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OMG・バイパーII Archive

「バイパーII パッケージアートについて」

今回はセガ森氏によるバイパーIIのパッケージアートのお話です!

いよいよ今月の発売のバイパーIIですが、発売日の告知は今しばらくお待ちいただきまして、今回はパッケージアートについてお話させていただこうと思います。

当シリーズのパッケージアート製作のコンセプトは以前、ライデンIIの時に語らせていただきましたが…なんかついこの前ライデンIIが出て、もう次が出るのかと思うとこのハイペースっぷりに軽く戦慄すら覚えますが、まぁそれはそれとしまして(笑)実は、バイパーIIは先に出たライデンIIより前に絵を作っていまして、実質、私が担当したパッケージアートとしてはスペシネフに次いで二つ目ということになるのです。なので、もしかしたら絵的な処理がスペシネフより一段進んだけどライデンIIまでは達してない、という発展途上な感じが出ちゃってるかもしれません。だとすると若干恥ずかしくもあるのですが、逆にそういうところも見てもらって人が(私が)進歩していくさまとかも楽しんでもらえる要素としていただければありがたい、と思うことで恥ずかしさを緩和させたいのですが皆様いかがでしょうか?もちろん今後も進歩できるよう頑張りますので、応援よろしくお願いします!
というわけで、今回のバイパーIIは1P仕様となりますので、ポーズやアングルは1P側のコンセプト通り「分かりやすさ」を主眼に置いております。ちょっとワンパターンかなぁ、と我ながら思わないでも無いところにも気恥ずかしさを感じつつ、OMG・テムジンのパッケージアートと対になるように意識して製作してみました。

空中のバイパーIIVS地上のテムジンといった感じです。本当はジャンプ中ということで背部のバインダーを開きたかったんですが、そうすると盛大に画面からはみ出してしますので、まぁイメージ画像ということで見ていただければと。OMGはゲーム中、VRが「敵機に視線を向ける」という仕組みがありましたのでそれを再現してみました。
…視線の話が出たついでに、私がパッケージアートを作るにあたりもう一つ意識していることをお話しましょう。それは、「見る人に対して、安易に視線を合わさないようにする」、要するにVRが「こっちを見ない」ようにする、という事です。絵を作り慣れていない自分がパッケージアートを担当するに当たり、視線を合わすと割と手っ取り早くカッコよくなったりしっくり来る絵になってしまい、ポーズやアングルを突き詰める前に満足してしまうのでは?という懸念がありました。そこで安易な手に頼ることなくカッコいい絵を作れるように、このような縛りを自らに課す事にしたのです。という訳で、今回バイパーIIでは上記のような条件でパッケージアートを製作したのですがもちろん、何が何でも視線を外すという訳でありません。今こそ必要だ!と感じた時には、思いっきりお客様を睨みつけるような(見つめるような)絵も作ってみたいと思っています。
そのような絵の似合うVRはどれでしょう?皆さんも想像してみて下さいね!!

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「ライデンII、バイパーII製品ページアップしました!」

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「バイパーII パーツ分割について」

スペシネフも無事発売!ということで次はバイパーIIの出番です!!(その前にライデンIIがありますが…笑)

森/根本くんや。バイパーIIも9月発売に迫ってきたけど、このブログではあんまり語ってないんじゃないか?

根/そうですねー。前回は確か5月26日の「完成品について」ですからねー。

森/まぁ、スペシネフとかライデンIIの事もやってたからね。で、そろそろテストショットが届いたりしないの?

根/あ、来てますよ!…うふふ、うふふ♪

森/なんだ、気持ち悪いな…。じゃあ今回はそれを見ながら、パーツ分割について語っていこうか。そういえばさ~、分割に関しては「オラタン」と「OMG」で若干コンセプトが違ってる気がするんだけど。

根/あ、気が付きましたか。シリーズ的には「可能な限りパーツ分割で色分け再現」なんですけど「オラタン」系は「任意の部分を塗装してもらえばほぼ再現」になってまして、「OMG」系は「基本的にほぼ再現」って感じです。

森/「オラタン」はデザイン的に「色分けほぼ再現」にしちゃうと、パーツ数がとんでもないことになるからな~。コンセプトというよりは、デザインから来る仕様の落とし込みの違いかな。

根/そうですね。ですから発売中のアイテムでみると、素組み状態ではOMG・テムジンのほうが見栄えがいいという…

森/OMG・テムジンの場合、省略部分がVコンバータだったり、足裏だったりするから素組み状態の省略は分かりにくいよね。で、今回のバイパーⅡはどうなの?色分割は完全再現?

