものにしなくちゃいけませんよね!

森/お、ポジティブだな。そうだね、その為にも頑張るっていうのもアリだよね!

根/はい!!

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