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「ワンダーフェスティバル2010[冬]について」

今回は企画・野内よりワンダーフェスティバル2010[冬]についての告知です。


2010年2月7日(日曜日)、千葉の幕張メッセにおいて「ワンダーフェスティバル2010[冬]」が開催されます!
ホビーイベントでは日本最大級のイベントで、主に個人ディラーのガレージキットの頒布とコトブキヤなどのホビー系企業の新製品展示や限定品の販売等が行われます。

幕張メッセについてはこちら。

ワンダーフェスティバル2010[冬]公式サイトこちらです。

1月27日から全国ホビーショップ、書店等で入場券付きパンフレットが販売開始されております。
初めての方は上のワンダーフェスティバル公式サイトかパンフレットの開催概要をよく読んで来て頂けると有難いです。

弊社コトブキヤのワンダーフェスティバル特設サイトはこちらです。

勿論今回もコトブキヤ・バーチャロンシリーズの展示を行う予定ですので皆様お誘い合わせの上ご来場頂けると幸いです!!

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「フェイ・イェン・ザ・ナイト バリエーション紹介」

今回は初公開の画像もあって、資料価値高めでお送りいたします!

森/おー野内君、発掘できたよ、前に言ってたフェイのバリエーションモデル。

野/あ、ありがとうございますッ!さあさあ、早速紹介いたしましょう!!

森/なんか、君が一番楽しみにしてたんじゃないのか?まあいいや(笑)最初に言っとくけど、これらのモデルはパブリシティ用に作った物なんで、設定とか細かいことは気にせず、半分お遊びとして捉えて楽しむこと!もちろん本気で作ってはいるけどね。では、まずはおなじみ「寅型飛燕」ね。

野/「寅型飛燕」…?

森/正式にはこう呼ぶんだね。忘れてたけど(笑)これは1998年のAM3研の年賀状用につくられたんで、もう12年前かぁ…。

野/これを最初に見たときは衝撃的でしたよ。そうか、こういうのもアリなんだ、バーチャロンは、って。

森/これをきっかけに有井君が暴走を始めるわけだよ(笑)んじゃ、作られた順で、次は「フェイ・イェン・ザ・ムトゥー」。

野/これは知らない人が多いんじゃないかと思うんですが、初出はなんですか?

森/1998年のAM3研の暑中見舞い葉書用だわ。その絵は画集「SELECT -issue 01-」にしか載ってないからね。マイナーで当然。

野/それにしても激しい仕上げですね…これ、白いところのタングラムマークって透けてますね!?

森/そうそう、元絵だと画像効果がいっぱいでよくわかんなかったけど、CGならではの仕上げだね。正面から見る絵として成立することだけを目的に作られてるから、後ろは見せられないので悪しからず。

野/これは模型で再現はキツイですねぇ…。

森/まぁ、ニュアンスを拾って模型的にコンバートするが吉でしょ。おっきなツインテールがかわいいね♪

野/次は「フェイ・イェン・ザ・バニー」ですね。

森/これは次の年、1999年の雑誌の表紙の為に「エンジェラン・ザ・バニー」と一緒に作られてる。手首のカフスやハイヒール等、新規モデリングの部分も多いね。

野/よく見ると、Vコンバータがないですね。あ、寅型とムトゥーにもない!バーチャロイドとして、これはどうなんでしょうか?

森/こまけぇこたぁいいんだよ!!きっと絵作りするのに邪魔だから取っちゃったんでしょ。付けたい人は付ければいいじゃない。

野/そうですね、最初にそうおっしゃってましたね。ところでこれ、ハイヒールの靴底ってどうなってるんですか?

森/どうもなってないよ、ツルツル。だって実際のハイヒールだってそうだし。まぁ色くらいは違っててもいいかもね。で最後に「ドルドレイの上に乗ってるの」だ!

野/360版オラタン公式サイトでダウンロードできる壁紙用ですね。腰から上は初公開ということで、これは貴重な絵ですよ!!

