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開発秘話 Archive
OT・ライデン/ファーストテストショット到着!!
ついに『プラモデル』としての姿を現したOT・ライデン!その壮絶なパーツ構成を見た森氏の反応は!?
根/森さん! OT・ライデンのテストショットが来ましたよ!!
森/こ…、これは。 当然、分割案図やCAD図面で一通りチェックはしたからわかってるつもりだったけど、これほどとは…。
根/…ど、どうでしょう?
森/いや、どうもこうも…。感心通り越してあきれるのもまた通り越して、最終的に感心するわ。とりあえず、すげぇランナー枚数だな、何枚あるんだこれ?
根/28枚です! でもって総パーツ数は573です!!(開発中につき変更の可能性があります)
森/(絶句)
根/あ、あの…森さん?
森/ゴメン、本気でクラクラきてた。それにしても、ホントに良くここまでパーツ分割したよね。お姉さんびっくりだ!
根/?…『お姉さん』?
森/あ、いや、なんでもない(恥) でもさ、あー、いや、こんなベタなこと言いたくないけどさ、これで7800円って実は安いんじゃないの? えーと、1パーツ13.6円じゃん! …いや、意味ないか、この計算。
根/意味がないことはないですけどね(笑) でも、高いか安いかはお客様に判断していただくことですが、僕的には「これがコトブキヤ製プラモデル・モードのOT・ライデンだ!!」と自信をもって言える内容だと思ってます!
森/確かにね~。こんな商品、コトブキヤさんでしか出せないわ…。で、組んでみてどう?分割図やCAD図面では、なるべくパーツの合わせ目が『正面にドーン』と来ないようにとか、モールドが無くなったり、甘くならないようなパーツ分割になるよう修正入れたんだけど。ちゃんと反映されてる?
根/はい、一通り組んでみたんですけどかなりいい感じですよ!バズーカや前腕の分割とか、未塗装でも分割線が目立ちませんし。それに、自分で指定しておいてなんなんですけど、バラバラの部品がだんだんOT・ライデンの形になって行くのに感動しちゃいました(笑) 実は最初のショットでこんなにすんなりと組み上げられるのは珍しいことなんですよ!
森/そうなんだ~。それにしても「本当にプラモデルになっちゃった」っていうこと自体、感動的だねぇ…。
根/とはいえ、合いの悪いところやヒケもまだまだありますし、エッジがダルいところやモールドが浅いところとか、ここからから修正する箇所もたくさんありますけどね。
森/あとは時間との戦いか。ここまで来たらあと一歩だ! 気を抜かず頑張ろうな!!
根/はい! ファクトリーには頑張ってもらいますよ!!
森/いや、お前も頑張れよ…。
根/あ!? は、はい、すいません、頑張ります…(泣)
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原型監修ウラ話(ライデンDNASIDE編)第三回(後編)
セガAM3研の森氏とコトブキヤバーチャロン企画担当の根本による「原型監修」よもやま話の後編です。
苦労もしてるんですよ……
前編からの続き
根/ウチ的には凄く楽をさせてもらってますよ!…あ、いや、そのぶん別の苦労もしてますね…。
森/ひょっとして根に持ってる?監修がしつこいって?
根/そ、そんなことないですよ!毎回ほぼ一回+再チェックで終わりますし、言われてることに理不尽なところもありませんし。それにパーツ単位の形状についてはデータ出力ですから、問題があれば森さんの責任ですしね(笑)
森/ほほう、言うようになったねぇ、君も。いい度胸だ…。
根/す、すいません、調子に乗りました(汗)でも、立体にならないと分からない部分も多いですよね。実際の大きさやボリュームはもちろんのこと、モールドのメリハリとか可動範囲とか。そのあたりは、単に『監修→修正指示』って感じではなく、お互いを意見を出しながらどうするのがベストなのか、具体的な手法も含めて決めていく感じなので一回の打ち合わせはどうしても長くなりますよね。この前も監修&打ち合わせで5時間半とかかかりましたし(笑)
森/せっかく来てもらってるんだから、なるべく一発で決めたいしね。それにOT・ライデンに関しては初めてのことばかりだったからさ、最初の頃の監修では開発の流れからセガとコトブキヤのお互いのスタンス、最終的な商品形態のイメージについてまで全部把握するところから始めたから余計に時間がかかったよね。でもそのおかげで今では「ここはお任せで大丈夫だな」とか「ここは注意が必要だな」とかわかるようになってきたから。『ツーカーの仲』って奴?(笑)
根/そう思っていただければ光栄です!確かに最初は「こんなことまでお願いしちゃっていいのかな?」とか、「そんなことまで考えてくれるのか!」とか、手探り状態でしたもんね。今ではこのサイトまで森さんにお手伝いいただけることになって、まさに『AM3研全面協力体制』ですよね。ありがたい限りです!