根/い、いや、さすがに完全とまではいきませんでした。OMG・テムジンは本体の装甲色のなかに黒い凹部分を再現してあればOKだったんですが、バイパーIIはさらにメカ色部分が結構ちょろっとあったりして。

森/そうなんだよね~、ゲームモデルからハイエンドCGモデルへのコンバートの法則に従うとそうなるんだよね。それに装甲色の中にメカ色があると映えるじゃん?

根/はい!ですから開発部門とはずいぶん戦ったんですよ!!コストの問題もあるんで、可能な限り一体化を進めたい開発担当と、「色分けした~い」とゴネる根本という感じで(笑)そんなこんなで頭部の黒い凹部分とかは残念ながら省略された部分もありまして…。

森/あ~、そのあたり根本くんが”イタい感じ”になっているというのは、コトブキヤさんの他の方から聞いてるよ!まあ、ユーザーさんとしては嬉しいと思うんで、その趣旨でがんばってるってことで。

根/はい!それはバイパーIIに限らずなんですけどね!

森/あやしいな~。バイパーIIに関しては、暴走の前科があるからな~。

根/そ、そんなことありましたっけ…?それはさておき、肩周りなんか、かなりいい感じに色分けされてますよ~!

森/なんかごまかそうとしてないか?あ、でもいい感じじゃん。ウイングの部分の透明パーツとかはどうなったの?

根/けっこうがんばってますよ。こんな感じで。

森/お、いいね~。

根/今回は、塗装派の方も無理なくできる感じになってると思います。OMG・テムジンのときは前腕とかは「塗装+組み立て」が大変って言われましたね~!ワンポイントでもフォローはしましけど。

森/たしかに、バイパーIIはなんとなく塗装しやすそうな気がするな。前に根本くんが言ってた「バイパーIα」カラーで作例とかやってみたら?

根/それは趣味としてもやりたいんですけどね!または形状まで含めて「バイパーIα」に改造とか!!

森/いや、オレは見てみたいけど…、結構カタチ違うぞ!振っといてナンだけど、あんまり自分の首を締めないほうがいいんじゃない…?

根/(我に返る)そ、そ、そうですね…。やれたらってことにしてください!

分割にも色々工夫がされているバイパーII、楽しみに待っててください!根本の作例については、あまり期待しないで待ってみましょう!!

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「バイパーII完成品について」

今回はバイパーIIの原型彩色品を見ながら森氏と根本が商品の「売り」について語ります。ちょっと間が空いてしまいましたが、べ、べつにオラタンで遊ぶのに必死だったからってわけじゃないんだからねッ!!

根/森さん!なんだかお久しぶりな気がしますが、今回はバイパーIIの完成品を見ながら語りましょう!!

森/まあ、バイパーIIだから根本君が好きに語れば(=暴走すれば)いいじゃない。

根/いやいやそう言わずに、前回「何故?バイパーII」のときに割とマジメに語ったんで、もう大丈夫ですよ!

森/ホントか!?じゃあ完成品を見ながらいつもの感じでいってみようかね~。

根/前にも言ったかもしれませんが、基本的にメカって、サフ吹きのグレーの状態の方が映えるんですよね。塗装すると意外とあっさり見えたりとか。

森/あ~、あるある。

根/バイパーIIは配色のせいもあるんでしょうけど、彩色状態でも密度があってさっきの「意外とあっさり」にならない感じですよね。

森/そうだね。小気味良いというか、いい感じだよね。モールドの密度感が良い塩梅なのかもね。で、各部でアピールポイントってある?

根/まずは、なんといってもビームブレードです!!このブログや各雑誌さんの原型画像掲載時はあえてつけなかったんですよ!

