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「シリーズ第6弾は何故フェイ・イェン・ザ・ナイトなのか?」

こんにちは、コトブキヤ・バーチャロン企画担当の根本です。
「フェイ・イェン・ザ・ナイト」が先日のワンダーフェスティバル2009夏での会場や、各模型誌で試作原型が発表されました。今回は例によって、シリーズ第6弾は何故「フェイ・イェン・ザ・ナイト」になったか、について語ってみたいと思います。

現在展開中のコトブキヤ・バーチャロンシリーズは、ある程度のアイテム数を一グループと想定し、その中でOT、OMGの交互展開や人気や価格のバランス、シルエット(外観)バリエーションの幅を持たせるなどのテーマを元にラインナップが組まれています。
そして、企画の初期準備段階でセガさんにラインナップ提示した時には、実は「フェイ・イェン」系(女性型)機体はエントリーされていませんでした。

コトブキヤとしては、バーチャロンは膨大な世界観設定や、各機体毎に兵器開発史を含めた設定が存在するリアルロボット系作品であり、そのような作品においては、ガチガチの兵器的機体の方に高い比重で需要が存在すると思っていました。
当時、セガさんサイドとしては女性型機体を含まないラインナップ案を見て「温存している」と思っていたらしいのですが、実はコトブキヤサイドは上記のような認識しており、その後の打ちあわせで、実はモデラーの趣向はそのような硬派な方向のみではなく、いわゆる「萌え系」にも強烈な支持があるという状況を伝えられ、ラインナップ案に修正をかけたという経緯があったのです。

「フェイ・イェン」系のアイテムのエントリーは、先の「シルエット的に類似の機体を連続させない」というテーマを揺るがすことはないですし、セガさんと打ち合わせを重ねるにしたがい「やはりシリーズ序盤に一体は入れておきたい」という認識が強まっていきました。根本個人としては、リアルロボ系の「カッコ良さ」と女の子キャラ「かわいさ」を融合させたOMG「フェイ・イェン」への趣向もあったのですが、やはり第5弾(当時はまだライデンIIの発売が未定でした)として、セールス的にその次のアイテムへの強力な援護射撃が必要であり、それが可能であろうという期待を込めて、OTから「フェイ・イェン・ザ・ナイト」の登場となったのです。

などなど色々語ってきましたが、CGモデルを修正してもらったり、原型が出来たり、パーツ分割を考えたり、バリエーション展開計画など検討しているうちに
かなり魅了されてしまいまして、今ではいつもの「本当は僕が欲しい」アイテムになっております。

ということで皆さん、「フェイ・イェン・ザ・ナイト」良いですよね

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