森/本当にね、「お前はコトブキヤの中の人か!」ってくらい(笑)まぁでも、そのぶん加速度的に要求レベルがどんどん上がっちゃって大変だと思うけど、こっちも本気でやってるからよろしく頼むよ。気心が知れた分、実現可能なレベルっていうのはわかったから、あまりに荒唐無稽なことは最初から言わない。時間がもったいないからね。けど「こうすれば出来るんじゃない?」ってことはやってもらうからね!
根/はい!こちらからもプラモデルなりのアイディアはどんどん出して行きますんで、よろしくお願いします!!
森/いいねぇ、熱いね!んじゃこれからもよろしくな!!
根/はい!ご期待に添えるよう頑張りますよ!!
森/で、また監修の時間が延びる、と(笑)
根/う~~~~ん(泣)
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原型監修ウラ話(ライデンDNA SIDE編)第三回(前編)
セガAM3研の森氏とコトブキヤバーチャロン企画担当の根本による「原型監修」よもやま話。あの怒涛のハイエンドCGモデリングの秘密とは…
根/あ、あの…森さん。
森/なんだい?根本君。
根/い、いえ、大したことじゃないんですけど、この対談コーナーってどうやって書かれてるの?って声があるんですけど。本当に対談してるの?とか。
森/ふむ…それは企業秘密だよ。まぁ「インターネットは便利だね」とだけ言っておこうかね。
根/なるほど!まさに「IT社会の申し子」って奴ですね!!
森/…いや、別にそこまで大げさじゃないだろ(笑)ところで、いいかげん原型状態で語れることも少なくなってきた感もあるけど、何か聞きたいこととかある?
根/あ、はい!前からちょっと気になってたんですけど、バーチャロンのハイエンドCGモデルって筋彫りとかモールドとか、マーキング以外は全部モデリングで作られてますけどテクスチャーは使わないんですか?僕はCGについてはあまり詳しくないんですが、筋彫りとかテクスチャーでもできるんですよね?
森/…嫌いなんだよ、テクスチャー…。
根/えっ、そ、そんな理由なんですか!?
森/いや半分冗談(笑)当時、高解像度のバンプマップ(溝が掘られているように見えるテクスチャー)とか使うにはマシンパワーが足りなくてね。実際にポリゴンで作った方がまだ軽かったんだよ。それで全部モデリングで作らざるを得なかったってわけさ。まぁ、あんまりテクスチャー好きじゃないからいまだに積極的に使わない、っていうのも半分は本当なんだけどね。
ポリゴンモデリングの究極、『テムジン747A』のワイヤーフレーム画像。筋彫りはもちろん、あの曲線の模様まで全部ポリゴンで作られている!!
根/どうしてあまり好きじゃないんでしょう?
森/CGって、ただでさえ実体がなくて元原型師の自分としてはギリギリ立体物として捉えられる存在だから、それに更に『さも筋彫りがあるように見せる絵』を貼る、っていうことに生理的に違和感を感じちゃうんだよね。このへん、割り切れてないって言うか頭が固いって言うかね~。他人が作った物を見る分には別に良いし、もちろんゲーム用のモデルには使うけどね。
根/なるほど、なんとなくわかる気がします。でも立体出力するには実際にモデリングしてある方が都合が良いんで、ウチ的には凄く楽をさせてもらってますよ!…あ、いや、そのぶん別の苦労もしてますね…。
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「今更ですが、何故コトブキヤバーチャロンプラモデル第1弾はOT・ライデンなのか?」
こんにちは、コトブキヤバーチャロン企画担当の根本です!