森/まあ、ちょっとしたサプライズってやつだね。ユーザーさんが商品を手にしたとき初めてわかるっていう手段でも良かったんだけど…

根/それもやってみたかったんですけど、さすがに「買うまで分からない」だと、せっかくの付属パーツがいわゆる「引き」にならないので。

森/確かにね~。「買いたい」って思ってもらう要素としてのものだから、きちんと伝えないとね。そんな要素ってほかにある?

根/脚部のスライド機構も「売り」ですかね。足首の可動範囲を広げる目的で搭載してみたギミックです!

森/これはちょっと「二ヤリ」なギミックだよね。バイパーIIって実は足首の可動範囲が狭いデザインだからね~。…今ふと思ったんだけど、今回あんまり言い過ぎちゃうと、テストショットの時に言うこと無くなっちゃうんじゃない?

根/大丈夫ですよ!テストショットの回の時には、きっと自分も森さんも読者の皆さんも忘れてると思いますんで!!

森/ああ、なるほど♪…って、オイ!!でもまあ、テストショットは原型や完成品と違って実際にユーザーさんが手に入れる仕様とほぼ同じだから、それはそれでもう一回取り上げても良いよね。

根/そうですね!大事な事なので2回言ってもいいでしょう!!で、今回は、背部のウイングやランチャーの見て頂いておしまいにしようかなと。

森/ここらへんは、バイパーIIならではの見せ場ってことで。このウィングはね~、ギミック自体はそんなに複雑じゃないんだけど、なんかこう、このウイングの可動が後のサイファー~マイザーの変形に繋がっていく最初の一歩みたいな感じがして、メカの系統樹好きな自分としては設定的な燃えポイントだなー、って思ってる。

根/なるほど、そういう捉え方をするとまた興味深いですね!!

森/でな、それとは関係なく思ったんだけど、ビームブレードって、ゲーム中だとグリーンではなくて…

根/…まあまあ、これはいわゆるボーナスパーツ的なものですから!ほらほら~森さん、切れ味バツグンですよ!!

森/あ~なるほど。スペシネフのアイフリーサーに代わって、今度からはこのバイパーIIのビームブレードでツッこめばいいわけね!!

根/はぅッ…!!

またもや、血の滲む感じの根本ですが、がんばってやってますので、バイパーII発売まで応援よろしくお願いします!!

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「シリーズ第4弾(新規造型)は何故バイパーIIなのか?」

こんにちは、コトブキヤ・バーチャロン企画担当の根本です。

さて、早いものでコトブキヤ・バーチャロンプラモデルシリーズも第4弾の発表となりました。「バイパーII」の前に「ライデンII」の発売が控えており、正確には第5弾(シリーズNoも「5」になる予定です)なのですが、「ライデンII」はいわゆるバリエーションキットなので、「新規造型第4弾」という形で紹介しています。

シリーズ第1作いわゆる「OMG」からの2機目としてエントリーされた「バイパーII」ですが、例によってシリーズ第4弾は何故バイパーIIになったかを語ってみたいと思います。

4月28日(火)更新分の「バイパーII・原型を見て」にて、根本の暴走しておりますが、若干ネタも入っておりまして、当然、単純に「根本が欲しいから」ではなく、「OMG」と「オラトリオ・タングラム」の2タイトルからの商品化という件(くだり)は、当ブログでも何度も出ていますが、その前提でラインナップを組んでいくときの気をつけたのは、同系統のアイテムを連続で投入しないようにする、という事です。

出展タイトルの区別を外して第1弾から見ていくと、「ライデン」「テムジン」「スペシネフ」「バイパーII」・・・・というように、別系統機体を繋げていっている形になっており、シリーズとしてのバリエーションを見せる、ということ、外観的なことでいっても「重量型」「標準型」「異形」「細身」というようなシリーズの幅ということに意識しています。

上記条件でいくと「ドルカス」でも「バル」でもいいじゃん、という話になってしまいますが、「オラタン」と「OMG」からのラインナップで行くとやはり、「OMG」は若干「弱い」ことは否めず(根本個人的には、かなりOMG派なのですが…)特に、序盤のラインアップへの組み込みとしては分かりやすい人気機体にしておきたい、といった判断もあります。

また、「OMG」はテムジンを最初に投入していますので、標準機との比較やコレクション的に並べてあげたい、といった欲求を満たせるアイテムでもあるのではなどなど、様々な要因が絡み合っての「バイパーII」ということでご理解頂ければと思います。「OMG」は「テムジン」、「バイパーII」と続いたので、これってステージ順?じゃやっぱり次のOMG機体は「ドルカス」か!という声も聞かれますが、さすがにそこまでイージーではないということで(笑)

などなど色々語ってきましたが、本当は僕が欲しかったからです!