森/なんか、ちゃんと作ってあったよ(笑)バニーのパーツを流用しつつもイメージが全然違っててカッコいいね。首に襟がついてるのがポイントだな。

野/あ、ホントですね。これは戦闘用VRとして本編に出てもいいくらいまとまってますし、剣も半透明で綺麗な機体ですね~。いつかドルドレイも商品化して、この「ドルドレイの上に乗ってるの」を上に乗せて飾りたいです!!…って、これ、正式名称とか無いんですか?

森/そういえばないねぇ。適当に「ドルに乗ってるフェイ」とか呼んでた気が…あ~、有井君は「エゴイスト」って呼んでた気がするなぁ。でも記憶違いかも知れないし、よくわからん。まぁ好きなように呼んでくれたまへ(笑)

野/「フェイ・イェン・ザ・エゴイスト」ですか…なんかすごいですね(笑)でも似合ってるような気もしますね。

森/とまぁ、こんな感じだが、本当なら今回プラモ用に修正した最新モデルを基にしてアップデートしたかったんだけど、さすがにそんな時間はなかったわ。最新版のこれらバリエーションは皆さんがプラモデルで再現してくれることに期待!だな。

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「バーチャロン オラトリオ・タングラム大会「エスポワール杯5」について」

今回はコトブキヤ・野内より、昨年年末に有志によって行われたバーチャロン オラトリオ・タングラム大会「エスポワール杯5」についてです。


エスポワール杯は年末にユーザー有志が主催するバーチャロン オラトリオ・タングラムの大会で「5」の通り今回で5回目。
バーチャロン大会でも夏の九州の漢祭りに並んで「東の全国大会」として年末の風物詩になりつつあります。


開催当日はデラックス筐体4席&4大画面、バーサス筐体4席、OMG2席と運営側もやる気満々です。


会場は往年の名選手ばかり、司会も色々なゲーム全国大会(勿論バーチャロンも)の司会で有名な店員18号氏。慣れたものです。

大会結果は、

2on2


優勝:重大事故発生チーム NOR選手(グリス・ボック) 谷選手(アファームド・ザ・バトラー)
2位:司メロンチーム 司選手(スペシネフ) 藤田選手(シュタイン・ボック)
3位:○○学校 の検索結果 約 158,000 件チーム 触手A植物タイプ選手(アファームド・ザ・バトラー) 触手Bヒドラタイプ選手(スペシネフ)

シングル


優勝:ムーミン選手(グリス・ボック)
2位:GTS選手(フェイ・イェン・ザ・ナイト)
3位:司選手(スペシネフ)

以上の通りで2ON2はNOR選手(グリスボック) と谷選手(アファームド・ザ・バトラー)、シングルではムーミン選手(グリス・ボック)が優勝されました。
2ON2は各所で大波乱、シングルは勝つべき人が勝ったという印象です。
シングル決勝のムーミン選手vsGTS選手戦については結果としては、フェイ・イェン・ザ・ナイトに対して有利と言われているグリス・ボックを使うムーミン選手の勝利でした。
試合中はそんな不利な状況でGTS選手がムーミン選手をいかに追い込むのか!というのが一般的な(笑)極まった人間同士のゲーム大会の盛り上がり方なのですが、バーチャロン オラトリオ・タングラムではもう一周向こうに行っていて、その様な波乱が起こるのは当たり前、その上で本当にグリス・ボックはミス無く勝てるのか?という所に焦点が集まっていたように思えます。

最後にエスポワール杯の主催者、エスポワール選手よるシングル2位決定戦の司選手(スペシネフ)vsGTS選手(フェイ・イェン・ザ・ナイト)の試合の模様を引用させて頂きます。
試合の緊張感の一端が分かります。

今大会のベストファイト。司vsGTS。

距離、スピード、タイミング。
秋葉原に現れるレアモンスターGTSの戦略は完璧だった。
司が放ってきたスライディングにも(壁で途中で止まったが)近接キャンセルガードでパーフェクトな対応を見せていた。

強力なリードを確保しているのに選んだ戦略はガン攻めである。距離は常に150未満と言っても差し支えない追いかけっぷりだ。実は残り10秒で、実はリードされているのがGTSではないかと思えるようなガン攻め。
互いの一撃が入る度に声を出さずにいれた人がどれだけいただろうか?

