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「スペシネフ発売予定告知です!」

ずいぶん長いこと引っ張ってきた感のあるスペシネフですが、今回はいよいよ発売日を告知するようですよ。

根/森さん、こんにちは。今回もスペシネフのお話だそうですよ。

森/「だそうです」じゃないよ!キミが話したいんだろ!

根/まあ、そうなんですけど。いや~、スペシネフのお話も結構やってたような気がしてるんで、ちょっと曖昧な感じを出そうかと。

森/いや、そこ曖昧にしても何の意味もないから…。でも確かにスペシネフはかなり隅々まで語ったような気がするな~。っていうかOT・ライデンの時より、かなりクドくやってるような気がする…。

根/クドくってなんですか!詳細&充実してるって言ってくださいよ!

森/まあな。確かにスペシネフってことでナルちゃんにも登場してもらったりな。監修レポとか、いろいろやったな~…なんか総括編みたくなってきたけど、いいのか?

根/良くないです!総括編はまた別に予定してるんですから(本当です)今回はそろそろ発売日の告知をしようかなと。

森/そう、それそれ。だってもう23日だよ!6月発売っていう割にはまだ発売してないじゃん!

根/はぅ…それには諸々事情がありまして…すいません。で、スペシネフの発売日なんですけど…現状ですね、一般の店舗さんでは30日(火)発売予定ということでお知らせさせて下さい!

森/30日(火)か~、ギリギリ6月だね~。まあ、ほんとにギリになってしまったのは、色々と事情があるんだろうけど、とりあえずもうすぐ発売ってことでとりあえずメデタイ!

根/それでも現段階で「必ず」とは言いきれない部分もあります。さらに地域によって前後する場合がありますので、その辺りもご理解いただけるとありがたいです。

森/なるほどね。最終確定ではなくても、かなりの目安にはなるから購入予定の皆さんは助かるんじゃない?おサイフとの相談もしなきゃなんないし。オレも含めて。

根/「オレも」って、ことはやっぱり『自腹で買っちゃったよシリーズ』はスペシネフでもやるんですね?例によってセガさん用サンプルは用意してますけど…。

森/いやー、版権元用サンプルがくるのは分かってるんだけどね。そういうことじゃなくてさ~、わかるだろ!こう…男のロマンだよ!ロ、マ、ン!!

根/え~と、ロマンですか…ロマン、マロン?ロマン…??

森/バッカも~ん!オレが嫁の視線に怯えながら自腹で買ってる心意気が何故わからん!

根/す、すいません!でも「心意気」って言われると分かる気がします。漢(おとこ)ってやつですね!

森/そうそう。分かればよろしい!今回はラジオ会館店のコトブキヤ・ショールームに行くからな!これでコトブキヤ全店制覇だ!!

根/あの…ウチには通販部門もありまして…

森/細かいことはどーでもいいんだよ!!

根/は、はい!すいません~(汗)

ということで、またまた森氏が自腹で購入するというスペシネフですが、本当にもうすぐ発売になりますので、(何度も言ってますが)皆さんもうちょっとだけお待ちください!!

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「フラグメント・クロー テストショット到着!!」

8月に発売となります『ライデンII(RNA SIDE)』に付属のフラグメント・クローのテストショットが届きました!その姿に痺れちゃって下さい!!(笑)

根/森さん、フラグメント・クローのテストショットが届きましたよ!

森/おー、どれどれ。うん、発光部もクリアーパーツになっていい感じだね。成型色もOKでしょ。

根/はい!ところで、今回のフラグメント・クローの色なんですが、ゲームモデルとは違ってますよね?

森/おー、よく気が付いたねぇ。

根/そりゃ気付きますよ!!ゲーム中ではクロー本体がオレンジで発光部は水色ですけど、どうして今回のハイエンドCGでは変更したんですか?

森/なんか、カッコ悪かったから変えちゃった♪

根/え!そ、そんな理由なんですか…!?

森/まぁ、大雑把に言えばそうなるんだけど、もっと丁寧に説明しようかね~。確かにゲームモデルではオレンジ色だったんだけど、これは多分にゲーム中の視認性も考慮に入れてのカラーリングなんだよ。バーチャロンっていうゲームって、例外はあるけど「たいがいの攻撃は見てから避けられる」っていう特徴があるんだよね。だから敵がどんな攻撃をしてくるか分かりやすくする為にモーションも機体ごと、武器ごとに固有だし、弾も見易くする為に撃ったあと2倍の大きさにして表示してるし。

根/確かに、リプレイとかでミサイルの着弾シーンをみると、凄く大きいですよね~。…でも「見てから避けられる」のに、どうして僕には敵の弾がガンガン当たるんでしょうか…?