(例によって半分は冗談ですが、「バイパーII」については冗談の割合が低いかもしれません…)

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「バイパーII・ハイエンドCGについて」

セガの森氏による、バイパーIIのハイエンドCGモデリング秘話です。森氏にそんな弱点があったとは…
 
こんにちは、セガの森です。今日はバイパーIIのハイエンドCGモデルについてお話させていただきます。
バイパーIIにもOMG当時に作られた旧モデルとその後、新規で作られ今回のプラモデルの元となった新モデルが存在します。新モデルは模型雑誌で展開していた小説に登場する、「バイパー540SH」という、バイパーIIとオラタンに登場する「サイファー」を繋ぐ位置づけの機体を製作したときに副次的に製作されました。実は旧モデルのバイパーIIは、新モデルのフォーマットに近い仕様に基づいてモデリングされており、当初は旧モデルをベースに540SHに改造しようと思った程なのですが、モデリングツールの不可逆性や仕様の細かな違いが障害となり、結局一からモデリングし直すというおそろしくコストパフォーマンスが悪い事をやらかしています。仕事としては決して褒められた行為ではありませんが、若気の至りとでも言いましょうか、とにかくそうしなければ気がすまなかった記憶があります(笑)
そんな訳で、バイパーII(SH540)をモデリングしたわけですが、ここで更なる障害が発生しました。前回の「バイパーII・原型を見て」でも語っていますが、どうにも自分は「細身でとんがったメカ」に対して今ひとつカッコよさのツボがピンと来ないという弱点があったのです。面白いもので、ロボット物のモデリング(模型も含む)はその作者の体格によって「細さ太さの表現」に差が現れることがあるように思えます。それは自身の体格をそのまま反映したり、逆に理想の体格が反映されることもあるようです。私の場合、自身が骨太でがっしりしている為でしょうか、そのデザインが許す範囲で出来る限り頑丈そうに、安定感を感じさせるように作る傾向があります。それは長所でもあるのですが、バイパーIIのような「華奢で鋭い」ロボットを作る時には、その魅力をスポイルする両刃の剣でもあります。私も長年にわたり模型&CGでロボット造型に携わっていますので、自身のそういう傾向は理解していました。しかし理解しているからと言ってすんなり弱点を克服できる訳ではありません。
ですからまわりの意見を聞きつつ、様子見しながらのモデリングとなったのですが、途中で同僚に見てもらっては「まだ太い」だの「やり過ぎ、とんがってりゃ良いってもんじゃない」だのと、容赦の無い突っ込みの総攻撃を受け、泣きながら修正を繰り返したのもいい思い出ですおぼえてやがれコンチクショウ

 

その甲斐あって、出来上がったモデルは細身のメカ好きから「OK!バッチリ!」と言ってもらえる物にはなったのですが、正直、完成した後も自分の中で評価の定まらない、座りの悪い存在でした。しかし、今回、原型として立体化されたバイパーIIを見たとき、素直に「なんだ、バイパーIIってカッコいいじゃん!!」と思うことが出来ました。時が経って私がそういう価値観を学習できたのか、それともやっぱり模型好きということで、立体化されないと真価がわからないのか、またはその両方なのかはわかりませんが、今では自信を持って「オレの作ったバイパーII、カッコいいだろ!」と言うことができます。


 
みなさんの目にはどう写りますでしょうか?気に入っていただければとても嬉しいです。

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「バイパーII・原型を見て」

さて、今回は「新規アイテム第4弾 バイパーII」の原型について、森氏と根本が語ります。っていうか主に根本が語っています(笑)

森/と言うわけで、新規第4弾はバイパーIIなわけだが。

根/はい!バイパーIIですよ、バイパーII!!