次第にあの司がそのガン攻めに耐えられなくなっていった。
丁寧な回避や反撃を展開する構えの司が飛ばされたり、硬直を晒さざるを得ないのだ。
前ビ。ジャンプ前ダッシュハート。どれも直撃である。絶望的な火力だった。

長い事このゲームを見ているが、ここまでの攻めは記憶にない。
おそらく、ベテランの漁師が新種の深海魚を引き揚げたときにこんな気持ちになるのだろう。それほどの攻めである。


最強の相手に勝つには攻め続けるしかない。一寸でも安易に守りに入ったら一気に攻略されて負ける。攻め続ける事によって相手の手数を減らすしかない。そんな試合でした。


大会賞品として弊社「1/100 RVR-14 フェイ・イェン・ザ・ナイト」を(自腹で)提供させていただきました!
今年末か場合によっては今年の夏にも開催される予定ですので、皆様是非参加されると幸いです。
大会中もXbox360のバーチャロン オラトリオ・タングラムの大会の告知があったり、1月頭のバーチャロン・フォースの大会も100人超えの参加者がいたとのことで、バーチャロン・シーンはいまだ健在といった感がありました。

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いんたーみっしょん?

ちょっと困ってます…(汗)

森/さて…

野/はい…

森/なんかネタはないかね?

野/う…、10/80spは来月の発売ですが…

森/10/80spについては発売に向けて順次情報は出していく予定だが、それ以外は?

野/う…、年末の忙しさにかまけていたら、ここの予定作成が手薄になりまして…

森/まぁ、野内君も本当に色んなことやってるから、それはしょうがないわ。今までだったら、次の次の商品情報も出せたからネタ的にはどうにかなったんだけどね。

野/はい、今はちょっとタイミングが取り辛い時期ですね。

森/さてどうしようかねぇ。

野/フェイ・イェン・ザ・ナイトも発売した直後ですし…。あ、そうだ森さん、フェイ・イェン・ザ・ナイトのバリエーション紹介ってできませんか?

森/あー、なるほどねぇ。でもフェイのバリエーションって外伝小説にも出てなくて、雑誌の表紙とか年賀状とかのパブリシティ専用に作られたものばかりなんだよなぁ。物語上の裏打ちが無いからバリエーションって呼んでいいのか、どうなのか?

野/物語には出ませんが一応セガ様で作られたものですから、ユーザー側からしたら広義でバリエーションと捉えて差し支えないかと思うんですが。

森/セガ、っていうか有井君がな。まぁ喜んで作る作る(笑)

野/やっぱりそうなんですか(笑)えーと、自分が記憶している範囲では、タイガー、バニー、ドルドレイの上に乗ってるの…それ位ですか?

森/あと”ムットゥー”っていうのもある。なんかインド風なの(笑)

野/できれば、それらの絵を紹介させていただければと思うんですが。

森/それがねぇ、データが散逸しちゃっててすぐには出てこないんだわ。この前のタイガーのモデルもようやく探し当てたくらいだし。

野/今すぐに、とは言いませんので、近々お願いできませんか?

森/そうだねぇ、仕事の合間に掘ってみるよ。

野/はい、よろしくお願いします!!

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謹賀新年

セガ森氏とコトブキヤ野内からの新春のご挨拶です!

新年、明けましておめでとうございます!!

野/本年も当ブログ、そしてコトブキヤ バーチャロンプラモデルシリーズを何卒よろしくお願いいたします!

森/さて、新春一発目だが、何を語ろうかね?

野/う…実はあまり考えてなかったりしまして…。とにかく皆様に新春のご挨拶をと。

森/あ、そう?んじゃオレは戻って雑煮でも食うんで。

野/ちょ、ちょっと待って下さい!今考えます…!!そ、そうだ、森さん、今年の抱負など語っていただけませんか?

森/なんだよ、ベタだなぁ(笑)そうだねぇ、去年はシリーズのスタートダッシュの年ということで、通常ではありえない程のハイペースで商品を出し続けたけど、今年は色々考えていきたいねぇ。 

野/はい、今年もシリーズは続きますが、去年とはちょっと違った意識を持つことが必要ですね。

森/そうそう、あのペースで走ってたらお互い倒れちゃうからね(笑)よく一年持ったもんだと。…で、今年2月にテン・エイティ スペシャルが発売されるけど、その後はどうなってるのか、っていうのが皆さん気になっているポイントだと思うんだけど?