森/そりゃ、君は総受けだからね…。

根/は?

森/いや、何でも。まぁ、相手が当たるように位置取りやタイミングを計ってるからでしょ(笑)オラタンってそういうゲームだし。

根/なるほど!そこが難しいところでもあり、面白いところなんですね!!僕ももっと精進します。

森/で、脱線しちゃったけどライデンのクローも同様に、撃って来るのがレーザーなのかネットなのかっていうのが構え中から分かりやすいように、RNA SIDEでは機体色のグレーに溶け込まないオレンジ色に指定された経緯があるんだよね。逆にDNA SIDEは機体色が赤だからクローがグレーでも大丈夫なんだけど。

根/ははぁ、そんなことまで考えてカラーデザインされてたんですねぇ~。

森/でも、最終的にオラタンのゲームスピードがそれどころじゃ無いレベルになっちゃったし、その後、カラーカスタマイズも出来るようになったんで、実質的に意味はあんまり無くなっちゃったけどね(笑)

根/確かに(笑)で、なぜ今回変更したか、ってことなんですが…。

森/でね、ここからはちょっと分かりにくい抽象論になっちゃうんだけど、こういうフィクションの世界の産物って、現実に近づくにつれ違和感が増幅されるんだよね。バーチャロンで言えば、ゲームモデルからハイエンドCGモデルになった時に、一段階、現実世界に近い表現になったわけだけど、その時点でゲームモデルでは気にならなかった所に急に気持ち悪さを感じる事があるんだね。で、それが今回はクローのオレンジ色であり、発光部の水色だったりしたわけ。オレも有井君もそう感じたんで、今回からハイエンドCGモードとしてそれらの色を変更することにしたという事で。

根/なるほど~、なんか深く考えてるんですねぇ。僕なんか「お!新設定だ!!」とか単純に思ってましたよ~。

森/そりゃまた、うらやましいくらい単純だな…。

根/はい?

森/いや何でも。と言うわけで、ゲームが上手い人だとレーザーよりネットの方が使用頻度が高かったりするし、「ライデンはやっぱり黒でしょ!」っていう人も居るんで、今回RNA SIDEが発売されることになって良かったよね。

根/はい!本当にDNA SIDEをお買い上げいただいた皆さんのおかげです、ありがとうございました!

森/脅かすわけじゃないけど、この手のバリエーションキットは出荷数が少な目なんで予約するのが吉ですよ、と。

根/はい、お手間をおかけして申し訳ありませんが、よろしくお願いします!

森/で、その前にもうすぐスペシネフが発売だと思うんだけど?

根/はい、近日中に正式な発売日をお知らせできると思いますので、しばらくお待ち下さい!…はッ!?今回も何か企んでるんじゃ?

森/ん~?別に~(笑)

根/そ、そうですか。(…心の準備だけはしておこう…)

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「スペシネフ 開発担当インタビュー」

今回は、いつもと若干趣向を変えて、根本がインタビュー形式でスペシネフの開発担当・青木に色々聞いてみようと思います。

根/スペシネフの開発を振り返ってもらいつつ色々聞いていきますんでよろしく!

青/久々に当ブログに登場の青木です。よろしくお願いします。

根/先ずは、スペシネフの原型について。いつもの通りリバースコンバートで作られたわけですが、開発として受け取った時の感想とかあります?

青/:骨をイメージしたロボという事で、細く、薄いパーツが多い割りに、全体のボリュームは大きいというアンバランスな感じが面白いデザインだというのが第一印象でしたねー。ここまでパーツが薄いロボは初めてだったので、関節強度や丈夫な軸の形状、発光部のクリアーパーツの分割方法など、どこまで出来るのか不安な点も多々ありました。

根/確かにデザイン自体が繊細ですからね。その後、原型を元にパーツ分割を進めるわけですが、分割設計時に気をつけたことってあります?