森/君、今度は本当に自分が欲しいからって理由で決めたんじゃないだろうね…?

根/え!?違いますよ!そりゃ僕はバイパーII大好きですけど、そんなことだけで大事なラインナップは決めませんよ!!

森/いやぁ、今日はあんまりにも根本君がウキウキしてるから、ちょっとイジワルを(笑)まぁ、そのへんは例によって後日、根本君に語ってもらおうかね。

根/はい!で、今回はバイパーIIの原型についてですが、いかがでしょう、森さん?

森/いや~、バイパーIIに関しては、根本君の方が色々語りたいんじゃないの~?

根/え、は、いえ…、はい!

森/(笑)じゃぁ、どうぞ。

根/ば、バイパーIIっていうバーチャロイドはですね、僕が原型師時代に初めて丸ごと一体任された最初のアイテムでして、それだけに相当思い入れがあるんですよ!んでもって勢い余って試作型のバイパーIα、バイパーIβともにイベント出展用のガレージキットを作ったりしちゃいました!今回発表したバイパーIIも新ハイエンド準拠でそーとーカッコイイんですけど、バイパーIαの黒い機体もちょー大好きです。PS2版のOMGでバイパーIIを選択してカラー変更するとバイパーIαカラーになるんですよ!森さん知ってました?あと、4月14日掲載分のコメントって実は予告だったんですよ、気づいた方います?そうだ森さん、新ハイエンドCGでバイパーIα作って下さいよ!!なんなら僕が原型作ってキット化しちゃいますよ!(←無理)あとあと、ワンコイン『バーチャロン2nd』のバイパーIIも僕が原型作ったんですよ!もう、最高ですねバイパーIIは!!僕的には大満足です!!(←まだ発売してない)
あれ?原型についてあんまり語ってないっ!え~と今回のバイパーIIの原型は、かなりツッコミどころがないんじゃないですかね!元デザインから来る「可動範囲の制限」っていういつもの制約はあるんですが、ヒジ・ヒザは2重関節で対応してますし、脆弱なものにならないよう今回は特にオーソドックスな関節ギミックにしてます!

森/な、長いよ…。

根/ハアハア…す、すいません。で、森さんからは何か?

森/関節の話だけど、実際原型を見ると関節部周辺が特に細いデザインなんだよね、バイパーIIって。外装デザインだけじゃなくて、そのへんの華奢な感じもまたバイパーIIの「紙ヒコーキ」感を醸してる一因なのかな、と思ったね。けど原型では最大限しっかりとした構造にしてくれたから、触っててもそんなに不安はなかったよ。あと、バイパーIIって横から見ると、胸の前後長と背中の羽根のボリューム感が相まって、相当カッコいいな。これは原型になって初めて気が付いたわ。

根/そうなんですよね!OMG・テムジンの時は後ろ姿のカッコよさの話をしましたけど、バイパーIIは、更に横から見ても良いんですよ~。

森/いや~、実はオレ、こういう細身のメカってあんまり得意じゃないっていうか、カッコよさのツボが良くわかんない人だから、正直ハイエンドCGの時点で、モデリング的にイケてるんだかイケて無いんだか良く分かんなかったんだよね~。

根/え!そ、そんな今更…!?

森/でもね、今回こうして原型として立体になって初めて「ああ、大丈夫だった」って思えたよ。っていうか、超カッコいいな、バイパーII!!(笑)

根/でしょ~!!本当にバイパーIIはカッコいいんですよ!!

森/本当に君はバイパーIIが好きだよね。そーいや似てるよね、根本君、バイパーIIに。

根/は!?似てる、ですか?…えーと、嬉しくないことは無いんですが、どのへんがですか?

森/いや、なんかイメージ的にな…細いし、なんかひょうひょうとしてるし。…なんとなくわかんない?

根/は、はぁ…。そういう意味では森さんはライデンに似てますよね!でっかいし、破壊力ありますし(笑)

森/あー、まぁ、そうかも。…レーザー喰らってみる?

根/…即死するんで止めてください…(ガクブル)

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