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原型監修ウラ話(ライデンDNASIDE編)第三回(後編)

セガAM3研の森氏とコトブキヤバーチャロン企画担当の根本による「原型監修」よもやま話の後編です。
苦労もしてるんですよ……

前編からの続き

根/ウチ的には凄く楽をさせてもらってますよ!…あ、いや、そのぶん別の苦労もしてますね…。

森/ひょっとして根に持ってる?監修がしつこいって?

根/そ、そんなことないですよ!毎回ほぼ一回+再チェックで終わりますし、言われてることに理不尽なところもありませんし。それにパーツ単位の形状についてはデータ出力ですから、問題があれば森さんの責任ですしね(笑)

森/ほほう、言うようになったねぇ、君も。いい度胸だ…。

根/す、すいません、調子に乗りました(汗)でも、立体にならないと分からない部分も多いですよね。実際の大きさやボリュームはもちろんのこと、モールドのメリハリとか可動範囲とか。そのあたりは、単に『監修→修正指示』って感じではなく、お互いを意見を出しながらどうするのがベストなのか、具体的な手法も含めて決めていく感じなので一回の打ち合わせはどうしても長くなりますよね。この前も監修&打ち合わせで5時間半とかかかりましたし(笑)

森/せっかく来てもらってるんだから、なるべく一発で決めたいしね。それにOT・ライデンに関しては初めてのことばかりだったからさ、最初の頃の監修では開発の流れからセガとコトブキヤのお互いのスタンス、最終的な商品形態のイメージについてまで全部把握するところから始めたから余計に時間がかかったよね。でもそのおかげで今では「ここはお任せで大丈夫だな」とか「ここは注意が必要だな」とかわかるようになってきたから。『ツーカーの仲』って奴?(笑)

根/そう思っていただければ光栄です!確かに最初は「こんなことまでお願いしちゃっていいのかな?」とか、「そんなことまで考えてくれるのか!」とか、手探り状態でしたもんね。今ではこのサイトまで森さんにお手伝いいただけることになって、まさに『AM3研全面協力体制』ですよね。ありがたい限りです!

森/本当にね、「お前はコトブキヤの中の人か!」ってくらい(笑)まぁでも、そのぶん加速度的に要求レベルがどんどん上がっちゃって大変だと思うけど、こっちも本気でやってるからよろしく頼むよ。気心が知れた分、実現可能なレベルっていうのはわかったから、あまりに荒唐無稽なことは最初から言わない。時間がもったいないからね。けど「こうすれば出来るんじゃない?」ってことはやってもらうからね!

根/はい!こちらからもプラモデルなりのアイディアはどんどん出して行きますんで、よろしくお願いします!!

森/いいねぇ、熱いね!んじゃこれからもよろしくな!!

根/はい!ご期待に添えるよう頑張りますよ!!

森/で、また監修の時間が延びる、と(笑)

根/う~~~~ん(泣)

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