青/スペシネフは特に細身のキャラクターなので、組み上げたあとも十分な強度が保てるように、あえて過去2つのアイテム(OT・ライデン、OMG・テムジン)よりも分割を抑え気味にしています。実際パーツ数が少なくなってるかどうかは置いておいて(笑)

根/散々「やりすぎ」と言われた前2作よりは、抑えてる感じはしますね。分割設計で大変だった部分は?

青/設定通りの色分けになるよう分割して欲しいという企画サイドの要望と、強度面からどれだけ分割を抑えるか(パーツ数が少ないほど全体の強度は上がります)、2つの相反する要素のバランス取りに気を使いました。あとこれはスペシネフに限ったことではないのですが、VRの特徴である発光部の再現については、毎度設計と調整で苦労しています(笑)。

根/クリアパーツは裏面にモールドを入れてるから、接続用のピンが設定できないんですよねー!苦労かけます(笑)逆に設計的な「売り」があれば教えてください。

青/胸ブロックの構成は特に、見栄えと強度の両立に腐心した部分ですので、手にとられた方は組み立てる際にちょっと気をつけてみていただけると面白いかもしれません。

根/なるほど!設計も色々大変ですね~。その後、金型が作られテストショット成型~修正の繰り返しになるわけですが、この工程で気をつけてる部分は?

青/スペシネフに限ったことではないのですが、成型されたものがきちんと図面どおりにできているかどうか、また勘合や関節強度が設計時想定してたとおりになっているかどうかを中心にチェックしていきます。今までの工程は、紙の上、もしくはコンピュータ上で行われる、文字通りヴァーチャルな(笑)な作業ですので、成型品として形になったものに想定外の不備がないかどうか、自らの手と感性でもって確認していくのです。そういう意味ではまさにリバースコンバートの過程を味わっているといっても過言ではないかも(笑)。

根/リバース・アンド・リバースな感じですね(笑)テストショット修正中に大変だった事ってあります?

青/「顔」の形状がうまく再現できておらず、ギリギリまで修正を重ねました。データ上では完璧でしたが、色分けを再現するために分割したパーツが細かくなりすぎてしまい、金型を彫る際に細やかな形状がスポイルされていたのです。数値にすると、目の左下の部分が0.何mm短いとか、くまどりのフチの角度が何度違うといったホントに些細な違いなのですが、これだけで元キャラクターのイメージを大幅に損なうことになってしまうというのが、キャラクターものの顔の難しいところですね。工場の金型担当の方にも尽力いただいて、最終的には満足のいくものになりました。

根/僕も経験がありますが、細かい調整ほどなかなかうまく行かないんですよね。「最終的には満足」ってことですが、スペシネフ成型品について「ここを見てくれ!」という部分は?

青/とにかくエッジのたったヤツなので、組み立て時には気をつけてください(笑)あと、背骨や肩関節など、一部の関節部分に素材の違う同一形状のパーツがセットされてます。たとえば肩関節は、可動を繰り返してもへたりにくいABS製のパーツと、(この部分は肩を動かしたとき割と露出する部分なので)塗装する場合を考えた通常のプラスチック製のパーツから選べるようになっているのです。組み立ての際の用途(遊ぶ、塗る)にあわせて、お好みでカスタマイズしてください!

根/肩(脇)関節のギミックは、原型や完成品の話の回で散々アピールしてます!さらに素材も選択できるわけですね!では、最後になりますが、これから商品を手にする皆さんに何か一言お願いします。

青/他に類を見ない独特の形状のスペシネフ、上記の様々な問題点を何とかクリアしつつ商品化する事ができました。是非手にとって様々な角度から見て頂き、立体物としての面白さを味わっていただきたいと思います。

ということで、開発担当も様々な苦労があったようですが、もう少しで皆さんにお届けできると思いますので、手に入れられた方は今回の話を踏まえつつキットを組み立てるとよりいっそう楽しめるかも知れません(笑)

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「スペシネフ パッケ&付属品などについて」

皆さんこんにちは、コトブキヤバーチャロン企画担当・根本です。

前回に引き続き、発売を間近に控えたスペシネフのお話です。
成型品についてはかなり色々と語り尽くしてしまった感もあるので、その他の付属品について撮影画像とともに紹介します。

プラモデルの場合、パッケージの上面の絵を業界的には「パッケージアート」とか「天面イラスト」とか呼びます。(「天面」って言葉は辞書等では出てこないんですが)この「天面イラスト(バーチャロンの場合はCG)」については5月29日更新分の「スペシネフパッケージについて」にて語っておりますが、パッケージの完成状態ができてきましたので、天面以外の部分についても見てみましょう!