野/はい、その点に関しましては諸々調整ができ次第発表させていただきたいので、申し訳ありませんが今しばらくお待ち下さい、って感じでお願いします。

森/まぁ、コトブキヤさんもバーチャロンだけやってるわけじゃないから会社全体の開発計画に当てはめていい感じに考えてもらうとして、こっちも片手間で協力できるわけじゃないから、最終的にはこちらのスケジュールとも合わせて考えて、持続可能なシリーズとして安定させていこうや。…そうなんだよな~、なんでもそうだけど仕事って、どこかに無理があると意欲はあっても長期的には続かないんだよね。

野/そうですよね、特にこのシリーズは資料(ハイエンドCGモデルデータ)提供の時点から、セガ様には通常より大きな作業負担をしていただいていますからね。本当にありがとうございます!

森/いやいや、合言葉は「一機でも多く、少しでも高いクオリティで商品化を!」だからね。

野/え、そんな合言葉があったんですか?

森/いや、今考えたけど…でも今までずっとやってきたことって、要するにこういうことでしょ?

野/確かに(笑)では、そのために、今年一年またがんばりましょう!きっと皆様も同じ思いのはずですし!!

森/よし!じゃあ、そんなみんなにオレからお年玉だ!

野/へ!へがしッッ…!!(吐血)こ、これは…タイガー&タイガーですね!!

森/最近キミ、血吐きすぎだろ(笑)ま、シリーズは違えど同じバーチャロンだし、こういうのも良いんじゃないかと思ってな。

野/良いですね!ではステキなお年玉もいただいたところで…

皆様、今年もよろしくお願いします!!

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「フェイ・イェン・ザ・ナイトを組んでみて」

無事に完成した森さんのフェイ・イェン・ザ・ナイトです。前回奥様が言っていた「アレ」とは一体…?

野/今回も製作お疲れ様でした、森さん!

森/いやぁ、前回に間に合わなくてゴメンよ。

野/いえいえ、プライベートな時間を使っていただいてますからね、作ってもらえるだけでもありがたいですよ。

森/まぁね、無理すると続かなくなっちゃうからね、色々と。

野/で、いかがでしたでしょうか?フェイ・イェン・ザ・ナイトは?

森/うん、とにかくパーツが小さいから、関節とか挟み込みになってる部分も多いけど、パチ組み+部分塗装する分にはすんなり組めたよ。塗装する人はマスキングで対応してくれ!まぁ、プラモってそういうもんだし。

野/そうですね、設計の方でも部品の小ささと、塗装まで含めた組みやすさのバランスをどこでとるか大変だったみたいです。

森/そうだろうね~。でも剣のハートの勘合とかスカートや開いた状態のテイルフランジャーの分割、勘合とか、だいぶ信頼性が上がってきてるよね。

野/ありがとうございます!しかしまだまだ甘いところもありますので、今後も向上できるよう頑張ります!

森/おお、よろしくたのむよ♪

野/で、恒例のワンポイント改造講座は今回もあるんですか?

森/今回は改造、って感じじゃなくてカスタマイズ、かな?

野/カスタマイズ、ですか?

森/まぁ、こいつを見てくれ。

野/ご!ごふッッ…!!(吐血)も、森さん、これは一体!?

森/ふふふ、名づけて「フェイ・イェン・ザ・ピンクパンサー」だッ!!

野/ピ、ピンクパンサー?何ですか!?新設定ですか!!?

森/いや、今、適当に考えただけ。

野/確かに、スカートとか外してシッポつけただけですね、これ(笑)・・・しかし、このシッポは…モールですか?