コトブキヤプラモデル・バーチャロンシリーズ開始の発表から二ヶ月余り。今回は、(かなり)今さらですが、何故シリーズ第1弾は「HBV-502-H8 ライデン」(通称OT・ライデン)なのか?について割とマジメに語ってみたいと思います。
さて、「OMG」「オラタン」の2タイトルからの商品化であれば、「順当にいくと707テムジンからじゃないの?」とお思いの方も多いと思います。(確かに僕もそう思います!)シリーズを開始するにあたりラインナップ選定時に意識したのは、とにかく、コトブキヤのプラモデルでもう一本軸となるシリーズを作りたい、という事でした。なので、いわゆる「おいしい」機体を連発して終わり!ということではなく、「定番セレクト」と「通なセレクト」の緩急をつけつつ長く支持されるシリーズにするためのラインナップを構成するのはセガさんとも共有したコンセプトでした。
とは言っても、シリーズ序盤の商品がヒットしてくれないとその後が続かない、という大人の事情もありまして(笑)、シリーズとしての「スタートダッシュ」がかけられつつ「コトブキヤの本気」が伝わる機体としてはもう、OT・ライデンしかない!という結論に至りました。VRとしてのポジション的にもテムジンと双璧を成す主役級機体ですので、決して単に「奇をてらった」わけではないのです!
ただ、良い意味での「インパクト」&「サプライズ」を狙ったところはあります。ネット掲示板やイベントでの「いや~10年待ちましたよ!」という皆さんのご意見を聞き、企画担当としてニンマリしつつも、胸を撫で下ろした部分もあります(本当はドキドキでした)更に、造形的・開発的にみても「デカイ!」や「レーザー展開!」等という点を除けば、実はOT・ライデンってけっこうシンプルな構成をしてますし、複雑なギミックもないという、とっかかりとしてはやりやすい機体だったのです!
…などなど色々書きましたが、これは割と後付けで、本当は単純に自分が欲しかったから!というのが本当の理由でした(笑)←半分冗談です。残りの半分は、本気で考えました!!
ということで、第2弾以降も予想の上を行きつつ、皆さんに喜んでいただけるようなラインナップを準備していますので、どうか応援よろしくお願いいたします!!
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『色』について
今回はハイエンドCGの『色』、そしてプラモデルとしての『色』についてのお話です…
どうもセガAM3研の森です。プラモデルの元となっているハイエンドCGの色については、ゲーム中の配色に基づいて自分とパブリシティ担当の有井が相談しながら色味や質感を決めています。ハイエンドCGモデルは自分を中心としたCGモデラーがモデリングを、有井が色やマーキング設定&レンダリングを、という役割分担で制作されています。
つまり、みなさんが目にしているハイエンドCGは全て有井が仕上げてレンダリングし、発表されたものなのです。思えば有井とタッグを組んで一連のハイエンドCGを作り続けて、ずいぶん長い時間が経っていますね…。それはさておき本来、色については有井が語るべきなんですが「そーゆーの苦手ではずかしー」という、とても30代の男が言うこととは思えない理由で出てこようとはしないので自分が解説します。ハイエンドCGの色は一色ごとに
■スペキュラーカラー/光が当たって明るくなる部分の色
■ディフューズカラー/基本となる色
■アンビエントカラー/陰になって暗くなる部分の色
という三つの要素によって構成されています。OT・ライデンの赤でいえばスペキュラーに『青』の成分が強めに入っており、光が当たっている部分が若干紫色になるような設定にしてあります。試しに以下のように設定するとこのような物になります。
■スペキュラーカラー/黄
■ディフューズカラー/赤(OT・ライデン基本色)
■アンビエントカラー/緑
現実の塗料でいえばマジョーラカラーみたいなものですかね。そこに更に反射率やハイライトの入り方の強さ等の設定を加え、CG映えを考えた色になっています。決して『単純な赤』ではないのです。模型用の色指定(成型色も含む)も自分と有井が行っていますが、毎回『DIC』や『Pantone』といった色見本帳とつき合わせ ながら、CGと比べて違和感が無いか、各色同士のバランスは取れているか、立体映えはするか等々、この色ならばプラモデルとして充実した物になる、というところを目指しています。
