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2009-01

「株式会社バンプレソフト・寺田貴信氏にコメントを頂きました!」

コトブキヤでは、バーチャロンシリーズに至るまで、様々なタイトルからプラモデルとして商品化してきました。
「スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS」シリーズは、コトブキヤ・プラモデルがスタート切ったタイトルです。
今回は、なんと「スーパーロボット大戦」シリーズのチーフプロデューサー、株式会社バンプレソフト・寺田貴信氏に企画担当・根本が強くお願いしまして、コメントを頂きました!

皆様、始めまして。
株式会社バンプレソフトで「スーパーロボット大戦」シリーズのチーフプロデューサーを務めております寺田貴信と申します。

「あんた、バーチャロン関係者じゃないでしょ?」
「コメント書く所を間違っているんじゃないの?」
「第3次スーパーロボット大戦αに何故ライデンを出さなかった!?」

……などという御意見が出てくるとは思いますが、「バーチャロン」と私が手掛けております「スーパーロボット大戦」には色々と縁がありまして。

まず、「バーチャロン」のキャラクターデザイナーであるカトキハジメ氏には、「スーパーロボット大戦」の方でもオリジナルメカのデザインを何体か担当していただいています。

そして、「OMG」が世に出た頃、ジャンルは違えどロボット物ということで、ゲームの方もプレイしておりまして。市場調査などと称し、仕事中にサターン版の「OMG」とツインスティックを買いに行ったのも、今となっては懐かしい思い出です。

ドリームキャスト版の「OT」もこれまたツインスティックごと購入し、弊社の開発チーム内で対戦をやっていましたが、スタッフから「あんたのテムジンは弱すぎる」などと言われてヘコんだのも、これまた懐かしい思い出です。

次に、2005年に発売されましたプレイステーション2用ソフト「第3次スーパーロボット大戦α」には、「マーズ」や「OT」から3体のバーチャロイドがゲスト出演という形で登場しております。

また、それがきっかけとなって、Dr.ワタリこと亙重郎氏とお付き合いが始まり、今でもたまに飲みに行ったりしています。

そして、壽屋様からは「スーパーロボット大戦OG」に登場するオリジナルロボットのプラスチックキットが30体近く発売されており、壽屋様とのお付き合いも長いです。

というわけで、今回のOT・ライデン発売によって、壽屋様発のプラスチックキットといういうステージ上(?)で「バーチャロン」と「スーパーロボット大戦」が再び共演することになったなぁ……と勝手に思っている次第でして。

壽屋様とは今も新製品の開発で一緒にお仕事をさせてもらっていますが、担当の根本氏から「今度、バーチャロンのキットを出すことになったんですよ」という話を聞いた時、「これは凄い物になるだろうな」と思いました。

そして、先日OT・ライデンのサンプルをいただいたのですが、感想を一言で言うと「みっしり」。いや、色々な意味で物凄い密度ですね。この年末年始で何とか素組みをする時間を捻出しようと思っております(他にも超デカい鎧武者を組むという宿題がありまして…)。

何はともあれ、一ユーザーとして、これからの展開に期待しております。
もし、10/80が出たら、3個買います。自腹で。

株式会社バンプレソフト スーパーロボット大戦チーフプロデューサー
寺田 貴信

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「OT・ライデン・本体無塗装お手軽フィニッシュ!!」

あけましておめでとうございます!コトブキヤ・バーチャロン企画担当の根本です。 

皆さん年末年始はライデン製作で過ごしましたか?
今回は、さすがに○ッキー塗りはなんだけど、「全パーツきちんと塗って仕上げるにも時間的&装備的&技術的にツライなあ~」という皆さんに、 せっかく根本が無茶して「超絶色分け分割」を強行したキットですので、それを活かしまして「本体無塗装お手軽フィニッシュ」を紹介しようと思います。

1:透明パーツ

Pランナーの各部品はカラーガイドでは裏面にシルバー塗装になっていますが、糊つきのアルミシートを貼り付けてみましょう! 貼り付けた後、モールドがなじむように裏から綿棒などで(やさしく)こすりつけます。 アルミシートとの密着度も高まって一石二鳥!!
この後、一旦表に戻して、パーツそのものの外周をガイドにして余分なアルミシートを切り離します。 で、このまま取り付ければキレイなセンサーが完成します! 最後の画像はアルミシートなしの時との比較です。

2:アンダーゲート処理

OT・ライデンではコトブキヤキットにしては珍しく、アンダーゲートを各部に採用しています。
意図的に「素組み時に目立つポイント」を狙ってアンダーゲートにしてますので、キレイに処理できれば、塗装無しでもかなり良い感じに仕上がります。
コツとしては、ゲート部分を若干余裕をもたせ切り離し、当て板(プラ板などでもOK)に紙ヤスリをつけて丁寧に削っていきます。 ヤスリは400番くらいから始めて、600番、1000番と番目を順に細かくしていくと、無塗装でもかなりキレイに仕上がります。
通常のゲート部分もコツは同じです。 OT・ライデンは、パーツ数が多いのでちょっと大変ですが、がんばってみてください。