森/そうそう、100円ショップに行った時、嫁が「これシッポに使ったら可愛いんじゃない?」って提案してくれてな。オレもその瞬間吐血(笑)その発想はなかったわ~、ってね。

野/確かに、これは模型側からは出ない発想ですが、アクションフギュアとしては全然「あり」ですね!奥様にまでご協力いただきまして、まことにありがとうございます!どうぞよろしくお伝え下さいませ。

森/丁寧にどーも。で、シッポの取り付けについては画像を見てもらおうかね。全然大したことはしてないんだけど。

森/普通に組むとスカート基部用の軸が一個余るから、それに穴を開けて接着しただけ。

野/この軸は成型色変更の時、間違って余分に作っちゃったものですが、それをあえて残したのにはこういう意味があったんですね。

森/ま、怪我の功名ってやつで。こうやって取り付ければ、シッポでぶら下がることもできるよ(笑)

野/それじゃ猿ですよ(笑)でも、モールだと色々表情がつけられていいですね、フワフワしてて可愛いですし。

森/ま、皆さんも自分が良いと思う素材で作ってみてくれたまへ。じゃあここからはウチのフェイ子のグラビアコーナーってことで(笑)

野/なんかこう…上手く言えませんが、「良い」ですね。

森/うん、なんかね、写真撮ってて楽しいんだ、これが(笑)ちょっと手を入れたり、部分的に色を塗っただけも充実感が跳ね上がるから、皆さんもぜひチャレンジして欲しいな、と。

野/さて、このブログも今回が年内最後の更新となりますが、森さん、今年一年本当にお世話になりました!

森/野内君も一年お疲れ様でした。もう一年か、はやいねぇ。

野/はい、第一弾OT・ライデンが出て一年でもありますが、この一年でOT・ライデン、OMG・テムジン、スペシネフ、ライデンII、バイパーII、フェイ・イェン・ザ・ナイトと、6つも商品が出ましたね。

森/そっか…って、一年に6つって冷静に考えると多いな!…どうりで常に忙しいわけだよ(笑)

野/来年も何卒よろしくお願いいたします。

森/まぁ、死なない程度に頑張るよ(笑)こちらこそよろしく!と、いうわけで…

野/皆様、本年もコトブキヤ バーチャロンプラモデルシリーズをご愛顧いただき、まことにありがとうございました。来年も、より一層の情熱をもって開発に取り組んでいく所存でございますので、皆様におかれましても変わらぬご支援をいただけますよう、よろしくお願いいたします。

それでは皆さん、良いお年を~!!

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「フェイ・イェン・ザ・ナイト組んじゃったよ」

立川より帰宅した森氏です。ちゃんと打ち合わせもしましたのでご安心下さい(笑)

森/ただいま~、っと♪

嫁/あー、今回もご機嫌だねぇ(笑)結局、忘年会になっちゃった?

森/だいじょうびだいじょうび~。ちゃんと仕事の話をしてから呑んだから~☆

嫁/はいはい、んじゃもうお風呂入って寝なされ。

森/にゃ~、フェイと一緒に入る~。

嫁/そんな状態だと部品無くしたり壊したりしちゃうでしょ。今日は一人で入りなさい。

森/は~い~。

~~~清めの儀式~~~

森/確かに酔っ払った状態だと色々危険だったかもな…。さて、恒例のパーツ洗浄ね。洗浄は洗濯用石けんでも台所用洗剤でもボディソープでも、中性洗剤ならなんでもOKだ。でも最近流行のオレンジオイル入りは、もしかしたらプラの表面を侵すかもしれないから注意が必要かもね。自分は習慣で全部最初にランナーごと洗っちゃうけど、もちろん組みながら洗ってもOK。極論、部分塗装&デカールだったら塗るところ&貼るところだけその都度、塗料のうすめ液で拭いてやるだけでも問題は無いと思うよ。…さて、水をきって床に並べて一晩陰干しね。

森/いつも思うけど、こうやってると港町の干物屋の店先みたいだな。それにしても、今回はパーツが少ない!ライデンの1/4位かな?とても同シリーズとは思えんな…(笑)

