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「10/80は好きですか?」

コトブキヤ バーチャロンプラモデルシリーズ第7弾は、
「電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム」より「MBV-04-10/80sp テン・エイ ティスペシャル」です!

今回は業務多忙のDr.ワタリに変わり、セガの森氏よりメッセージをいただいております!

旧式改良強化要努力機体…こんな身も蓋もない肩書き(?)を持つテン・エイ ティスペシャル(以後10/80と表記)ですが、皆様、10/80はお好きですか?もちろん私は大好きです。
ちっちゃくて可愛いランチャーも、ケレン味の無いデザインも、地味なカラーリングも、バーティカルターンも空中ダッシュも出来ない不自由な機動性能も、いじらしくてたまりません。

既に発売されているOMG・テムジンの開発スタート時、10/80の事も話題にはのぼったのですが、両者を並べて見ると分かる通り意外と共用できる部分は多くありません。第一、私ですら360版オラタンの事を知らなかった時期ですから、10/80を出して勝負になるのか?というところに全く確信が持てませんでした。そんな訳で10/80の件は一旦保留しOMG・テムジンに特化した形でプラモデル開発は進行していきました。
しかし、その後OMG・テムジンの原型監修時、「これと10/80を並べたいなぁ…」という私の呟きをきっかけに、じゃあいっちょやってみますか、と10/80の商品仕様の検討が始まることになるのですが、その時点でもまだ360版オラタンの事は公になっておらず、検討してもどうなるかは分からないといった状況には変わりはありませんでした。
そして時は少しだけ流れ、360版オラタンが予想以上の好評をいただくに至り、OMG・テムジンのバリエーションキットとしては10/80をキット化するという決断をすることとなりました。通常の商品展開のセオリーでは、OMG・テムジンのバリエーションキットとしては成型色変えで赤い2P仕様を出すところなのですが、冒頭でも述べたように10/80とは外装部分で共用できる所はほとんどありません。「それはバリエーションキットって言わないんじゃ…?」と言う声も聞こえてきそうですが、そのあたり、どのような商品仕様になるのかは今後、当ブログでも取り上げていきますので、お楽しみにしていただければと思います。

旧式改良強化要努力機体…小粒ながら使い勝手の良い武装、キビキビ動くレスポンスの良さ、振りが早くリーチの長い近接攻撃、パイロットの腕次第では第二世代VRに一泡吹かせることもできるテン・エイティ スペシャル。
皆様、10/80はお好きですか?もちろん私は大好きです!!

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