なにがなんでもCGと同じ色にする、ということではなく『プラモデルとしてのOT・ライデン』にふさわしい色になるよう、『色をコンバートする』というイメージでしょうか。わかりやすいところとして、赤に関しては顔料で青味を加えるとくすんで汚らしくなってしまうので、あえてディフューズカラーを基準にした若干朱色寄りの赤に指定しました。この色は安定した良い発色をしてくれますので、無塗装でも立体物として気持ちの良い色になっていると思います。ですから組むだけでも十分格好良いOT・ライデンが手に入るのですが、だからと言ってこの色がプラモデルとして『ただ一つの正解』というわけではありません。
ここから更に青パールをかけてCG風の色表現を目指してみるもよし、クリアー研ぎだしでピッカピカの鏡面仕上げにしてもよし、逆に半つや、つや消しでCGとは違った表現をしてみるもよし、もちろんまったくのオリジナルカラーもいいですね。模型の楽しみ方は様々です。自分だったら…ガサガサのジャーマングレーのつや消し +ダメー ジ表現とかで重戦車みたいなイメージで作ってみたいですね。とか言ってると、本当に作ることになりそうでアレですが(笑)
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原型監修ウラ話(ライデン DNA SIDE編)第二回(後編)
セガAM3研の森氏とコトブキヤバーチャロン企画担当の根本によるライデンDNA SIDEの「原型監修」のウラ話。
前編の『OT・ライデン25メートル説』は衝撃的でした…
…前編からの続き
森/でまぁ、かなりの大きさ&ボリュームなんで「これいくらで売ればいいんだ?」って話にもなったわけだけど。商品仕様の決定も含めてね。
前回のお話にあった1/100スケールの基準となったハセガワの「テムジン747J」とコトブキヤのOT・ライデン(原型)とのボリューム比較。ライデンがいかに大きいかお分かりいただけるだろうか…
絶賛発売中のハセガワのバーチャロン・シリーズはこちらをご覧下さい>>
根/僕も『模型&バーチャロンファン』ですから、もうフルギミックの商品を夢見ちゃったんですよね。バイナリーロータス展開!アーマーイジェクト!カメラアイ発光!専用ベース付属!もちろんフラグメントクローも!って。とにかくアイディアレベルでは考えられることは全部出しておこう、と。せっかくの機会なんで最初からあまり夢の無い、現実的なところからのスタートにはしたくなかったんですよ。
森/「本当に無茶言うわぁこの人」、って感じだったよね(笑)とは言え全部やったらそれこそ2万円オーバーコースだし、安くするにも限界はあるし、って感じでかなり考え込んだよね。
根/そうですね、予想以上にボリュームがあると分かったのが原型として出来上がってきてからだったので、その時点で仕様の見直しを迫られましたよね。プラモデルとしてある程度の価格に落とし込むには『カメラアイ発光』とか『専用ベース付属』については早々にあきらめざるを得ませんでしたね。『色分け分割』についてはコトブキヤの商品の売りとして貫きたい部分ではあったし、『バイナリーロータス』はライデン的には必須だろうということで、その他の要素に関しては付加的なものを省いていって、出来るだけ買いやすくを目指しました。最終的に7800円っていう価格が「買いやすいでしょ」とは言いづらい部分はありますけど、なんとか商品仕様と価格のバランスは取れたんじゃないかと思います。あと今回、プロポーションというか形状的にはハイエンドCGと同じという部分で良い評価をいただけてますけど、それだけに頼らず『プラモデルとしての価値』を高める努力も気を抜かず続けていかなければいけないな、と強く思っています。
森/うん、それって大事なことだよね。…でもやっぱこの値段って、現実的には必ずしも簡単にポンと出せる額ではないんだよね。絶対良い商品にするから、本当は少しでも安くしていろんな人に手に取ってもらいたいんだけど。それでもね、どこぞのとある掲示板に「小遣い少ないけど一日100円づつ『ライデン貯金』してる。買えるように行動するのは楽しい」って書き込みがあってさ…。高くなっちゃって申し訳ないなぁ、と思ってたけど、こんな風に考えてくれてる人がいること、そしてたくさんの人が10年も前のゲームのキャラに対して熱い思いを持ち続けて、プラモが出るのを本当に楽しみにしてくれてるのが嬉しくってさ、つくづくありがたいなぁ…と…
根/本当にそうですよね。 僕も気が引き締まる思いです。
森/…みなさん、本当に長い間バーチャロンを愛して下さっていて、ありがとうございます…
根/…森さん、泣きそうになってませんか?