通常、販売店さんに陳列している状態では棚に積まれているわけですが、このとき見える前面にも当然イラストとともにデザインが施されています。
この部分コトブキヤ商品も含め、天面のイラストが部分的に使用されデザインされている場合が多いんですが、コトブキヤ・バーチャロンシリーズはセガさん個別のCGを用意して頂いており、さらに反対側は別CGになっています。つまり天面を含め3パターンのイラスト(CG)が使用されています。
ちなみに「OT・ライデン」「OMG・テムジン」も同様になっていますので、持っている方は確認してみてください!


次は、プラモデルには必須の付属品「組み立て説明書」です。「インスト」って呼ぶと業界人っぽくて良いです。(っていうのは前にも言いましたね)

基本的なスタイルは前2作と同様です。今回もDr.ワタリによる機体解説が掲載されておりますので、組み立てる前に読んでテンションをUPしてから製作開始すると尚良し!です。さらにCGも数多く掲載してます。

本シリーズは当ブログで何回も語られている「リバースコンバート」で設計されているものの、プラモデル商品としてのアレンジは施されているので、究極のCGそのまま立体化、的なハイエンドモデル完全再現を目指す方は参考にしてみてください。

最後にいつもの「デカール」です。これは業界的にもそのまま「デカール」でOK。今回のスペシネフについては「caution」系のものはないので、ごらんの通りグリーン一色です。がんばって成型色のグリーンと近しい色に調節してますので、素組み派の方にも喜んでもらえるかも。
※素組みに直接デカールを張る場合は、成型品表面の油分を取り除いておくとベストです。

大型のスペシネフマーク(?)については、背部ウイングの段差部分に張り込むことになるので、それなりに大変ですが、がんばって貼ってみてください。デカール貼りについては素組みへの貼りこみも含めて、「ワンポイント」を発売後にやろうと思います。

などなど、スペシネフについて成型品以外の部分を紹介してきましたが、いかがでしたか?発売はもう少しだけ先ですので、期待してお待ちください!

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「いよいよ今月発売!・スペシネフ成型色について」

さて、いよいよ発売日が迫ってまいりましたスペシネフですが、今回もしつこくテストショットの話です。

根/森さん、スペシネフもやっと今月発売です!

森/長かったような、短かったような…そんな感じ?

根/なんですかそれ?…まあ、長かったんじゃなですか?原型から考えてもそーとー時間かかってますよ。

森/たしかにそうだな。で、今回は何?反省会?

根/違いますよ!テストショットの話の続きをしようかなと。

森/また!?だってもうネタないだろ~。だって、5月1日更新「スペシネフテストショットについて」でやってるじゃん!

根/まあ、そうなんですけどね。今回は成型色の最終版ができてきたんでそれを見てもらおうかと。

森/どれどれ。あ、なんか変わってる。

根/「何か変わってる」じゃないですよ!森さんが「できたら調整してほしいな~てへっ」とか言ったんじゃないですか!

森/でもまあコトブキヤさんの開発の都合とかもあるからさ~、一応希望は伝えるけど、最終的にはお任せするっていつも言ってるじゃん!まあ、そうは言っても根本君のことだから、やってくれると思ってたけどね。

根/お~美しい信頼関係ですね!または手のひらで踊らされてる関係ですね!

森/どっちかというと後者だな。ということで、とりあえず調整部分をみていこうか。

根/え~と、先ずはグリーン部ですね。これは、前回のものだと淡いというかくすんでるというか…な感じで、もう鮮やかにして欲しいとのことでした。

森/画像右側が修正版だね、結構がんばってるじゃん。前にも言ったけどこのグリーンは「刺し色」だからこれくらい彩度がないとね~。

根/がんばりました!次は、ブルーグリーン部分です。完成品のときにも語りましたけど、この色はダークブルーの仲間なんで、若干トーンを落としてくれって言われましたね。

森/同じく右側が修正版だけど、写真だと伝わりにくいかな。現物を見ると根本君が言ったような効果が出てるんだけどね。

根/そうですね、微妙な差なので伝わりにくいですね。さらに爪のシルバーです。これは前のショットではキレイなシルバーを狙ったんですが、若干透けてしまって…。

森/安っぽい感じになるんだよね。これも右側が修正版だけど、さらに分かりにくいねー。プラモデルの成型色は、きれいな色を出そうとすると透けちゃうから、今回はグレー寄りにして「透け」を回避して、落ち着いた感じになったよ。