3:クリアーコート

デカールを貼ったあとで、十分乾燥させた後、クリア(ツヤ有り)を缶スプレーにてコートします。
バーチャロイドはグロス(ツヤ有り)仕上げがデフォルトのとの事なのでクリアのコートをしてみましょう! クリアコートは2:で磨いた部分を馴染ませる効果もあります。
また、パーツには成型時に出てしまう跡(ウェルドといいます)があります。 気になる方はパーツの表面も2:にあるように400番~1000番で磨いた後でクリアコートするとよりキレイな仕上りになります!(写真の物は磨いてみました)
ただし、一度に多量に吹き付けると、プラそのものやデカールを溶かす危険がありますので、数回に分けて慎重に。 缶スプレーに自信の無い方はそのまま4:へ行ったほうがベターです。

4:凹部分の黒塗装

ここについては、○ッキーとの差をつけるために筆塗りを敢行!
とは言っても、エナメルのツヤ消し黒をぺたぺた塗るだけなので、テクは必要としません。 後でふき取るのでハミ出しても気にしないでOK。 ツヤ消し黒を塗った後、エナメルシンナーを含ませた綿棒でハミ出した部分をふき取ります。
また、多少手間にはなりますがシンナーで薄めたツヤ消し黒をモールドの凹部に流し込むと更に立体感が出る仕上がりになります。

とりあえず(一部分ですが)完成です。 素組みとの比較写真も載せてみました。

といった感じで、ポイントをまとめてみました。
今回は時間の都合上、ライデン全体の製作まで至りませんでしたが(すいません!)上記の作業で、各色を塗装しなくともキレイな仕上がりのライデンが手に入ってしまいます。
また、塗装して製作される方にも適用できるポイントだと思いますので、是非、試してみてください!!

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「新年のごあいさつ」

新春早々から、なんだかハイテンションな森氏と根本です(笑)

皆さん! 新年明けましておめでとうございます!!

根/コタツにミカンにOT・ライデンで、充実した新年を迎えていらっしゃいますでしょうか?

森/◯ッキーで塗っていただけましたでしょうか?

根/…もうそれはいいですよ…。

森/えっ、ダメ!? けっこう気に入ってるんだけど…。

根/まぁ、それは放っときまして(笑)森さん! 本年も監修やこのサイトのナビゲータとして、色々お手間をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします!!

森/う~ん、ダメかなぁ…。 それはともかく、こちらこそよろしくな! OT・ライデンも無事発売されたけど、シリーズとしてはまだまだこれからなんだから、気を引き締めて行こう!

根/はい! ネット上でもお買い上げいただいた皆さんの感想や、組み立てて下さっている様子がたくさんアップされていますが、様々なご意見をいただき本当にありがたい限りです!

森/本当にね。 嬉しい感想や厳しい意見も全部含めて、次への糧として生かして行こうな! …ところで根本君は組まないのかい? 忙しい中、オレも組んでレポートしたんだから、担当である根本君が組まない、って事はないよねぇ…?

根/え、ぼ、僕ですか!? 僕はもう完成品やらテストショットやらでたくさん組んでるんで、それで勘弁していただければと…。

森/えー、それとこれとは話が別じゃん~? 担当としてそれでいいのかな~?

根/う…、そう言われますと…(泣)

森/うそウソ(笑)他の仕事も、なによりOMG・テムジンの開発もあるんだから、そっちをよろしく頼むよ! それに、短期間でたくさん組むのはちょっとツライよね、アレは(笑)

根/う~、新春早々いじめないでくださいよ~。 でも、その代わりと言ってはなんですけど、OT・ライデンをお買い上げ頂いた皆さんの中には模型を趣味としていない方もいると思いますので、そういった方むけにワンポイント組み立て講座みたいなことはさせてもらおうと思っています!

森/うん、それは大事だね。 自分や根本君はモデラーだから当然と思ってるテクニックなんかも、模型を普段作らない人には未知のことだからね。

根/はい! 一人でも多くの人に、作る楽しさを知っていただけるようがんばりますよ!!

森/じゃあ、近いうちによろしく頼むよ! さてさて、こんな感じで今年もこのサイトを通じて、コトブキヤ・バーチャロンプラモデルシリーズについての情報を皆さんにお伝えして行こうと思ってるわけだが。

有/あの…

根/はい! シリーズが続く限り盛り上げて行きましょう!! そしてシリーズが長く続きますよう皆さんのご支援、よろしくお願いいたします!!

有/…わ~い、あけおめ~

森/うわっ! いつから居たんだ!?

有/ちょっと前から…

根/あ、有井さん! 新年明けましておめでとうございます! 今年もパッケージや監修、よろしくお願いしますね!!

有/うん! がんばるよ!! でね、こんなの作ってみた。

森/お、良いじゃん! めでたい感じで気が利いてるな♪ えらいえらい。

有/エヘヘ…

根/わざわざありがとうございます! それでは3人揃ったところで~

皆さん! 本年もコトブキヤ・バーチャロンプラモデルシリーズを、どうぞよろしくお願いいたします!!

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