森/最近歳のせいかねぇ、こういう『人の想い』みたいなのに弱いんだよ…
根/『らしくない』ですよ~
森/う、うるさい!悪かったな!じゃあ、お前が泣け!!
根/え!?あ、は、はい~!……(泣)
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原型監修ウラ話(ライデン DNA SIDE編)第二回(前編)
今回もセガAM3研の森氏とコトブキヤバーチャロン企画担当の根本がライデンDNA SIDEの「原型監修」の裏側を赤裸々に語ってしまいます!
森/…でな、根本君や。
根/(ビクッ)…は、はい、なんでしょう。 森さん。
森/俺はいつまでこのサイトに登場すればいいわけ?
根/え、だ、だって『セガAM3研全面協力』じゃないですか。それに僕一人でこのサイトやって行くのも心細いですし!
森/む!?…まぁ確かにそうでもあるんだがな。
根/まぁ良いじゃないですか。 このサイトの『ナビゲーター』ってことで、一緒に盛り上げてくださいよ!!
森/あぁ、ナビゲーターね、なるほど。(やっぱり巧く乗せられてるような気が…)
根/ところで今回のOT・ライデンなんですが、実際1/100で原型を作ってみて思ったんですが、すごく大きい(約18cm)ですね。立体出力されたパーツが来たとき、「うわ、でかい!もしかしたら発注時のサイズ指定間違えたかも!」って本気で冷や汗かきましたよ(笑)ライデンって肩まわりのボリュームでより大きく見えちゃいますしね。 っていうか、約18メートルって設定だったんですね。 初めて知りましたよ。
森/実はオラタンの機体って明確な身長設定って公開されて無かったんだよね。 Ver5.66の製品ポスターで全機並べた絵が公開されているけど、あれはあくまでイメージだから。
で、プラモデル化するならちゃんとしなきゃってことで今回オラタンの全機体分のフォローをしたんだ。それで基準にしたのがハセガワ製の747テムジン(頭頂高約16cm)。747と707は身長同じって設定(実はそうなのです)だから。あと、OMGの機体は身長設定の数値が出てるからそれを参考にしつつ、ゲーム中のイメージも取り入れて決定したのよ。実際にハイエンドCGモデルを並べて各機体のバランスを見ながらね。で、OMG・ライデンが約18メートルだから、OT・ライデンがそれより小さいってことはないだろう、ってところから現在のサイズに決定したわけだけど、実際立体になったのを見ると凄いボリューム感で想像以上の迫力だったよね。
根/フェイ・イェンあたりではとても勝てそうにない、って位ですね(笑)それにしても、同じ作品に登場するメカでこんなにボリュームが違うものが共存してるのも珍しいですよね。
森/そこは元が『ゲーム』だからね。 ゲーム中のライデンの基本姿勢は、凄く腰を落として腕も深く曲げてる。その姿勢でテムジンとかより大きく見えるようにボリュームを調整してるから、直立すると実は凄く四肢が長くて身長も高くなるってわけ。実はゲームモデルでは本当は18メートルどころじゃなくて25メートル位あるんだよね(笑)さすがにそれはゲームとしてのディフォルメだから気にすることは無いんだけど。
根/…25メートルじゃなくて良かったですよ(汗)
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