8月に発売となります『ライデンII(RNA SIDE)』に付属のフラグメント・クローのテストショットが届きました!その姿に痺れちゃって下さい!!(笑)
根/森さん、フラグメント・クローのテストショットが届きましたよ!
森/おー、どれどれ。うん、発光部もクリアーパーツになっていい感じだね。成型色もOKでしょ。
根/はい!ところで、今回のフラグメント・クローの色なんですが、ゲームモデルとは違ってますよね?
森/おー、よく気が付いたねぇ。
根/そりゃ気付きますよ!!ゲーム中ではクロー本体がオレンジで発光部は水色ですけど、どうして今回のハイエンドCGでは変更したんですか?
森/なんか、カッコ悪かったから変えちゃった♪
根/え!そ、そんな理由なんですか…!?
森/まぁ、大雑把に言えばそうなるんだけど、もっと丁寧に説明しようかね~。確かにゲームモデルではオレンジ色だったんだけど、これは多分にゲーム中の視認性も考慮に入れてのカラーリングなんだよ。バーチャロンっていうゲームって、例外はあるけど「たいがいの攻撃は見てから避けられる」っていう特徴があるんだよね。だから敵がどんな攻撃をしてくるか分かりやすくする為にモーションも機体ごと、武器ごとに固有だし、弾も見易くする為に撃ったあと2倍の大きさにして表示してるし。
根/確かに、リプレイとかでミサイルの着弾シーンをみると、凄く大きいですよね~。…でも「見てから避けられる」のに、どうして僕には敵の弾がガンガン当たるんでしょうか…?
森/そりゃ、君は総受けだからね…。
根/は?
森/いや、何でも。まぁ、相手が当たるように位置取りやタイミングを計ってるからでしょ(笑)オラタンってそういうゲームだし。
根/なるほど!そこが難しいところでもあり、面白いところなんですね!!僕ももっと精進します。
森/で、脱線しちゃったけどライデンのクローも同様に、撃って来るのがレーザーなのかネットなのかっていうのが構え中から分かりやすいように、RNA SIDEでは機体色のグレーに溶け込まないオレンジ色に指定された経緯があるんだよね。逆にDNA SIDEは機体色が赤だからクローがグレーでも大丈夫なんだけど。
根/ははぁ、そんなことまで考えてカラーデザインされてたんですねぇ~。
森/でも、最終的にオラタンのゲームスピードがそれどころじゃ無いレベルになっちゃったし、その後、カラーカスタマイズも出来るようになったんで、実質的に意味はあんまり無くなっちゃったけどね(笑)
根/確かに(笑)で、なぜ今回変更したか、ってことなんですが…。
森/でね、ここからはちょっと分かりにくい抽象論になっちゃうんだけど、こういうフィクションの世界の産物って、現実に近づくにつれ違和感が増幅されるんだよね。バーチャロンで言えば、ゲームモデルからハイエンドCGモデルになった時に、一段階、現実世界に近い表現になったわけだけど、その時点でゲームモデルでは気にならなかった所に急に気持ち悪さを感じる事があるんだね。で、それが今回はクローのオレンジ色であり、発光部の水色だったりしたわけ。オレも有井君もそう感じたんで、今回からハイエンドCGモードとしてそれらの色を変更することにしたという事で。
根/なるほど~、なんか深く考えてるんですねぇ。僕なんか「お!新設定だ!!」とか単純に思ってましたよ~。
森/そりゃまた、うらやましいくらい単純だな…。
根/はい?
森/いや何でも。と言うわけで、ゲームが上手い人だとレーザーよりネットの方が使用頻度が高かったりするし、「ライデンはやっぱり黒でしょ!」っていう人も居るんで、今回RNA SIDEが発売されることになって良かったよね。
根/はい!本当にDNA SIDEをお買い上げいただいた皆さんのおかげです、ありがとうございました!
森/脅かすわけじゃないけど、この手のバリエーションキットは出荷数が少な目なんで予約するのが吉ですよ、と。
根/はい、お手間をおかけして申し訳ありませんが、よろしくお願いします!
森/で、その前にもうすぐスペシネフが発売だと思うんだけど?
根/はい、近日中に正式な発売日をお知らせできると思いますので、しばらくお待ち下さい!…はッ!?今回も何か企んでるんじゃ?
森/ん~?別に~(笑)
根/そ、そうですか。(…心の準備だけはしておこう…)
- Newer: 「スペシネフ発売予定告知です!」
- Older: 「スペシネフ 開発担当インタビュー」