根/成型色の「透け」ライデンの時から出てる話ですよね。なかなかいい塩梅にするのが難しくて…。

森/まあ、そこらへんもプラモデル開発の面白さってとこじゃないの?オレはバーチャロイドのプラモ化で色々勉強させてもらったよ。なんか楽しいよね、自分の意見が反映されてプラモデルができていくって!

根/そうですか…こっちは結構大変なんですけどね…。

森/まあまあ、良いものができていくんだから頑張ってよ!あ、そういえばさ~コトブキヤのバーチャロンシリーズって、別売りのフライングベース用の接続パーツが標準装備なんだよね。今まで触れてなかった気がするけど。

根/正確には「メカニカルベース フライング2」ですね!この商品はロボット等メカモデルを飛行状態で展示できるベースなんですが、取り付け部は汎用性のある接続パーツがついてます。バーチャロンシリーズでは、各機体専用の接続パーツをキットに付属させてます。

森/これはいいよね。専用パーツだから機体の股間ブロックにジャストフィットするし。バーチャロイドはジャンプで飛び回るしね。機体によっては、飛行ポーズのほうが決まるものもあるし!

根/ですよね~!それでは唐突ですが最後に、その接続パーツ&ベースを使用したスペシネフの飛行状態画像でお別れです!

いよいよ今月発売のスペシネフ!お話はまだ色々ある様ですので、この後も発売までガンガンお送りする予定です!お楽しみ!

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「スペシネフ パッケージについて」

スペシネフのパッケージアートを大公開!今回からちょっと変わったところがあるようですが…

根/今回は森さん作のパッケージアートですね!

森/諸般の事情で有井君が担当できなくなっちゃったんで、必然的に自分が作ったんだけど、いやぁ大変だったわ~、マジで。

根/お疲れ様でした!どのあたりに苦労されたんでしょう?

森/まずはスペシネフのデザイン上の特徴である背部ウィングと長いランチャーがね~。パッケージアートは商品の顔とも言える部分だから、なるべく全体が枠内に収まって、しかもどんな形か分かりやすいポーズ、アングルで、更にあまり大きな余白が出来ないように、そのうえキャラクター性も表現したい…って考えたんだけどこれがもう収まらなくてね、ようやくどうにか出来た!!と思ったらOMG・テムジンと全く同じポーズとアングルになってて、それはなんか安易で嫌だったからボツにしたりしてな…。

根/あー、長いランチャーを無理なく画面に収めようと思うとそうなるんですね~。

森/と、いうわけで少しのはみ出しは許容するということにして、今回のパッケージアートになったわけだが、今まではモデリング専門で、こういう「絵作り」は全くしてこなかったし、今回はぶっつけ本番で時間的にも厳しかったから、正直言って「絵」としての仕上がりには自信ない…。

根/確かに、ぱっと見は今までと同じ感じですけど微妙に表現が違ってますよね。でも大丈夫ですよ、全然カッコいいじゃないですか!!

森/ありがとう。…当然の事ながら有井君が「10年以上かけて作り上げた表現+持って生まれたセンス」がそんなに簡単に真似できるわけはないし、だからこそ評価されてるんだと思うんだよね。正直、「真似て作った絵」に価値があるのか?それで満足してもらえるのか?っていう疑念はあるんだけど、今までを上回るカッコいい表現なんか短期間で思いつくわけは無いし、シリーズ物としてスペシネフからガラッとテイストを変えるわけにはいかないし、それに意識的に変えたんじゃなくて、「同じものを作れないから変えました(変わっちゃいました)」っていうのは逃げだと思うんで、まずは真似がきちんとできるように今後も頑張ろうと。

根/なるほど~、色々考えて、悩まれているんですねぇ…。

森/でもね、前にも話したけど一連のハイエンドCGは有井君とオレが二人で作ってきたものだからね。それはモデリングもそうだし、レンダリング(絵作り)もそう。モデルや絵について遠慮なく意見をぶつけ合ってきたから、彼の考えや表現したいことは、自分が一番理解できてると思う。だからね、今は泣きたいくらい不安だけれど、逃げずにしっかりやっていこうと思うよ。

根/自分も微力ながらお手伝いしますよ!…でもまた有井さんにもやってもらえるといいですよね。

森/オレもそれは願って止まないけど、人それぞれの事情があるからねぇ…。

根/またやってもらう為にも、このシリーズを息の長いものにしなくちゃいけませんよね!

