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原型監修ウラ話(テムジン Ver.1P)第一回(前編)

先日発表された原型を前に、セガAM3研の森氏とコトブキヤ・バーチャロン企画担当の根本がOMG・テムジンの魅力について語ります!

森/またテムジンか…。

根/も、森さんまでそんな事を…!?(泣)

森/嘘うそ、冗談(笑) だいたいラインナップはちゃんと話し合って決めてるんだから今更そんなこと言うわけないじゃん? それに個人的にはOMGの時の愛機だから嬉しいし、あと、根本君が前に語ってくれた理由とはまた別の意味を感じてるから感慨深いんだよ。

根/うう~、そういう冗談はやめて下さい~。 それはともかく、別の意味って何ですか? 

森/うん、ゲーム製作での話なんだけど『テムジンとライデン』はね、シリーズを通じて常に他機体に先駆けて作られるんだ。 ゲーム製作の現場では、まずテムジンとライデンで戦ってみてゲームの感触を確かめてるんだよ。 だから今回、世代は違うけど『テムジンとライデン』がコトブキヤ・バーチャロンプラモデルシリーズの先陣を切ることになって、なんか象徴的だな~、って思ってね。そういう意味でも、いよいよ「始動!」っていう実感があるんだよね。

根/なるほど、そういう流れがあるんですか~。偶然ですけど、なんか良いですね(笑)ところで、いかがですか? OMG・テムジンの原型を御覧になって。

森/今回もOT・ライデンと同じ手法で原型が作られてて、基本的にハイエンドCGモデルと同じ形をしてるわけだから自分で言うのもアレなんだけど(笑)素直に「お! やっぱカッコいいな、OMG・テムジン」って思ったよ。妙なアクが無いっていうか、実に標準機体っぽいって言うかね。主役としての特殊性とバーチャロイドの始祖としての個性の無さ、みたいなところが絶妙に両立できてるんじゃないかと。 OMGの機体って今の目でみるとシンプルだけど、ポリゴン映えするように凄く気を使ってデザインされてるから、実際立体にしても立体映えするよねぇ。 根本君的にはどう?

根/僕の場合は昔、ガレージキットの原型作っていた時の旧ハイエンドCGモデルやゲームモデルがオリジンだったりするので、今回の新ハイエンドCGモデル準拠の原型は、第一にプロポーション取りが新鮮ですね。 ちょっとかわいい感じです。そのあたりが以降のオラタンやフォース/マーズのテムジンににすり寄ってるわけでもなく、きちんと『第1世代感』があって、かなり琴線を揺さぶられますね!

原型監修ウラ話(テムジン Ver.1P)第一回(後編)に続く

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