~~~組む前に~~~

森/今回、黒とクリアーパーツ裏のシルバー以外に必要なのは…脚の赤と靴の濃いピンク位か?あ、剣は色分けされてないから黄色とピンクがちょこっとだけ要るな。

森/まぁ、めんどくさかったら塗らなくてもいいし、なんなら剣は持たせなくてもいいか!”実剣「愚者の慈愛」はオプション装備である”って設定もあるしね。(←だからと言って、それはどうか)

~~~色を作りましょう~~~

森/さて、まず始めに必要な色をあらかじめ混色しておくか。説明書ではいろんな色で指定してるけど、めんどくさいから白と赤と黄色と…隠し味に青があればいいや。今回、少量混色カラー保存には100円ショップで買ったポリプロピレン(PP)製クリーム小分け用ケースを使ってみるぜ!中蓋もついてるから短期間(1~2週間)なら気密性も期待出来そうだ。形状的に安定が悪いから両面テープで塗装皿に固定して、と。

森/お、なんか良い感じ♪塗料皿だと一日で干上がっちゃうし、塗料ビンだと少量混ぜ辛いし、使ったあと洗うのも面倒なんだよね~。あと、今回もラッカー系筆塗りだけど、ちょっと塗料に一工夫してみよう。塗料の乾燥が早いラッカー系塗料を筆塗りすると、塗ってる最中に筆先が乾燥しちゃってイライラしたり、塗っても凄いムラになったりして「上手くいかない!!」と投げ出したくなることもあろうかと思います。そこで今回は乾燥速度を遅らせるべくリターダーを混ぜることとしました。しかしリターダーを混ぜると物凄いツヤが出てしまいそれはそれで不自然なので、フラットベースも少量混ぜました。これだけで特別なテクニック無しでも今までより綺麗に、快適に筆塗りが出来るようになります。ちなみにアクリル(水性)系やエナメル系の方が筆塗りには向いていますが塗膜強度とのトレードオフという関係もありますので、各人、自分に合ったやり方を研究してみて下さい。

森/筆塗りは、塗料の選び方、塗料の薄め方、筆の選び方、筆の運び方など様々な要素が関わる為、実は上手く塗るのは模型制作的には上級テクニックに分類されます。この手のテクニックは文章で伝えるのが難しく、そのHow Toを始めるとそれだけで膨大な文章量が必要になるので、詳しく知りたい方は他のサイトや本で調べてみてください。あと、どうせ部分塗装なので、ある程度のムラやアラは気にしないというのも完成への近道です。(←身も蓋もない)

~~~塗りながら組みます~~~

森/フェイは部品が細かいな…ランナーから切り離すと持つところが無くなっちゃうからランナー状態でざっと塗っておこう。ゲート部分は切り離してからリタッチすれば簡単だしな。

森/脚の濃い赤は、はみ出しを気にせずに凹部を塗って、あとから拭き取ればOK。

森/肩のピンクも、せっかく剣用に色を作ったからデカール付いてるけど塗装で仕上げちゃおう。

森/フェイの脚と肩の凹部はモールドの壁面も色が付いてるのが正しいから、ベタっと塗ってパーツ表面のはみ出し部を単純に拭き取ればOKだ!…お、袖口のところはメカ色だったな。ここは面積も小さいから適当なグレーでささっとね。あと、肩アーマーの裏は黒で塗っとくとメリハリが利いて引き締まるね。靴の濃いピンクはピンクと濃い赤を適当に混ぜればいいや。

森/その他組み立ての注意点は前々回に野内君が語ってくれてるから参考にしてくれ!…しかしそれだけではアレなので、今回もちょっとしたアイディアを・・・。それは次回のお楽しみって事で悪しからず♪

~~~あれれ…~~~

森/サクサク組めてるけど…今年はこの時期、忘年会やクリスマスでイベントが集中しちゃって時間が足りないぞ…。まぁ、しょうがない、今回はここまででタイムアップだな。完成編は次回!(←え…!?)

嫁/そろそろ一休みしてケーキ食べる?

森/そだね、背中もゴリゴリして痛いし。

嫁/頑張ったけど間に合わなかったねぇ。

森/まぁ今週は、なんやかんやで忙しかったからね。土日で完成~撮影って感じだね~。

嫁/そっか。で、「アレ」は使えそう?

森/うん、バッチリだわ。結構な破壊力が期待できそうだよ(笑)

嫁/それは楽しみだねぇ♪

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