森/お、ポジティブだな。そうだね、その為にも頑張るっていうのもアリだよね!

根/はい!!

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「バイパーII完成品について」

今回はバイパーIIの原型彩色品を見ながら森氏と根本が商品の「売り」について語ります。ちょっと間が空いてしまいましたが、べ、べつにオラタンで遊ぶのに必死だったからってわけじゃないんだからねッ!!

根/森さん!なんだかお久しぶりな気がしますが、今回はバイパーIIの完成品を見ながら語りましょう!!

森/まあ、バイパーIIだから根本君が好きに語れば(=暴走すれば)いいじゃない。

根/いやいやそう言わずに、前回「何故?バイパーII」のときに割とマジメに語ったんで、もう大丈夫ですよ!

森/ホントか!?じゃあ完成品を見ながらいつもの感じでいってみようかね~。

根/前にも言ったかもしれませんが、基本的にメカって、サフ吹きのグレーの状態の方が映えるんですよね。塗装すると意外とあっさり見えたりとか。

森/あ~、あるある。

根/バイパーIIは配色のせいもあるんでしょうけど、彩色状態でも密度があってさっきの「意外とあっさり」にならない感じですよね。

森/そうだね。小気味良いというか、いい感じだよね。モールドの密度感が良い塩梅なのかもね。で、各部でアピールポイントってある?

根/まずは、なんといってもビームブレードです!!このブログや各雑誌さんの原型画像掲載時はあえてつけなかったんですよ!

森/まあ、ちょっとしたサプライズってやつだね。ユーザーさんが商品を手にしたとき初めてわかるっていう手段でも良かったんだけど…

根/それもやってみたかったんですけど、さすがに「買うまで分からない」だと、せっかくの付属パーツがいわゆる「引き」にならないので。

森/確かにね~。「買いたい」って思ってもらう要素としてのものだから、きちんと伝えないとね。そんな要素ってほかにある?

根/脚部のスライド機構も「売り」ですかね。足首の可動範囲を広げる目的で搭載してみたギミックです!

森/これはちょっと「二ヤリ」なギミックだよね。バイパーIIって実は足首の可動範囲が狭いデザインだからね~。…今ふと思ったんだけど、今回あんまり言い過ぎちゃうと、テストショットの時に言うこと無くなっちゃうんじゃない?

根/大丈夫ですよ!テストショットの回の時には、きっと自分も森さんも読者の皆さんも忘れてると思いますんで!!

森/ああ、なるほど♪…って、オイ!!でもまあ、テストショットは原型や完成品と違って実際にユーザーさんが手に入れる仕様とほぼ同じだから、それはそれでもう一回取り上げても良いよね。

根/そうですね!大事な事なので2回言ってもいいでしょう!!で、今回は、背部のウイングやランチャーの見て頂いておしまいにしようかなと。

森/ここらへんは、バイパーIIならではの見せ場ってことで。このウィングはね~、ギミック自体はそんなに複雑じゃないんだけど、なんかこう、このウイングの可動が後のサイファー~マイザーの変形に繋がっていく最初の一歩みたいな感じがして、メカの系統樹好きな自分としては設定的な燃えポイントだなー、って思ってる。

根/なるほど、そういう捉え方をするとまた興味深いですね!!

森/でな、それとは関係なく思ったんだけど、ビームブレードって、ゲーム中だとグリーンではなくて…

根/…まあまあ、これはいわゆるボーナスパーツ的なものですから!ほらほら~森さん、切れ味バツグンですよ!!

森/あ~なるほど。スペシネフのアイフリーサーに代わって、今度からはこのバイパーIIのビームブレードでツッこめばいいわけね!!

根/はぅッ…!!

またもや、血の滲む感じの根本ですが、がんばってやってますので、バイパーII発売まで応援よろしくお願いします!!

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